Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

同梱レンズは仕事に使えるか

2014年05月28日 | Camera


先日買ったニコンD5300は一眼レフ機としてはとても軽いので、肩から提げていてもそのことを忘れてしまう。
カメラ本体の重量は550グラム、付いてるレンズはたったの200グラムだ。
こんなオモチャみたいなレンズで写るのかなと思ったけど、さすがはニコン。中身はしっかりつくってあり手抜きはない。
それどころか、このレンズのMTF曲線を見ておどろいた。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIのMTF性能曲線図(ニコンのホームページより)

←広角側
←望遠側

とくに望遠側の性能がズバ抜けていて、10本の周波数(赤色の線)が周辺(グラフの右側)まで「1」に近い。
これは非常にコントラストが高く、画面全体にヌケがいいということを示している。

←広角側(18ミリ、絞りF13)
←望遠側(55ミリ、絞りF9)

MTF曲線の予想どおり、このレンズは非常によく写る。
中央部は文句なしにシャープだし、広角側だと周辺までかなりイケる。望遠側の周辺はやや甘いものの、コントラストは十分である。
さらに安物のズームレンズに付きものの歪曲収差がほとんど感じられない。
これはカメラ内で自動ゆがみ補正をしているのではなく、OFFのままで撮っている。

これだけ写れば、十分仕事でも使えるだろう。
あとはクライアントのまえで真っ赤なニコンをかまえる勇気があるかどうかだけだ。

最新の画像もっと見る