今年の夏は記録的な猛暑だというが、そんな中を運動に励んだおかげで、わたしはまったく夏バテもせず食欲モリモリ体調はすこぶる良い。
きょうも涼しいうちに長居公園へジョギングに行く。
公園に着くと第二競技場からクシコスポストやポルシェカポーレが聞こえてくる。
いよいよ運動会の季節か。
周回路を4周(約11キロ)、1時間かけて走る。
あと2ヶ月で21キロまで走れるようになれるだろうか。
午後からバリ島とニュージーランドのネガをチェックする。
バリの方はまったくダメだったが、ニュージーランドではけっこう良いカットが撮れている。
撮影データを見比べていておもしろいことに気づいた。
バリではニコンの一眼レフ機を使っている。
レンズはなんと20ミリ。
一方、ニュージーランドではヘキサーRFに50ミリ、サブ機としてGR-1s(28ミリ)を使っている。
今のスタイルとほぼ同じだ。
ダメダメだった北京はキヤノンの一眼レフ機で、まずまずだったモンゴルはライカ3fに50ミリとGR-1sということを考え合わせると、どうやらわたしはレンジファインダー機+コンパクト機というスタイルの方がヒット率が高いようだ。
しかもメイン機には50ミリレンズがぴったりくるみたい。
今年のネパールもM8に40ミリ(52ミリ相当)と28ミリ(37ミリ相当)の2本だけだから、これがわたしの旅のカメラだといえるかもしれない。
さらにニュージーランドのコンタクトプリントを見ていて気がついたのは、光の読み方と構図のつくり方がいまのわたしのそれと非常に似てるということ。
自分の写真なのだから似ていてあたりまえだと思うだろうが、これは写真をやっていない人にはわからない。
つまりニュージーランドからわたしはいまの写真の見方を身につけたことになる。
あえて理屈をいえば、ボケ味のよく見える一眼レフ機のファインダーよりも、素通しのようなレンジファインダー機のそれの方が繊細な光のようすがよく見えるということか。
古い写真を見なおすと、いろいろ発見があるもんだ。