カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ネコ旅@イスタンブール その11

2011-10-02 15:11:52 | トルコ

1日分を数回に分けて、毎日更新していると、
なかなか旅行記が終わらないし、
自分の記憶も怪しくなってくるので、
そろそろ1日に数回、更新することにします。

では続き。

お昼に選んだそのお店では、表から見ても分かるようにおかずが並んでいた。
なので、フードコートみたいにお皿を持って、
料理を選びながら進めるんだろうと思ったら、
ちょっと違った。

「まぁ、奥へどうぞ」とサービスのおじさんの言うとおり、
一度は席に座ったんだけど料理が分からないので、
結局自分たちの主張を通して、
直接表で指さして食べたいものを選ぶようにした。
(N夫人が写っている画像以外、クリック拡大あります。)

メゼ(前菜)を1皿、サラダバー感覚で自分で皿に取る。


揚げ茄子、ピクルス、ごまペースト、
チーズっぽいの、マカロニサラダ、
ブルグル(挽き割り小麦)のサラダ、
ヨーグルトと豆のサラダ、
なんかよく分からないの・・・

またまた出た唐辛子辛いペースト、
アジュル・エズメと言うらしい。(今ごろ調べたってねぇ。)


もちろんパンも出たけれど、
目ざとく他のテーブルに乗ってる膨らんだピタのようなのを頼むN夫人。



私は茄子の挽肉乗せ焼き


こういうの大好き。美味しい。
ほら、米ナスとか賀茂なすとかで、こういうのあるよね~。

他の人が食べてたのなんか写す余裕なし。
お腹いっぱいで、やっとこさ食べて、お店を後にします。

ヒストリック・トラムの折り返し地点テュネルまで歩くと、
広い繁華街から離れて、
新市街のランドマーク、ガラタ塔を目指します。

細い通りには小さな楽器屋さんやジュース屋さん、用品屋さんなどが並びます。

新鮮な果物を搾るジュース屋さん


値段表


カップの大きさと果物によって値段が違います。
ザクロ(pomegranate)は高いけど、
女性にはいいのよね~♪って言いながら、 I 夫人が購入。
味見をさせてもらいましたが、爽やかな酸味で美味しい。
こんなお店が近くにあったら、美しくなりすぎちゃうかも~です。

ところで、果物の名前がいろいろ書いてあるようだけど、
ザクロ以外はなんじゃらホイと調べてみたら、
よく見ると分かるのだけど、
2段がセットで上がトルコ語、下が英語表示になっている。
だからPomegranateは英語で、上のNarがトルコ語。
再下段とその上は同じじゃないけどね。
だからザクロは一番高いジュースなのね。

さて、雑貨屋さんや洋品店を見て買い物しながら、
ガラタ塔の下まで来ました。


でも、途中で寄り道が多すぎてここで時間切れ。
夜のイベントのためにホテルに帰る時間です。
(シンデレラか!)
ここは翌日に持ち越しにすることにして、
とっととカラキョイまで下り、トラムに乗って1駅、シルケジ駅から帰ります。

で、夜のイベントですが、
ホテルのホールでトルコ音楽楽団の演奏を聴きました。
ところが、カメラを部屋に忘れて画像無し。
演奏は楽しんで聴くことができました。
「日本の演歌みたい」な音楽。
やっぱりアジアなんですね。

夕食はお腹が減らなかったので私は1回パス。
翌日も頑張るぞ!オーー!!

つづく


ネコ旅@イスタンブール その10

2011-10-02 00:00:00 | トルコ

前夜のことは諦めましょう。
悲しいことは忘れて、今日も元気にレディース3人組は出発。
いい天気だ。
目的地は新市街です。

いつものように電車に乗ってシルケジ駅へ行き、
プラッチックのジュトンを買ってトラムに乗ります。
トラムは初日に食事をしたガラタ橋を渡り、
私たちは終点のカバタシュで降ります。
そこからは、フニキュレル(ケーブルカー)に乗り、タクシムまで一駅。
短い路線で、ケーブルはトンネルの中を走るので眺望ゼロです。

地上に出ると、高台にあるタクシム広場。


建国の父アタチュルクの像が花で飾られています。

ここからイスティクラル通りを下に向かって歩いて降りるのですが、
そこにはヒストリック・トラムが走っています。



イスティクラル通り


夜になると光るのかな?
イルミネーションにはレスリング世界大会のマスコットがぶら下げられています。
旧市街と違って広くてヨーロッパ的な繁華街です。

ハジ・ベキル


トルコ菓子ロクムの名店です。
ロクムは求肥のような、くるみゆべしのような、翁飴みたいな・・・
モチモチッとしたお菓子です。
いろんな味がありますが、
ナッツ入りが美味しいと思いました。

歩き進むと・・・、

ギョズレメを作るおばちゃん


ぺりょ~んと伸ばして焼いています。
ナンとかトルティーヤとかピタパンとか・・・そんな感じ。
焼けたらカッテージチーズみたいなのとかを巻き巻きします。
1つ買って3人で分けて食べましたが、うみゃうみゃ。
小腹が埋まりました。

私たちはご機嫌。
作ってるおばちゃんはずっと座って作ってるので腰が痛いとジェスチャー。
時々立ち上がって腰を伸ばしているようでした。
国は違えど、痛い所は同じね~~。

因みに、私以外の2人は年上。かな~りのオバちゃんズです。


ヨーロッパ的な建物には、パサージュ(抜けられる小路)があったりします。


そんなとこを抜けると、ちょっとイイ感じのレストランや、
セレクトショップっぽいのがあったりしました。

ちまちました道って楽しいね。
ってことで、お買い物にまた燃える3人組。

パサージュの小さいお店でスカーフを見たり、
スカーフの縁につけるレース編みみたいなの=オヤを物色したり。
「家族が作ったんだ」という言葉はよく聞きましたが、
きっと本当なんだと思う。
お姉さんやお母さん、おばさんが手仕事して、
イスタンブールにお店を持つ家族が売る。
そういう家族で役割分担して生計を立てているのでしょう。

思ったことは、トルコ人はけっこう手先が器用。
商売上手。

そして会話力もすごいぞ。
耳から入った言葉を自分のものにして使う能力に長けているように思います。

さぁ、そろそろお昼にしなくっちゃ。
あれこれ探して、やっと美味しそうなお店を見つけて入ります。

つづく