エビスビール記念館
試飲付きツアーには間に合わず。
「カンパ~イ♪」の声が響きわたってました。
いいもん。
内田百間や夏目漱石が「麦酒は恵比寿」って書いてたのを読んだだけでも満足だい。
お城でディナー
ご招待にて、ごちそうさまでした。
パン、フレッシュハーブティー、フィンガースイーツがワゴンで出てきたのには驚き。
選べないやんけ!
全部!って言えない。お腹いっぱい。
コレステロールも中性脂肪もプリン体も何もかも忘れた。
今日からひたすら脂抜きだ~。
めったにお目にかかれないお料理。
なるほど、この組み合わせで作るのね。。。と参考になるものもあった。
グリーンカレーソースで海老フライ(いや、フランス料理なんでフライじゃないけど)かぁ。
海老のグリーンカレーをお気取りにフランス風にするとこうなるのね。
メインのお肉は2口サイズにしても私には重かった。
もう霜降りのお肉は食べられない身体になっちゃったのね。
お酒も気をつけて少なめにして、
帰ってすぐ胃腸薬を飲んで。。。
去年に比べて大人になったものよ。
ハッハッハッハッハ!
ゆっくり起きた朝、相変わらずの風景。
これを見るのも今日が最後だ。
お腹はまだ本調子ではないけれど、
朝食を食べる元気は戻った。
ホテルの朝食はけっこうお気に入り。
ダンナは玉子2個で作った、具全部入れのオムレツとパンケーキ。
その場でコックさんが作ってくれる。
私はまだ用心して軽くサラダと魚肉ソーセージ、ハムなど。
パンもちゃんと食べて、スイカ、メロン、ヨーグルト!
なにを用心してるんだか??
東京への飛行機は夕方発なので、
2時頃までゆっくりできる。
チェックアウトを延ばしてもらい、
私は部屋でネット三昧。
ダンナは、念願だったホテルのプールで泳いだり、
ジムでマシンを使ったりしてご機嫌。
ふん!良かったわね~~~。
そしてここで、あの!大きな葛篭=オリーブオイルを手荷物にし、
いざ!空港へ。
チェックインでの話はコチラ。
なんだかゆるい出国審査後、カッパドキアから戻ったT氏や、
放浪してた仲間たちとも再会。
行きも帰りも皆と同じ便なのだ。
そしてダンナは更に念願だったドンドルマを!
トルコ風に濃くしてみました。(笑)
玩ばれずに買えたドンドルマ
ピスタチオが乗ってます。
一口もらうと、味は「ミルキ~はママの味~♪」でした。
帰りの飛行機では、行きに美味しかった記憶も飛んで、
機内食は、ほとんどパス。
映画3本見てドロドロ~ンな状態で帰りましたとさ。
成田からのNEXで買ったおにぎり寿司が美味しかったこと!
日本食って美味しいね。
これで、カプメイのトルコ旅行、終了です。
読んでくださって、ありがとうございました。
以下、反省点と宿題です。
下調べは、各地の気候から。
あんなに気温が違うと思ってなかったので、
「イスタンブール=暑い」だけしか見ていませんでした。
やっぱり上着はどこでも必用。
軍楽隊は次回に絶対!
イスラム文字のカリグラフィーや楽器博物館は次回に行くぞ!
陶器とかも見ていないので、その辺もね。
今回はお買い物がメインになっちゃったけれど、それなりに楽しかったです。
なので、次に行く機会があったら、自分の趣味で歩きまわりたいです。
そして、チャンスがあれば、本物のベリーダンスのショーと、
くるくる回るセマー(旋舞)を見たいです。
それと、それと。。。。他にも行きたい所はいっぱい。
リピーターの予感です。
さぁ、絶体絶命のカプメイ、
どうなるのでしょうか!
ホテルを通じて予約してあったカッパドキア周遊ツアー、
通称グリーンツアーに出掛ける。
お迎えのバスに乗ると気球が見えた。
息も絶え絶えに写真を撮る。
夜明けを見るために朝からたくさん上がっていたそうだ。
そんなの見る元気ありません。
ツアー参加者が集められる事務所に着く。
お茶をサービスしてもらいながら、
ツアーは夕方6時頃に終わると聞かされるが、
私たちはイスタンブールに帰る飛行機の都合で、5時に終わりたいと告げる。
「問題ない!解った。」
大丈夫なのかな~?と気弱な私。
信じるしかあるまい。
マイクロバスに乗り込むと、ツアコンは濃いお兄さん。
ツアコンになるのは大変なんだそうで、
学校で国の歴史などから観光に関することを学び、
資格を取り、
あちこちで経験を積み、
今はカッパドキアで、自分のスキルを生かしているそうな。
プロだわ。
でも、そんなこた、後からダンナに聞いた話。
私はバスではひたすら寝る。
降りれば眩しい太陽ー!
クラクラする。。。
ギョレメ・パノラマ
岩だわ。。。
お兄ちゃんは、
歴史とか、岩がどうしてこんな形になったとかを話してたけど、
もうほとんどBGMにしか聞こえませーん。
次は、デリンクユの地下都市。
もうね、カメラを触る元気もなし。
暗いからISOとかいろいろ設定しなくちゃならないでしょ?
それどころじゃないの。
穴にどんどん降りていくけど・・・
要所要所に広い所があって、居住空間だったり、祈りの場だったりするんだけど、
体温調節機能がヤヴァくなってるワタクシ、
歩けば暑い、止まれば寒い。
閉所で息苦しい。
屈んで歩くから腰にも来る。
話はなんとなく聞いて、しゃがんでましたよ。
(元気なら最前線で嬉しそうに話を聞き、写真撮りまくりなのに・・・)
あ、地下都市って結局隠れキリシタンです。
備蓄もバッチリだったとか。。。
で、見学が終わって地下から地上へ。
これがまた一気に上がるんで、息が切れる。
足が痛い。
もうダメ。。。。
わずかに残った気力は絶えました。
"Are you all right?"
"No, I'm bad condition."
(ブッブー!in が抜けてますにゃ。そんな事どーでもいいの、通じれば!)
次はウフララ渓谷ハイキングです。
無理!!
昼食はハイキングの後だというので、
昼食場所に、先回りして待つことはできるかどうか聞く。
"OK! No problem."
途中で倒れられるよりいいよね。
と言うわけで、私たちはハイキングをパスして、
ウフララ渓谷を上から眺めてバスで通過。
レストランへ先回りして休憩。
ガーコちゃんがいっぱい。
グワッグワッグワ!と賑やか。
先客からパンをもらっている。
待つ。。。。
30分って言ってたよね?
まだ来ない。
1時間だった?
ハイキングに行ったTさんに「どうだった?」って聞いたら、
彼は優しいから、きっと
『たいして見るとこ無かったですよ、行かなくて正解です。』って言うよね。
などと喋るうち、
他のツアーが到着。
でも私達のグループはまだ。
1時間半??
もう忘れられちゃったかと思うくらいになって、
T氏を含む私達のグループが到着。
待ちくたびれた。。。
お昼は、3種類の料理からメインを選ぶ。
ガーコちゃんが好きなパン。
豆のスープ
一応選んだ、チキンのシシケバブ
元気なら美味しいんだと思う。
でも、もう一口食べるのがやっと。
ほとんどダンナとT氏に食べてもらった。
そして、T氏の答えはだいたい予想通りだった。
「けっこう歩きにくかったんで、行かなくて正解です~。」
いい所にあるレストランなんだけどね~。。。
またバスに乗って、
何だったかな~~、穴の開いた岩山に登る。砦?
もういい。
頂上に上がると絶景なんだそうだけど、
途中で脱落。
先に降りちゃってベンチで休む。
もうこんな不調なんて、自分だって不本意よ!
お兄ちゃん、ごめんね~~~。
残りのスケジュールは、鳩のなんちゃらとお茶とお土産店らしいが、
私たちは時間切れ。
(これについても、T氏によると「たいしたことなかったです~。」だった。)
休憩所から別の車に乗り換えて、ホテルに戻してもらった。
あぁ、ちゃんと約束通り手配してくれたんだね。
ありがとう、ありがとう。
トルコ人、融通利くわ。
ホテルに戻って、預けてた荷物をピックアップして、
シャトルバスで、今度は来た時とは違う、ギョレメから近いネヴシェヒル空港へ。
(シャトルバスは、行きも帰りもホテルを通じて予約。
プライベートシャトルではなく、乗合シャトルなので、
あちこちのホテルに寄りながら客を下ろしたり拾ったりする。)
空港に着けば、遅延。
ドイツ人ツアー客をボーッと見ながら、過ごす。
胃腸はだいぶ良くなってきているみたい。
寒いカッパドキアから離れられるのが嬉しかった。
因みに往復とも軽食が出る。
行きは食べたけど、帰りはひたすら寝てたのでパス。
そして、
イスタンブールの我が家、ホテルに戻って、
自分の薬を飲み、
シングルベッドでぐっすり寝たのでした。
つづく
表題に偽りありですね。
ネコ旅@カッパドキアです。
野外博物館から帰る道はとっぷりと暮れて、
街に戻って夕食なんですが、
なにしろリサーチが悪くて、
どこで食べていいか分からない。
私はホテルでもいいかって思ってたんですが、
T氏の持ってる観光書に出ていたレストランへ行くことに。
謳い文句は「主婦が作る料理」・・・
どうなんだろう。
ここもホテルをやってるようで、
食事する所は外のテラス。
ううう~む、暮れたら冷えてきた。
ってか、ちと寒い。
それなのに、とりあえずビール。
予約してコースを食べるのが良かったみたいだけど、
アラカルトでポチポチ頼む。
セットを頼んだT氏のメゼ(前菜)
定番の葡萄の葉包みなどが並ぶ。
スープ
あ、マントゥ(トルコの餃子)がある♪と思って頼んだら、
ヨーグルトが掛かってて、あまり熱くもない。
う~む、こんなのなのか・・・モグモグ・・・
暗いんで何やよう分からん。
ケバブだったかも。
バクラワ
焦げてるやん。。。
チャイ
予約してれば、名物つぼ焼きケバブが食べられたようで、
素焼きの壺で作られたケバブがテーブルまで持ってきて、
客が壺の口をナイフで割って供するシステム。
あちこちのテーブルで歓声が上がってました。
ううう、リサーチ不足を呪う。
それにしても、すっかり冷えてしまった。
こんなに寒くなろうとは思ってなかったので、
半袖一枚に薄っぺたいショールを持ってるのみ。
ホテルに戻ってお風呂で温まったはずなのに、
疲れてソファーでうとうとしてる間に、また冷えてしまった。
風邪引くかな・・・
と思いつつベッドへ。。。。
しかし、
ダブルベッドは甘くなかった。
隣が寝返りをうつと振動が伝わる。
隣がいびきをかけば、もろに聞こえる。
隣が布団をかけ直せば、こっちが引きずられる。
端っこに寝れば、布団からはみ出して寒い。。。
そして、
お腹が痛くなってきた。
寒い。
痛い。
眠れない。
気持ちも悪い。
薬がない。(イスタンブールに置いてきてしまった。)
どうしよう。。。
苦しみながら夜が明けた。
ダンナの「おはよう」の声も聞きたくない。
朝食?食べられるものか。。。ぐるじい・・・・
朝食をパスして、寝ている。
あぁ、今日はカッパドキア観光ツアーなのに。。。行けるのだろうか。
とりあえず、もう帰国支度でカッパドキアに来ているT氏の薬、
ビオフェルミンと胃腸薬を分けてもらい、何とか凌ぐ。
チェックアウトしてお迎えの車を待つ間も朦朧としている。
カプメイ最大のピンチ。
この先はつづきで。。。。