Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

気分はモトグッチ

2011年11月13日 | Life
きのう撮った写真のサンプルを朝一番につくり、クライアントに送る。
クライアントによってEメールに画像ファイルを添付して送信する場合と、A4のペーパーに10カットずつ貼付けて郵便で送る場合とがある。
もちろんメールの方が手間がかからず安上がりなのだが、みんながみんなインターネットを駆使して仕事しているわけではない。
それにPCモニタで見るより、じっさいのプリントを手に取って見た方が写真の内容がよく伝わることだってある。
いずれにせよ、クライアントの仰せのとおりというのが鉄則。

サンプルプリントの入ったその封筒を近くのポストに投函し、そのままジョギングコースBを走る。
ゆっくりと10分ほど走っていつものコンビニの駐車場で体操していると、ソフテイル系のハーレーが1台やってきた。ファットボーイか。
ハーレーには年式によっていろんな派生モデルがあるので、よほどマニアでもないかぎり、ぱっと見てモデル名まではわからない。
わたしが乗っていたのはツアラー系のロードキング(95年式)というモデルだった。
車重が350キロもあって、倒すと自分一人では起こせないので、泣く泣く30歳代半ばで手放したけど、ホントにいいバイクだった。

わたしには死ぬまでに乗りたいバイクが2台ある。
1台はトライアンフのタイガーT90またはT110で、もう1台はモトグッチのV7クラシックだ。
どちらも日本のバイクにはない独特の雰囲気があって、ゆっくりと走るオトナのためのバイクって感じ。
タイガーは1950年代に生産されていた古いバイクなので、もう調子のいいものは少ないと思う。
でもV7クラシックの方は旧車の復刻モデルなので、現行車として手に入る。
程度のよいV7の中古車が狙い目か。



午後から吹田のエキスポフラッシュフィールドへアメフトの試合を撮りにいく。
天気がいいので新御堂筋をエストレアで飛ばす。気分はモトグッチV7クラシックだ。

サンマに完敗

2011年11月11日 | Life
高校受験の願書用証明写真を撮りにP中学校へ行く。
出張撮影の多いわたしの仕事のなかで、この照明写真の撮影が一番もっていく機材が多い。
できればきょう一日で全員を撮りおえたいところだが、欠席の生徒さんがいると何回も行かねばならないのがつらいところだ。
セッティングはだいたい30分くらいでできるが、余裕をもって1時間まえには学校へ行く。



昼休み終了のチャイムとともに撮影会場の教室へ生徒さんがやってくる。
教室の中に一人、外にも一人先生がついてくれて、服装や頭髪をチェックして順番に入れてくれる。
はじめに真顔で願書用の写真を撮り、そのあとつづいて卒業アルバム用に笑顔の写真も撮る。
いつも苦労するのはこの笑顔のカットだ。
真向かいに座った写真屋のオヤジにいきなり「じゃあ、つぎは笑顔で」といわれて、笑顔をつくるなんてなかなかできない。
一人にあまり時間もかけられないので、いい表情が引き出せないまま妥協してしまうこともある。
まだまだ修行が足りないと反省しきりである。

10月のはじめに保存の失敗で、ある撮影データを失った。
放課後、その撮りなおしをさせてもらい、無事にきょうの撮影は終了。
帰宅して愛犬アルタの散歩。つづいてジョギング。
時間のない夕方はAコース(5.3キロ)、ちょっと時間のあるときはBコース(6.4キロ)、仕事のない日はA+Bコース(10.5キロ)というコースを走るが、きょうはあたらしくDコース(7.3キロ)を設定し、40分ほど走る。



シャワーを浴び、夕食のしたく。
新鮮なサンマが手に入ったので、刺身にしようと三枚におろしたのだが、そのあと小骨とりと皮をむくのに悪戦苦闘する。
身がぼろぼろになりそうなので、皮むきはあきらめて片栗粉をつけて揚げてしまう。
結局、サンマの南蛮漬けにおちつく。

モノブロック型ストロボは軽くて便利

2011年11月09日 | Life
きょうは神戸のO小学校の音楽会を撮りにいく。
依頼された写真館から「開始1時間半まえ入りで」という指示だったので、家を6時半に出発。
高速を飛ばして学校に7時半到着。少し早すぎたが、遅れるよりましだ。

きょうは体育館の2階席から撮るのだが、カメラ位置から舞台まで約30メートルあるので、クリップオンの小型ストロボでは光量が足りない。
なので、モノブロック型400Wsの大型ストロボを直炊きで使う。
舞台中央での出た目は、ISO1250で絞りF5.6。
予想より明るい。
定常光の影響を見るために、とりあえず1/125秒くらいでシャッターを切ってみる。
このときホワイトバランスは太陽光またはマニュアルで5200Kくらいにセットしておき、ノーストロボでシャッターを切る。
するとその会場の照明の色がおおよそわかるので、ストロボ光とミックスにならない程度までシャッタースピードを上げていく。
で、本日の撮り目はISO1250で「F6.3」、シャッタースピードは「1/160秒」に決定。
(帰宅してデータを確認すると、あと1/3EV絞ってもよかった)



それぞれの発表がはじまる直前に係の生徒さんが「しずか」という看板を舞台のまえにもって来る。
すると私語がぴたっと止むのがすごかった。よくトレーニングされている。
その看板を裏返すと、つぎの発表の曲目が書いてあるという演出。
小学生でもこんなに迫力が出るのかと感じるほど、どの学年もよく声が出ていて、すばらしい音楽会であった。



音楽会は昼すぎにおわり、撮影したデータを写真館にもっていく。
帰りは地道でのんびりと。
信号待ちのたびに小説を読んでいると、意外にたくさん読めるし退屈しない。
帰宅して、データのバックアップをとり、そのあと愛犬アルタと散歩。
散歩から帰って、すぐに着替えてジョギングに出る。
先週買ったシューズはなかなか履き心地がよい。店員のススメにしたがって少し幅広のタイプにしたのがよかった。
きょうは5.2キロを30分弱で走る。



サラダ代わりにニンジンとセロリを棒状に切り、マヨネーズとからしマスタードで食う。

久しぶりの写真茶話会で

2011年11月05日 | Photography


4ヶ月ぶりにSIGNの写真茶話会へ行く。
この間、週末もずっと仕事で忙しかったが、きょうはやっと一息つけるので、とてもたのしみだ。
たまっている仕事のことはいったん忘れて、自分の写真表現のことを考えるのは一種の癒しである。
そもそも写真を撮る行為というのが何らかの癒しであったり、カタルシスを得る行為でもあるので、この写真茶話会に参加するのは、それを加速させる瞑想教室に通うようなものかもしれない。
とりあえず今つくりかけの作品を数枚もってSIGN工房へ向かう。

きょうの午前中はカメラ茶話会(初心者向けの技術指導)だ。
いまさらわたしがこれに参加する理由は、写真をはじめたばかりの人がどんなことに疑問をもち、それに対してSIGN氏がどんな説明をするのかを聞くためである。
ときにはプロカメラマン的見地?から助け舟を出したりもするが、それよりもSIGN氏の点ててくれたコーヒーをのみながら参加者とのやりとりを聞いている方がたのしい。
ちなみにきょうのコーヒー豆はインドネシア産のマンデリンブレンドらしい。
やや苦みの強い、コクのある味だった。

さて、午後からの茶話会のテーマは「写真の中の文字情報」である。
かつてわたしは街なかのおもしろい看板やらくがきを撮ったりしたものであるが、あるとき、他人の書いたりつくったものを複写するような写真を作品とするのは潔くないと感じるようになり、その後できるかぎり看板などの文字情報をフレームに入れないようにしている。
SIGN氏の考え方はわたしとはちがい、文字情報は写真の内容を補足説明するために積極的に入れるのだという。
ただ看板だけをクローズアップするのではなく、あくまでも主題を補佐する要素として、さりげなく、しかし意識してフレーム内に入れていく。
そういえばSIGN氏のウェブサイトに載っている家具の写真には、けっこう文字情報の入ったカットが多い。
自然に入っているように見えるものばかりだが、それはすべて計算ずくで配置されている。
見る人はそれを無意識のうちに読まされて、その家具の置かれている空間や依頼主の状況まで知らされるわけだ。
この理屈を理解しておけば、シャッターを切るときにあえて文字を入れるのか、それとも入れないのかという判断ができる。
撮影者が意識せずに「知らぬ間に写ってました」というのは、写真表現としてはNGなのである。

文字情報についての話のあと、きょうは屋外での撮影が予定されていたが、あいにくの雨でそれは中止となる。
なのでいつもどおり参加者のもってきた写真を見ることに。
一番バッターは初参加のNさん。
彼女の写真の多くは主題が不明確で、技術的にも稚拙である。
わたしはその写真群に、いま流行りの「ほっこり写真」とは対極のイメージを感じた。
彼女のバックボーンをわたしはなにも知らないが、そのイメージを彼女の心象風景だと捉えると、とても痛々しいものを抱えているように思う。
残念なことに、彼女は自分の撮ったその写真たちを否定的に捉えていて、まだ肯定できないでいる。
わたしはそういう「痛い写真」を撮ることで、逆に心の平衡が保てたり浄化したりすると思うので、もっともっと撮ればいいと思っている。
そこを突き抜けたとき、その写真は表現になる。
痛みを伴わない写真表現なんてないのである。(まえにも同じことを書いたかも?)



茶話会のラストにわたしの写真を見せる。
これはいま制作中の「とても痛い写真」なのだが、美しくコーティングされているので、その痛さはわかる人にしかわからない。
Nさんにもそれを感じてもらおうと見せたけれど、やはりコーティングに眩惑されていたようだ。
もう少しじっくりとお互いの写真を見る時間が必要なのかもしれない。

全国AKB現象

2011年11月04日 | Life
わたしはもうAKB48を見て萌えることのないオヤジであるが、いまや彼女たちの勢いは止まるところを知らない。
その影響は文化祭や大学祭にもあらわれていて、この秋いろんな学校へ撮影に行ったけど、どこでもセーラー服にミニスカートのAKBがたのしそうに踊っていた。
日本全国の中高大学でいったいどれだけのコピーAKBがあらわれたことやら。



一番おもしろかったのは、舞台で踊る女子生徒たちのまえで、男子生徒たちがその観客に扮して(頭にバンダナ、手にペンライト、チェック柄のワークシャツという定番?の格好)、アツイ声援をとばしながら妙な踊りを披露していたM中学校だ。
このような安直なものが文化と呼べるかどうかはともかく、一生懸命に踊る彼女彼らには一定の達成感はあるのではないか。
それをご指導する先生方はたいへんだと思うが。

わたしの子供のころは、キャンディーズやピンクレディが活躍していた時代で、当時の女子生徒たちもピンクレディの振り付けを競って覚えていたように思う。
いつの時代も同じようなものだが、AKB48の場合は人数が多いので、これは文化祭の舞台にうってつけであろう。
しかもKポップグループの一糸乱れぬダンスにくらべて、かなりアバウトだから素人がマネしやすいという利点もある。
いろんな意味でいい時代になったものである。



最近、肉類は100グラムくらいで十分だ。
あとは野菜類だけあればよい。
みょうがとキュウリの酢みそ和えの酢みそをイタリアン風にしてみた。
 白みそ:白ワイン酢:オリーブ油=1:1:1(好みで砂糖1/2くらい足してもよい)