カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ニセ科学でもいい!

2008-07-23 00:37:08 | スイス

下方にマイナスイオンの発生源が!


あ!船が呑み込まれる・・・


学会の遠足でラインの滝にやって来ました。
ライン川は、ドイツの河下り観光で有名ですが、
滝はここ一か所しかありません。
春から今頃は雪解け水で水量が増え、
落差はあまりないのですが、近くに寄ると迫力があります。

対岸から出発した船は、
滝の真ん中にある岩(島?)に停泊し、
人は旗の辺りまで上ることができます。

滝の上からアクセスすると、
滝の真横に行くことができます。


さらに下に降りると、水しぶきをかぶる!!
クリックで拡大)



ここも、2度目です。
私は何度訪れても気持ち良くて大好き。
スカーっとします。
(何度も来たのでもういい・・・と仰る方もいたようですが。。。)


看板に日本語もあります。(クリック拡大)


滝のマイナスイオンってニセ科学なんですか?
スカッとするのは、自然環境や、
滝の水しぶき=水の気化による冷却効果による爽快感
なんて説もありますが、
あたしゃ、寒い時期に行ってもスカッとしたんですよ。
そん時は、暮れるのが早くて、天気も悪かったしさ。
それでもスカッとしたんだ、べらぼーめ!

マイナスイオンじゃなくてもいいけどさ、
スカッと効果は滝にあり!

またチャンスがあったら行ってやる!
↑こればっかりや。。。



もう厭きた?まだもう少し続きます。








懐かしい場所

2008-07-21 00:28:41 | スイス

ザンクトガレンのカテドラル


抜けるような青い空・・・
暑い!!

ザンクトガレンには、一人で行ってきました。
チューリッヒから列車で1時間ぐらい。
ここには十数年前に母と来ていますが、まだ寒い季節でした。
そのため、2度目の今回、だいぶ印象が違います。
こんなに明るかったっけ??


内部後方のパイプオルガン


前方の内陣


(↑2枚はクリックすると拡大します。)
内部の装飾が美しいこの教会は、
その美しさ故か、入ると心が安らぐ気がします。
教会はミサのとき以外は椅子も空いているので、
疲れた足を休めることもできます。
座ってボーっとしていると、外の喧騒を忘れます。

でも、一番再訪したかった場所は、図書館です。
内部は撮影禁止なので、画像はありませんが、
ココココに出ているので、興味がある方は見てください。

最初に来た時は、世界遺産になってたかどうかも?
何も知らず、とにかく「美しいらしい」ってだけで訪れたのです。
そしてその図書館の素晴らしさに圧倒され、
ボーっと佇んだだけで帰ってきたのでした。

今回も似たようなもんですが、
明るかったので、書架の本の背表紙を見てみたり、
椅子に座ってゆっくり床の寄木模様を見てみたり、
修道士たちが学んでいた時代を想像したりしてみました。

でもね、一番想像しやすいのは、
ハリーポッターの魔法学校の図書室
何となくなんですけどね・・・・フフフ。



次回は・・・マイナスイオンはニセ科学?


熊の街Bern

2008-07-19 23:28:48 | スイス

おや?クマの親子が川で鮭を狙っている。。。


違います。
ここはスイス首都のベルン。
旧市街を囲むアーレ川の堤です。
ベルンは語源がベーレン=熊だそうで、街のシンボルになっています。


熊ちゃん


クマ園があって、元気な熊ちゃんがいました。


アーレ川と街並み


高台のバラ園より臨む


安野光雅さんの絵みたい・・・。
旧市街全部が世界遺産になっています。


水飲み場の彫像にも熊ちゃん

(クリックで拡大)

建物のファサードにも・・・


有名なからくり時計塔

(クリックしてね)

あんまり派手な動きじゃなかったです。
ちょっと肩すかし。



さて・・・

この人は、物理屋さん


ここはどこかと言うと・・・
一石さんの生家


アインシュタイン・・・ツヴァイシュタイン・・・ドライシュタイン・・・
馬鹿な冗談を言ってヘラヘラしてたのは私。
相対性理論のアインシュタインが住んでいた家です。
これもあって、ベルンに行ったって訳です。

(アインシュタインは、アイン=1、シュタイン=石と訳せます。)
(上の冗談は、一石・・・二石・・・三石・・・)

川向うに、アインシュタイン博物館もあって、頑張って行きましたが、
なにしろ私には理解の域を超えている。

エスカレーターやボールのバウンドを例にして、
解りやすく展示してあるんですが、
じぇ~んじぇんダメ!
解るように説明してくれる連れもいるんですが、
思考がフリーズしちゃうんですね。

E=mc²

何ですか??
入館チケットのシールが空しく残ります。

帰りの列車でもずっと考えていたのですが、(意外と真面目)
いつの間にか眠りこけてました。
(高校の授業中と同じじゃん!)



この日は、高台のバラ園まで登り、
教会の塔にも上り、
足のヒラメ筋パンパン!!
帰ってから湿布両足で8枚、貼りまくりましたとさ。
楽しかったけど、頭と足両方に辛い1日でした。
へとへと~~~。


次回は、もう一か所の世界遺産


裏スイス

2008-07-17 23:14:42 | スイス

警告


スリに注意!

チューリッヒ中央駅の待ち合わせ場所頭上に下がっています。
この絵のオブジェも反対側にありました。

中央駅は大きく、どん突き駅です。
(正しくは何て言うんですかね?行き止まりで、列車はここで折り返します。)
国際路線の列車も乗り入れているし、たくさんの人が行き来しています。
そして、列車の時間や番線を気にしたり、
これからの旅に思いを馳せたり・・・。
気がそぞろになっているところを、スリが狙います。
長い指、鉤状になった指・・・各国語で表示されている。

こういう表現って面白いと思いました。
私は、ヨーロッパ(主にドイツ語圏)に慣れているので、
だいたい注意深く行動する方ですが、
それでも、改めて「注意しなくちゃ!」って、気を引き締めました。

   

さて、今回の短い滞在期間にドイツに住む叔母を訪ねました。
片道2時間で行ける場所なので、国際切符を買い、
Basel(バーゼル)で乗り換えて、日帰り旅行。

この叔母には、昔、
「チューリッヒは犯罪都市なんだよ。」と言われたことがあります。
彼女はいわゆる刑事ものが好きで、ドイツでもドラマをよく観ています。
そうすると、犯人に絡む場所がチューリッヒってのが多いそう。

国際線の入る駅だし、空港もある。
=高跳びしやすい。
実際にはどうか知りませんが、
駅の周辺の一部地域には危ない地域があると聞きました。

もちろん国や警察では、そんな状況を野放しにしている訳はない。
10年以上前に危険と聞いた地域も、再開発されているようでした。

   

さて、話を戻しますが、
叔母を訪ねた後、夕方発のICE(インターシティ・エクスプレス)に乗りました。
自由席だったので、空いている席にボーっと座ると音楽が聞こえる。
???
列車内は静かなはず。
前の席のお兄ちゃん達が、レゲエをデッキで聴いている。
でも、誰も何も言わないし、
そのゆる~い音楽が嫌じゃなかったので放置。

この列車、私が乗ったフライブルクから次は、
スイスのバーゼルドイツ駅に停まる。
(ややこしいが、バーゼルは国境都市で、駅はドイツ駅とスイス駅の2つがある。)
そこまで1時間弱。
ドイツ→スイスの場合、ドイツ側の国境警察が先に見回り、
次にスイス国境警察が見回る。
パスポートを提示させたり、荷物検査をするのだが、よっぽどでない限り素通り。
(特に、私のような見るからに善良そうな観光客はね。)←異論認めません。

ところが!

よっぽどの事が目の前で起きた!

レゲエのお兄ちゃん達、(2人)の前に、
ドイツ側国境警察(略してDP=ドイツ
ポリツァイ)トリオが来て、
"Ausweis bitte."(アウスヴァイス・ビッテ)と言った。
ところが、ラテン系人種らしくて、解らなかったのか、反応が無い。
もう一人が"Passport."と言ったら、やっとのろのろと出した。
怪しい!と判断したのか、女性DPが携帯で照会。
「薬、持ってないよね・・・?」と男性DPは、一応軟らかく聴いている。

この時の私は、後ろの席でパタパタとしっぽを振っていて、
好奇心を抑えるのに苦労していたのは言うまでもない。

結局、お咎めなしで、解放。
ケルン(北ドイツ)で、レゲエ大会参加していたんですと。
ふ~~ん。



しばらくして、今度はスイス国境警察(SP)の若い2人組がやってきた。
一人は顔がいい金髪。
私は、こういうのが来ると、絶対に身構える。
見るからに容姿と仕事に自信があり、いけすかないタイプ。

こいつ、レゲエ兄ちゃん達を見ると、早速食いついた。
「パスポート見せて」(ここまでは普通)
そして、

"Wo ist marijuana?"(ヴォー・イスト・マリワ~ナ?)
(マリファナはどこにあるんだ?)

いきなりですかー!?(私の心の声)
それも何度も何度もニヤニヤ
笑いながら聞いている。
兄ちゃん達、ピーンチ!
でも、逆らいません。
CDデッキの電池入れまで開けさせられ、
着ている物もポケットチェック、ボディーチェックは勿論。
靴も脱がされて、靴の裏までチェック。
(あ、靴下に穴が。。。)
バックパック(大きなリュック)や寝袋も・・・。
15分以上は調べてた。でも


結局、
何も出ませんでした。

お兄ちゃん達は、こういう扱いに慣れているみたい。
SPが悔しそうに、諦めて行ってしまったあと、
「やれやれ、仕方ないな・・・」みたいな感じでした。

私としては、あの天狗SPの鼻が折れたので、
ちょっと気分良かったです。

   

でも、スイスは自然豊かで美しい国と言うだけではないと、
ここでも改めて認識した次第。

入ってくる薬を防ぎたい。
(行きのドイツ入国はフリーパスだった。)
スリだって何だって、事件は起こさせたくない。

厳しい姿勢の一端を見た思いでした。

次回は、世界遺産観光です。


スイス料理と言えば!?

2008-07-16 20:18:16 | スイス

これでしょ!


フォンデューを期待した方、ごめんなさい。
夏なので、鍋ものは敬遠しました。
チーズものですが、私達のだ~い好きなラクレットです。




馬蹄形のお皿が素敵。欲しくなりました。
これで1人前100gです。




ワインはお勧めのドライから選びました。
よく見るとアウスレーゼですね。
遅摘みなのにドライ。ドイツワインとは違うにゃ~。
スイスワインって、美味しいのと日本で出会いにくいから、
現地で楽しむのは私的にには贅沢なんです。


ジャガイモは保温用小袋に入って・・・


小さなジャガイモにトロ~ンとね


ところで、100gで何枚あったのかしら。
私は1枚をジャガイモ1個に掛けて食べたいたのだけど、
最後の方で苦しくなってきた。
ダンナは
「バッカだなぁ~。2枚で1個よ。食べきれる訳ないじゃないの。」
と冷静なご判断。
だって、おイモ、小さいんですよ。
最後の方は、ご助言に従いましたが、早く言ってくれ!

これでも最小単位の量でして、ハム付き100g。
他のは120g~180gで、
食べきれる訳ないでしょ!!

因みに、チーズフォンデューは一人1鍋でサーブされてました。
昔は2人でも1鍋だったのにな~。
(その代り、鍋が大きかった。)


お店の外観“Restaurant Swiss Chuchi”


ウシ君がお出迎えしてくれます。


ウシ君はかわいいですが、店長と思われる人は可愛げが無いです。
でも、プロの仕事をします。
そういう人を、ニカッと笑わせるのが、私の趣味です。
一応、「また来てね。」と言っていました。

またいつか来てやるぞ!