マイセン磁器展の300年@サントリー美術館(六本木)
一昨年ドレスデンへ行ったとき、マイセンまで足を伸ばせなかった。
ツヴィンガー宮殿でも見ることができたが、
生産地へ行かなかったことには、悔いが残っていた。
さて、今回の展覧会は、マイセンからはるばるやって来た大物磁器もあって、
なかなか見応えがあった。
高級食器としてだけ接するマイセンではなく、
日本や中国の白磁に憧れたヨーロッパの王侯貴族の執念や、
技術開発に対する情熱を、やっと理解できたように思う。
色彩やデザインの変遷も興味深かった。
磁器の動物や人形もあって、これがとても良く出来ている。
特にケンドラー作のコンゴウインコは素晴らしく、
隣に展示してあった別の製作者(キルヒナー)のオオヤマネコが可哀想なほど。
いや、それとて立派な作品なのだが・・・・。(猫に見えない。)
人形(フィギュリン)の方は、あちこちの美術館や博物館で見ていたのだが、
今一つ価値や美しさが解らないでいた。
あれは華やかな宴席でテーブルを飾るものだったのね。
ザクセン・ポーランド王アウグスト強王が、
自分がいかに素晴らしい白磁を持っているか。
その素晴らしい白磁に、美しい彩色を施す力と技術(工場)を持ち、
そのテーブルウェアで客を饗し、力を誇示し(ってか見せびらかし)・・・。
今回は何だかその様子が想像できて、パァーーーーッと世界が広がった気分。
ドレスデンで見たときは、ダンナも一緒だったんでじっくり見ることが出来ず、
いや、何よりも予備知識があまり無かったので、
その素晴らしさが理解しきれなかった。
今回はイヤホンガイド¥500投資したのでバッチリ。
いやぁ~、いいもん見たわ。
そしてランチは、
フォーナム@ミッドタウン
そう言えば最近見ないね、フォー!の芸人さん。
大盛りサービスやってて、野菜大盛りを選びました。
(麺大盛りは、ダイエット週間につき、自粛。)
生春巻きとロータスティーがついて¥980
六本木でこれはコスパいいですよね~。
美味しかったし。。。
実は、美術館の半券を見せると割引されるサービスも他店であったんですが、
私は誘惑に打ち勝ったのだぁーーーーっ!
天丼¥3,696→¥3,179・・・とか、
トンカツ屋さんのソフトドリンクサービス・・・とか、
イタリアンのスパークリングワインサービス・・・とか・・・・・・・
揚物の誘惑にはねぇ、サービスがなくても負けやすいのよ。
偉いわ、ワタシ。(褒めてーーー!)