今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

不徳の致すところ

2007-11-23 12:02:07 | 日記とか


昨日のことです。
出かけるためにバスに乗った
後ろの方の席が空いていたので後ろへ行ったら

「あれ?何で席が空いてるのにみんな立ってるの

という状態に。
後方の席に座っていた女子大生風の女の子が発作を起こしたのだ
バスはバス停を発車した直後だったけど、「スミマセ~ン、停めてください」と乗客が叫び、バスが停車

女の子は痙攣していて口から泡を吹いている。
私は初めて遭遇したけど、多分てんかんの症状なのでは?と思った。
乗客が口々に「救急車」と叫んだ。
おそらくほとんどの人が携帯を持っていたと思うけど、運転手さんに無線で連絡してほしいのか、誰もかけようとしない。

私も…

そうこしているうちに一番前に座っていた中年サラリーマンが携帯で消防に救急車を要請。
女の子は激しく体を震わせてついに意識を失ってしまった。
携帯のサラリーマンが女の子の様子を消防に伝えていて、乗客が口々に消防の質問に答える形で「今倒れました」とか「意識がない」とか「息はしている」とか叫ぶ。

結局後続のバスがバス停に近づいて乗客たちは「後ろのバスに乗っていいですか?」ということになった。
後ろ髪引かれる思いだったけど私も含め乗客は全員後続のバスに乗り換えた。
バスには女の子と運転手さんだけが残り、救急車の到着を待っていた。
その時には女の子は意識が戻っていて口が聞ける状態にはなっていて、乗り移った乗客たちは「意識が戻ってよかったですね~」「あの子の真後ろに座ってたからびっくりしたわ」とちょっとした知り合いになっていた。
うん、ほんと良かった…。


でも私、結局何にもしなかったよ。
できなかったんじゃなくてしなかった。
最初、発作を起こした女の子がいるとわかった瞬間に、後方に移動した自分を呪ったし、私も携帯を持っていたのに連絡しなかったし、体を支えてあげたりさすってあげることもせず、ただ遠巻きに見ていただけだった。
心配してるふりをして…。
オバサンや女性も結構乗っていたけど、連絡したり介抱してたのは全員中年男性だった。

もし私のブログを読んで私をいい人だとイメージしてくれていたら期待を裏切ってもうしわけないけど、本当の私はこんなヤツです
怖くて手が出せなかったとか、どうしたらいいかわからなかったとかいうことじゃなく、関わりたくないって思った私。
自分の娘だったらどうだったろう…。
誰も助けてくれなかったら…後からそんなことを思って、その場を早く離れたいと思った自分にますます落ち込んだ
ゴメンネ、ほんとうにゴメンネ

ほんとうにゴメン…。

 

 

 

 

 



 

コメント (4)
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