Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

中田ヤスタカはJポップの神童

2011年04月08日 | Life
今週は入学式の撮影や新入生のクラス写真などで忙しい。
きょうはT小学校の入学式で児童と保護者の集合写真を撮る。
7時半に家を出て阪神高速神戸線をとばす。



まず式場ですることはカメラ位置の確認とストロボテストだ。
9時20分には保護者が入ってくるので、それまでに済ませて一旦撤収する。
毎年撮っている学校なので露出はほぼ決まっているからあわてることはない。
ただ体育館は目に見えないホコリが多いので、それがストロボの光でけっこう写ってしまうから注意してくれとクライアントからいわれている。
ライトの位置をカメラより少し前に置くと写り込みが軽減すると聞いたのでためしてみる。

式がはじまるとわたしは一番うしろの隅で待機して、式のようすを見ている。
いつも担任紹介で先生たちが派手なパフォーマンスをするのがこの学校の特徴なのだが、はじめて見たときは「ちょっとやりすぎでしょう」とおどろいた。
でも、毎年見ているうちに慣れてしまって、きょうは先生もサービス業なんだなとヘンに納得してしまう。
式がおわり、3クラスの集合写真を撮って退散する。



クライアントの写真館でデータをわたし、ギャラをもらってひきあげる。
帰りは経費節減のため地道でのんびり車を走らせる。
43号線はいつも混んでいるけど、きょうはPerfumeのDVDを見てるので退屈しない。
彼女たちのほとんどの曲は中田ヤスタカ氏によるものだが、実験的なCapsuleの音楽よりもポップな感じがとてもいい。
はじめて聞くとどの曲もよく似てる感じがするけど、何度も聞いてるうちにいろんな仕掛けが際立ってきて、1曲1曲のちがいが聞こえてくるころにはすべての曲が好きになっている。
よくモーツァルトの曲を「みんな同じだ」という人がいるが、あの"手を替え品を替えて"いろいろな曲をつくりだすテクニックを中田氏ももっている。
そして天才的なひらめきも共通していて、わたしは彼のことをひそかに「Jポップの神童」と呼んでいる。
ちなみにわたしのお気に入り曲は「Take me Take me」。クールです



[きょうの夕食]
・ナポリタンスパゲティ
・ホウレン草のおひたし
・ナスのピリ辛炒め
・豚肉の南蛮漬け

エビのフシギ

2011年04月06日 | Life
エビの殻をむいていていつも不思議に思うことがある。
それはエビの足がどのようなメカニズムで動いているのか、ということだ。
殻をむくとわかるが、なかの身と足(正確には10本の歩脚)とはなにもつながっていない。
骨もなければカニのように細いスジのようなものもない。
なのにどうして動くのか不思議でならない。

それはともかく、エビの下処理はなかなか面倒だ。
殻をむいたあと背わたを取るが、よくレシピ本では竹串を使って取ると書いてある。
これがうまくいったためしがない。
なので、わたしはいつも背中を包丁で割って取り除いている。
そのあと片栗粉を大さじ1杯まぶして少量の水を入れ、練るようにしてもみ洗い、2回水ですすぐ。
さらにペーパーフィルターにはさんで余分な水分を吸い取り、塩こしょうと酒をふる。



(1) 背中を割って背わたを取り除いたところ
(2) 下処理がおわった状態
(3) サラダ油でニンニクをゆっくり炒め、そこへエビとミックスベジタブル(冷凍品)を入れて炒める。
(4) 中華スープや鶏ガラスープの素とこしょうを入れた卵に(3)で炒めたエビなどを投入し軽くまぜる。
(5) フライパンにゴマ油を熱し、(4)を流し込んで手早くまぜ、半熟になったら火を止める。



[きょうの夕食]
・海藻とセロリのサラダ
・小エビの卵とじ
・切り干し大根の煮物
・豚肉と豆もやしのオイスターソース炒め

名刺を整理して気持ちを新たに

2011年04月04日 | Life
今年度はじめの仕事は名刺の整理からだ。
4冊にふくれあがったファイルの中から現在もおつきあいのある人、今後お世話になるであろう人、それから友人や知り合いのものを選り分けていく。
仕事でよく会う人の顔はすぐに思い浮かぶが、名刺交換して以来、会っていない人はもうどんな人だったかまったく思い出せない。
相手に覚えておいてもらうには自分の顔写真を印刷した名刺が有効かもしれない。
あらためて残った名刺をファイルに入れなおすと、ちょうど1冊に収まった。



もっとも多いのはあたりまえだが写真館やスタジオ関係の名刺。
つぎに印刷会社やラボ関係。
学校や保育園関係、音楽教室もけっこうある。
あとはアーティストとギャラリー関係で、こうして整理するとずいぶんいろいろな人にお世話になっていることがわかる。
今年度もこの人たちと長いおつきあいができるように、誠実に仕事をしていきたいと思う。



名刺整理をして、フィットネスジムへ行く。
月曜日はなぜかわからないけどいつも満員で、老若男女さまざまな人が懸命に運動している。
この光景を見ると「さあ、僕もがんばろ」っとやる気が湧いてくる。
いつもどおり、バイク10分、筋トレ2セット、ジョギング60分をこなす。
きょうはヒザを痛めないように時速8キロでゆっくりと走る。

夕方、町会費の集金に近所の家をまわる。
今年度はウチが班長の当たり年で、町会費の集金や回覧板の回覧をお世話することになった。
こんな時期だからこそ、少しでも町会の役に立てればいいと思う。



[きょうの夕食]
・昆布とシイタケの甘辛煮
・野菜炒め
・鶏もも肉の照焼き

LX5で花を写してみる

2011年04月02日 | Camera
先週で卒園・卒業式の季節はおわり、来週の入園・入学式までがわたしにとっての春休みだ。
本当はするべきことがあるのだが、どうもやる気が出ない。
4月だというのにきょうはダラダラと過ごしている。

赤枠をピクセル100%に拡大→

妻がどこからか調達してきた花が部屋にたくさんあるので、午後からLX5で撮ってみた。
大型ストロボにソフトボックス(バンクライト)を取り付け、左側から大きな面光源をつくる。
コントラストをつけたかったので右側にはあえてレフ板は立てていない。
LX5にはシンクロコードの接点はないが、アクセサリーシューにシューアダプターを取り付ければコードをつなぐことができる。
わたしはシューにワイヤレスの送信機を付け、ストロボ本体に受信機を付けて撮影している。
一度これを使うと、もうシンクロコードなどじゃまで使う気になれない。(でも現場では使ってマス)



いやあ、コンデジのくせによく写るね、LX5は。
上品でいやみのない色調が他社のコンデジとは一線を画している。
そして質感描写も秀逸で、白い花びらの写りなどはデジタル一眼に匹敵するほどだ。
これなら仕事にも使えると思う。
ただ、それをクライアントが認めるかどうかは疑問だ。(おそらくムリでしょう)
でも少なくともヤフオクなんかのブツ撮りならまったく問題ない。



[きょうの夕食]
・ホウレン草と油揚げのみそ汁
・レンコンとひじきの煮もの
・焼ホッケ

今夜は一人なので簡単なものですます。

X100はM10になり得るか

2011年04月01日 | Camera
5月の連休明けに1週間ほどインドへ行く。
きょうはビザの申請に北久宝寺にあるインドビザ申請センターへ行く。
ウェブから申請用紙をダウンロードし、写真とパスポートをもって出発。
途中、自転車をこぎながらLX5で街並みをスナップする。



申請用紙2枚を窓口に出すと、表と裏に印刷した1枚ものでないとダメだといわれ、その場でもう一度書きなおす。
ふたたび出すと「渡航目的は本当に観光か?」と聞かれて、べつの用紙にサインを求められる。
その用紙には「渡航先で写したいかなる写真も商業目的で使用または発表しない」という内容のことが書かれていて、その念書であった。
職業欄に「PHOTOGRAPHER」なんて書いたからか。
ということはインドを撮っている写真家はみんな観光ビザではなく、ビジネスビザを申請しているのか?
まあ、わたしの場合は発表したところで、それがすぐ売れるようなことにはならないから大丈夫だが。



センターを出て、きょうから「FinePix X100展」がはじまった富士フイルムフォトサロンへ向かう。
この写真展は著名な写真家7人がX100で写した写真を展示しているもので、その顔ぶれを見ただけでもこのカメラに対する自信のほどが伺える。
おもしろかったのは、どの写真もそれぞれの写真家のテイストがうまく表現されていたことだ。
白鳥真太郎氏の写真は白鳥氏の写真として、ハービー・山口氏の写真はハービー氏の写真として成立していた。
あたりまえのことのように思うだろうが、そうではない。
ふだん4×5や8×10インチの大型カメラを使う細江英公氏がX100で同じような被写体に向かい、EOSデジタルを手の延長のように使いこなす立木義浩氏がX100で撮るのだ。
いくらプロでも自分の表現にするのはたいへんな作業だと思う。
だが上に書いたように、それはまさにその写真家の撮った写真になっていたわけだから、X100のフトコロの深さ、表現力の高さを物語っている。

とにかく恐ろしくよく写っている、というのが率直な感想だ。
ライカM8はおろか、M9も敵わないかもしれない。
ヘンないい方だが、レンズ交換機でないのがせめてもの救いである。
もし交換できるカメラだったら本家をくってしまうにちがいない。
それほど素晴らしい写りであった。
4/7までに時間のある方はぜひご自分の目でたしかめていただきたい。
ただし写真展のとなりのブースにはきれいなお姉さんと試写できるX100が待っているから、自制心のない人はご注意を。
わたしはもうこのカメラには近づかないようにしようと思う。



昼食に手打ちそばを茹でて食す。
夕食は妻と近所の焼鳥屋でのむ。写真は海鮮マリネ風サラダ。