あまりにも大ざっぱで、たいへん失礼な向きもあると思う。しかしあえて言うと、世界は一神教と多神教の二つに大別される。また一神教としてはユダヤ教・キリスト教・イスラム教のみが認められている。あまり知られていないがユダヤ教以降、三つ一神教があるように見えて、実はたった一つの神、それも乱りに名を唱えてはいけない「YHWH(右絵参照・・・・ヤハウェ)」神なのだ。
すると五大陸の中のアジアの東部と東南部(つまり仏教系)、中部のインド(ヒンズー教)を除くアジアと他の四大陸全部包み込んで、全世界はほぼ一神教のヤハウェ神で覆われていることにお気づきだろうか?これは先進国かどうかとか、肌の色、民族などまったく関係ないことだ。
さて一神教なるものに縁遠い日本人は、世界を覆う一神教の国々に対し、理解に事欠く前提が存在し、世界とは基本的に違和感を持つ(持たれる)のは当然のことなのだ。人と神との関係、人生の目的にそれは端的に出る。
ご存じのように一神教では自分を神にささげ、神の計画(御心)がもっとも重要である。自分の人生を自分で計画し、着実に実現させて行くことは日本では賞賛されても、他国ではそのように見てもらえないどころか、自己中心=自分のためなら何でもやりかねない恐ろしい人間に見られるかも知れないのだ。
これから世界を覆うYHWHなる唯一の神の実態を、特に主要なキリスト教の視点から、できれば数回にわたってお伝えできればと思う。 ケパ