ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

測り難い神の知恵と愛

2019年03月22日 | 聖書

本日は聖書の話。

一切のことを愛をもって行いなさい」(1コリント16:14©️2017)

この御言葉をリアルに、自分に当てはめるなら、私はアウト!判定になる。

他人と比べたらまんざらでも・・と思いそうだが、よく澄ましてみると、善意で計らったつもりでも、心の中に、自分がよく思われたかった下心を否定できない。心からの愛、善意が私には、無い! 神からのこのたった一つの戒めすら守れない私は何者なんだろうか?私は自分に希望を失う。

 

ふと考えてみると、この御言葉は新約における唯一の律法と言っていいものだ。すると同時に次の言葉がよみがえってきた。

私はかつて律法なしに生きていましたが、戒めが来たとき、罪は生き、私は死にました。それで、いのちに導くはずの戒めが、死に導くものであると分かりました。(ローマ人への手紙7910©2017

そうかぁ。自分がどんなに愛がなく、罪深い存在であるかを、神はこの律法で教えてくださった。だから私は自分に(絶望して)死に、できるのは鏡のようになって神の愛を反射するのみ。つまりはこれが「一切のことを愛をもって」と命じられた神の御心なのだぁ〜、と。

 

神の知恵と計画は、到底人の理解できるものではない。この神を褒め称える。

コメント
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