ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

地球があぶない

2014年09月06日 | 自然

Newsweek3  Newsweekという週刊誌がある。日本の報道は某大手新聞社のように偏りがちであるが、この紙面にはそれが少ないと見ている。この週刊誌が最近、主に取り上げているのはシリア・イラク情勢と地球環境である。聖書の黙示録を知るクリスチャンとして、両方ともいわば終末のしるしとして語られていたものなので、関心が大である。聖書は二千年以上前の書物である。それが背筋が寒くなるほどの的中率であり(と言うか、外れた預言は何一つない)、それが今成就しつつあることを如実に感じるのである。

 

 最近のNewsweekの表紙を、地球環境に限って見ると、非常によくわかる。断っておくが、よく知られているようにNewsweekは全くのジャーナリズムの、不偏不党の紙面であるはずだ。それがこれほどの科学的なデータにもとづく警告を発し続けている。今は警告の段階ではなく、もはや修復不可能な最終段階に入っているとデータは示している。

 だからこれから、あるいは数年、数十年、襲い来る災害をちょとだけ、どう延ばせるか、そんなNewweek2段階なのだそうだ。よくこんな喩えを言われる。コップの中に氷を入れた飲み物がある。氷がある間は0℃に保たれているが、氷が溶けきった途端に急速にぬるくなっていく。現在北極の氷がおどろくほど減ってきていることは、これは予想をはるかに超えるスピードであること。そして最近の異常気象はそのしるしであることをあらわしている。

 確かに体験的にも、私の子ども時代とは、明らかに気候が変わっているのはわかる。CO2による異常気象、熱帯化はまず、農作物に甚大な被害を与え、遠からず世界中に飢饉が起こるだろう。食糧自給率が世界最低の日本は、膨大な死者を出すに違いない。自国民を飢えさせてまで食料を輸出するバカな国はないからである。今ですら国連によると全人類の1/10は飢餓状態である。さらに資源をねらっての戦争、解明不能で大量死に至る恐るべき伝染病が世界中に広がる……………そう聖書はあらかじめ警告をしている。


 聖書は避けられない終末を次のように語っている。

Newsweek1

●飢饉~黒い馬の登場

 通常は小麦一デナリで8枡、大麦24枡を買えるのだが、それを「小麦一枡は一デナリ。大麦三枡も一デナリ。オリーブ油とぶどう酒に害を与えてはいけない。」(黙示録6章6節)と、実に8倍も高騰するというのである。これでは貧しい者は飢えるしかない。

●戦争~赤い馬の登場

 「地上から平和を奪い取ることが許された。人々が、互いに殺し合うようになるためであった。」(

同6章4節)

 

●戦争・飢饉・獣~青ざめた馬の登場

Photo  「彼らに地上の四分の一を剣とききんと死病と地上の獣によって殺す権威が与えられた。」(同6章7節)剣とは戦いであり戦争である。死病とはエボラ出血熱とか鳥インフルエンザのような、人類がこれから遭遇するもっとも強力な伝染病と見られる。そしてこれだけで、この段階で人類の1/4が死ぬと語られているのである。

 これらは患難時代における、はじめの方、「七つの封印」の困難であって、次のラッパの時代になると、海も含めてのさらに大きな災害が来るので、そうなったら、今生きている肉体の命のことしか考えられない人々の混乱、叫びはいかばかりであろうかと思う。今から目を覚まして祈り続け、備えて行きたい。

 体は死んでも魂は生きる。人々のその魂の救いが、永遠の救いこそが、私たちが世に生きている間の使命であるから。   ケパ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする