今日は来往舎
慶応大学日吉校舎で、作曲家の友人が所属するグループの新作コンサート。
邦楽の楽器=三味線、琵琶、尺八を主に使った現代曲。
解らなくて寝ちゃったらどうしようかと思ったけれど、
どうしてどうして、作曲者の魂を込めた曲が、
三味や打楽器の響き、歌声を介して心に迫り、
眠くなっちゃうどころか、ずっと聞き入っていた。
曲間のマイム演技もおしゃれで素敵。
友人の曲は、詩『THE OAK TREE』をケセン語に翻訳したものの朗読を織り込み、
震災にあわれた東北の方々に寄り添う作品。
力強くもあり、優しくもあり・・・。
とても面白く心地よい催しでした。
感じられる、観客。
いい巡り会わせですね。
ガラス張りでオープンなスペースなので、
木々が見えて陽も入り、自然と一体化したような会場だから、
ホールのような密閉された環境よりも良かったように思いました。