Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

本当の変節期が来ているのかもしれない

2011年03月18日 | Life
だれかを攻めたり、なにかのせいにすることで弱者と同じ側に立っているような気になるけど、多くの場合それは言いわけにすぎない。
弱者に寄りそうというのは、自分がなにをするかということでしかありえない。
なにもせずに見ているだけなら、それは安全な側にいる者と同じだ。

16年前のあの震災のとき、わたしはオフロードバイクの後部座席にわずかな食糧とペットボトルをくくりつけて神戸を往復した。
車が入れるようになった時期には野外炊飯用のコンロとポリタンクいっぱいの水を持って、カップのおしるこを避難所へ届けたりもした。
また日曜日ごとに被災地の保健所へ行き、救援物資や医療品を避難所へ届ける仕事などもした。
とにかく自分のできることを精一杯やった。

その気持ちはいまも変わらないが、今回の被害は神戸の比ではない。
そのうえ原発の暴走が止まらないのだから、もう神さまや仏さまに祈るしかない。
幸い関西はふだんと変わらない生活ができているが、いつまた大きな地震が来るかはだれにもわからない。
そのまえにこの便利な生活を一から見なおす時期に来ている。

この1週間で

2011年03月17日 | Life
なんだかよく眠れないので一日中眠い。
目のまわりが重くてしばしばする感じだ。

この1週間でN大学とO大学の卒業式、P大学の入学生の個人写真の撮影をする。
式のはじめに黙祷があったり、学長先生の祝辞のなかで地震の話が出たりはするが、全体の進行としては例年どおりで、特別変わったところはない。
学生さんたちに声をかけて笑顔の写真を撮るのも同じである。
べつにそのことを嘆いているわけではない。
これがわたしの日常であり現実なのだ。

だが帰宅してテレビをつけると、目を覆いたくなる惨状が映し出される。
スイッチを切ればふだんどおりの日常がもどってくるのに、切ることができない。
見つづけることでしか、被災者や救援に走り回っている人たちの気持ちと同調できない自分がもどかしい。
なにができるのか、そればかりを問うている。

イメージセンサの大きさと画質

2011年03月10日 | Camera
LX5のイメージセンサは1/1.63型で、実寸でいうと7.9×5.9ミリくらいの大きさである。
コンデジの中では比較的大きなセンササイズだ。
一方、EOS40DのそれはAPS-C型、すなわち22.7×15.1ミリくらいである。
単純にいえば、このセンササイズが大きいほど高画質できれいな絵が得られる。
ただ、なにをもって「きれいな絵」とするのかは人それぞれだし、メーカーの考え方もちがうので、センササイズと画質が必ずしも比例するとはいえない。

また、撮った画像をどのようにして見るかによっては、センササイズのちがいは問題にならない場合もある。
たとえばPCの画面でピクセル100パーセントで見れば明らかにちがっていても、サービスサイズにプリントするとほとんど区別のつかないことはよくあることだ。
デジタル一眼のプロ機で撮った画像よりも、むしろコンデジ画像の方がパキッとしてきれいに見えることだってありうるだろう。

さて、こう断ったうえで、下の画像はどちらがLX5で、どちらがEOS40Dで撮ったものか。
それぞれの比較テーマと右上のデータがヒント。

[シャープ感のちがい]


[金属の質感のちがい]


[背景のボケ味のちがい]


[歪曲収差のちがい]
  答えはこちら

というわけで、LX5がいかによく写るカメラであるか、わかってもらえたと思う。
つぎは真打ちM8との対決だが、これは是が非でもM8に勝ってもらわねばライカの面目が立たない。
乞うご期待!



[きょうの夕食]
・鶏もも肉の唐揚げ
・鶏ササミとレタスの生春巻き
・豚肉と豆腐のキムチ炒め

生春巻きのソース2種は明太子マヨネーズを醤油でのばしたものと、ポン酢にハチミツと柚こしょうを溶いたもの。

改題「パナな生活」?!

2011年03月09日 | Camera
ブログのタイトルを「ラッキーのパナな生活」に変えなければならない。
なぜなら・・・



1日じっくり考えて、例のパナソニックのコンデジ「ルミックスLX5」を買う。
1日ではじっくり考えたとはいえないだろうが、こういうものは勢いと直観が大切だ。
強いて理由をあげるとすれば、Aki-Asahi製のカメラケースがLX5にはあるが、D-LUX5にはないからだ。
ライカ製のケースもかわいいが、やはりクールなAki-Asahi製には敵わない。
すでにこのケースもオーダーしていて、2週間くらいで届く予定。
そのときにまたくわしく書くことにする。

さっそくためし撮りにミナミへくり出す。
ごった煮のようなこの街がわたしのスナップ撮影の原点であり、ためし撮りの定番の場所だ。
戎橋の「グリコ」の電飾看板を大阪のシンボルのように撮る人は多いが、ほんまの大阪通は道頓堀の「かに道楽」であろう。
まずはカニと提灯の描写を見る。
質感といい、立体感といい、文句なしにすばらしい。
初心者向けデジタル一眼のセット販売で付いているズームレンズよりも確実によく写っていると思う。



つぎに明暗コントラストの高いシーンでの再現域(いわゆるダイナミックレンジ)の広さを見てみる。
露出補正なしではかなりオーバーぎみだったので、-1EVの補正をしてPモードで撮ってみた。
暗部はつぶれぎみだが画面全体のバランスは悪くない。
さすがに太陽がフレームに入るとゴーストが発生するが、ハイライトの階調のつながり方はなかなかのもの。
左のカットのハレーションのにじみ方などはわりと好みだ。



さいごに色の派手めなものを撮ってみたが、思っていたほどド派手な色は出ない。
むしろ節度ある色調で、これならM8といっしょに使えそうだ。



いやあ、それにしてもこのシャープ感はとてもコンデジとは思えない。
デジタル一眼で撮りました、といってもだれも疑わないだろう。
あとは高感度撮影や長時間露光でどのくらいノイズが出るか、ゆっくりテストしていこうと思う。



[きょうの夕食]
・塩サケのバター焼 アスパラガス添え
・麻婆ナス
・牛肉と豆もやしの炒めもの
・カボチャのそぼろ煮

麻婆ナスに豚のミンチ肉は合うが、そぼろ煮にも使ったらちょっとしつこい味になった。
やはりカボチャには鶏ミンチの方があっさりしていい。