先週に引き続き、今週もご近所文化活動。
美術館では桂盛仁の彫金
ふるさと文化館では幕末in練馬
どちらもチャリチャリっと気軽に行けるのが嬉しい。
そして、その内容が素晴らしかった。特に彫金。
祖母が彫金を趣味でやってたので、興味はあったのだが、
有閑ばあちゃんのやってたこととは天と地どころか、天国と地獄。
まぁああああああ~、こんなに精巧で美しい。デザインと技術に圧倒される。
今まさに動き出しそうな昆虫や蛙の帯留め。
カミキリムシやカブトムシは甲虫類の硬質な形や色をリアルに再現しつつ、美しい。
鳥たちはどれも愛らしい。
香炉や香合はどこかモダン。
鯖の帯留めも銀の皮目が美しい。
いつまでも観ていたい。飽きない!
母を誘ったので、お昼は味三昧
彩御膳
これで1200円はお値打ち。
ママ~♪う~うぅぅ~~~♪
(ご馳走様~!)
さて、別の日は、幕末in練馬展
こっちはこっちで興味深い事。練馬が幕府の直轄だったって知らなかったよ。
長州征伐遠征の援助とか、台場を作る時の物資とか、いろいろやってたんだなぁ。
前に見た芳年の血みどろ浮世絵にも再会。
やっぱ他と比べてもセンセーショナルだよねぇ。
で、お昼ご飯は
満州うどん@エン座(ふるさと文化館)
直木賞作家 檀一雄氏へのトリビュート饂飩
長男のエッセイイスト 檀太郎氏のレシピで作られた。
饂飩のには八角風味のもつ煮込みがかけられ、
刻み玉ねぎ、パクチーがたっぷり。
お酢を少し垂らして、うまうま。
身体の中からあったまる香辛料で、元気に寒風の中をチャリチャリっとな。
幕末展で知った三宝寺の勝海舟邸宅長屋門へGo!
勝海舟邸宅は港区にあったのだが、練馬区にあった兎月園というレジャー施設に移され、
さらにそこが閉園になって、今の石神井公園の三宝寺に移されたそうだ。
立派な門だ~。べらんめぇ!
三宝寺御成門
本堂
根本大塔
久々のプチトリップで楽しゅうございました。
次のお楽しみは月末からのラリック展
練馬区、偉いわ~~。
そこに精巧に作られた独自の世界。
本当に、私も口が開いていたかもしれません。
ため息がたくさん出ました。
味三昧のランチはお値打ち。
ラリックの時も食べに行こうと企んでいます。
拝読しただけで美しい。
口が開いたままになりそうです。
こんなに美味しそうなのに、1,200円に驚きました。
ラリックも期待大ですし、本当に練馬区頑張ってますね。
行かれたら先にVideoを観ることをお勧めします。
作品がどれだけ緻密に、思いを込め、時間をかけて作られているかが解ります。
私はVideoを観てから、もう一周、全作品を見直したくらいです。
シルバーチケット、いいですね。どんどん行ってください。
ラリックも期待したいわ。
70歳になるとシルバーチケットいただけるのですよ~。