前回までで、壊れたものは大きな葛籠スーツケースと、腕時計
な~んだ、ちゃんと世界遺産も観てるし、ぜんぜん大丈夫じゃな~い
と思った方、ぶっ壊れはこれからが佳境。本番。山場ですじゃ。
言わば、これまでは前振り。
悲しい現実がこれから繰り広げられるのだーーー。
さて、世界遺産山歩きからホテルに戻って、
シャワーでも浴びりゃいいものを、だらだらごろごろしてるうちに夕食の時間。
ダンナから招集がかかって、初日の焼肉屋へ大勢で出かける。
私以外は野郎どもばかりだから、肉肉肉肉食~べ放~題
ビールも飲んで、お腹冷え冷え~。
なんとなく、ここらで嫌な予感がしてきた。
トルコの再来か!
カッパドキアの苦行
部屋に帰ってから、あったかいお茶を飲み、お風呂でゆっくり温まって寝た。
朝まではなんとか大丈夫だったのだが、、、、
目が覚めたとたん、壊れました。
いわゆる、お腹急降下。
はい。ここからしばらく下ネタが続きます。
それでも意地汚く、朝食に行く。
食べても直通な感じ。
そう言えば昔、今は亡き伯母(父の兄嫁)が、
「食べたものは、必ず通す!戻すなんてもったいないことはしない!」
と言っていた。それか?それなのか??
午後は全体遠足があるのに、行けるのか不安になってきた。
でも、街の世界遺産をどうしても観たい!
薬はいつも持ってくるワカ末を忘れ、
とりあえずビオフェルミンと胃薬で凌ぐ。
じゃあ、午前中は部屋で寝てなさい!
へ~~~~い。
まぁ、そうは言っても、トイレに呼ばれるしで、
そうそう寝てられるもんでもない。
ネットサーフィンにも飽きたので、
スーツケースのガムテープ修理をやってみた。
要するに、抜けなきゃいいんだから、
伸ばしたところで止まるようにして、
縮めることも出来るように工夫した。
我ながら自信作。
それにしても、ふくらはぎが冷えるとゾワゾワっとしてくる。
ホテルのトイレがウォシュレット付きだったのは、すっごぉーーーく有り難かった。
お昼の時間になったので、これまた意地汚く、ランチ会場へ行く。
ホテルからは会議場を経由して10分は歩く。
会議場でもトイレに寄って、ランチ会場の別ホテルへ。
この日はサンドイッチと果物とジュース。
半分食べて、そこでもトイレに行き、
自分のホテルにも一度戻って、、、、
バスに乗る前もトイレに行って。。。遠足へGo!
なんかお腹に爆弾を抱えてる気分。
それでも、「望んでないデトックスは完了!」
又は「大腸内視鏡検査で準備完了。いつでもOK」ってな状態だったので、
しっかりお腹と腕を冷やさない格好で行けば大丈夫かな?
遠足は二日目に国立慶州博物館と私が道に迷った大陵苑と瞻星台など。
博物館は古墳の副葬品がメイン
獅子
大陵苑には新羅時代の古墳が23基あるそうだけど、
内部が公開されている天馬塚を見学
白樺の皮で作られた馬具に翼の生えた白馬が描かれた天馬図が出土
古墳だらけ
瞻星台(善徳女王の時代の天文台)
復元された月精橋
慶州校洞崔氏(朝鮮時代の大富豪)の居宅
女子供の居住部分
どこも見応えがあるんだけど、時々トイレに呼ばれるのと、
これだけの所を回るのに時間が短くて、
あと、ガイドさんの英語の説明を聞くのに必死。
売店とかに寄る暇もない。
そもそも、日本の観光地みたいなお土産屋さんが無い。
大陵苑に入る前に慶州パンのチャリポリパンか、本家?皇南パンを買いに行きたかったよぉぉ~。
(そんなこと、お腹が許したのか??)
とにかく、まあ何とか暴発は防げて、会議場まで帰り、
ホテルでちょっと休んでから、ディナー。
今回の例だと期待できないかな。。。
つづく