ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

マレーシア事情・ことば編

2011年10月18日 | 派遣

 今日で派遣のことは終わりにしたいと思う。 一番心に残ったことを伝えさせて欲Kl_2 しい。それは何かと言えば、「ことば」のことである。

 マレーシアはマレー人(65%)の他、華人(25%)、インド人(7%)多民族国家である。だからこの国で街を歩くと、中華街、ヒンズー街など民族ごとの居住が目立つ。むろんイスラムのモスク、やや道教色の強い仏寺、そしてヒンズー寺院が点在する。人々の暮らしに興味を持った。
 派遣のある時、現地の人と結婚して長く在住している姉妹に、多民族の暮らしについて訪ねてみた。すると姉妹は一言、「みな言葉単位で集まっているんです」と答えてくれた。

 「ことば」・・・・、なるほど中華系であっても、古くからの華人は植民地だったため英語しか話せない。民族とか宗教とかが様々であっても、普段は言葉によって人は営んでいるのだ。そうなると自然に、言葉によって属する社会が決まってくる。言葉が決め手なのだ。Word     

 神は仰せられた。「光があれ。」すると光があった。                (創世記1:3) 

 

 言葉で天地万物ができた。人は言葉によって生きる。言葉を大切に使いたい。 (ケパ)

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