今晩は久しぶりにドルカスが聖餐のパンつくりをしている。
聖餐のパンは継承された秘伝の製法・・・・・・なんてことは言わない。全粒粉に塩と溶かしたバターだけで作る。お湯でこねるのがコツで、しばらく寝せておいて作るのだそうだ。フ~ン、それで? しばらく生地を寝かして伸ばしてできあがり。あとはたくさん冷凍して保存するのだそうだ。
クッキーよりも簡単にできそうだ。おまけに一度に大量に制作中(写真)だ。このパンが聖餐式においては「キリストの体」になる。ぶどう酒もそうだが、食すことでキリストの体と一つになる。カトリックではミサと言って、このパン(カトリックではホスティアといって、世界共通のウエハースが供される)を食すことがメインなのである。
二十歳でバプテスマを受けた教会では、聖餐でただ一枚だけの大きな煎餅のようなパンが出され、それを手袋をした牧師が割ったものをいただいた。クリスチャンになって40年以上、いろいろな教会を見たが、正しく聖書通りにやっていたのは、初めの教会だけである。
つぎにぶどう酒であるが、聖書通り、なみなみとゴブレットに満たされたぶどう酒を、全員で回し飲みする聖餐式だけは未だ見たことがない。当然だが・・・・。 ケパ