Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

寝ても覚めても

2012年03月09日 | Camera
卒業アルバムの納品が済み、卒業式の撮影がはじまる来週までは、一年間で一番ボーッとできる時期だ。
しかもアルバム代が月末にも入るとなれば、少しフトコロにも余裕ができるから精神的にもリラックスできる。
そうなると当然のようにカメラの虫が疼いてくるわけで、ここ2~3日は寝ても覚めても「あるカメラ」のことばかり考えている。
まるで初恋の彼氏のことを想う乙女のような心境である(かどうかはわからぬが)。

ネット上のあらゆるレビューを読み、作例を見て、あるいはカタログを隅から隅までながめ、さらに量販店に出向いてそのカメラをなで回し、そして価格.comの最安値の動向を伺っている。
もう99%は購入を決めているのであるが、自分のこの気持ちが一時の気の迷いではないのかを現在検証中だ。
1週間くらいで醒めてしまうこともよくあるので、週明けまではぐっと我慢するのがいいと思う。

さて、いったい「あるカメラ」とはなにか。
ヒントは、この夏に行く海外撮影にはニコンD7000をメインに使う予定なので、そのサブ機として必要なカメラだ。
第二ヒントは、去年のインドの撮影ではメイン機がライカM8、サブ機はルミックスLX5であった。
では、来週の報告に乞うご期待!



[きょうの夕食]
・小エビのピカタ風 中華炒め
・味付けピェンロー(くずきり入り)

本格的なピェンロー(白菜鍋)は白菜と鶏バラと豚バラ肉を鍋にぶちこんで煮込むだけで、食べるときに各自で塩を入れるものだが、わが家ではそんな酔狂なことに付き合ってくれる者がいないので、鍋のなかでもう味を決めてしまう。
とはいえ、基本の味付けは塩だけで、はじめに鶏肉とえのき茸を炒めるのがわが家流。きょうはくずきりも入れてみたけど、これはかなりいける。

今年度の〆はヒラメで乾杯

2012年03月06日 | Life
春めいてきたのでトレーニングウェアをウィンドブレーカーから薄手のものに替える。
真っ赤なhummelのジャケットを着て、7キロをゆっくりとジョギングする。ゆっくり走るときは音楽を聴きながら走ることが多い。

ふつうのイヤホンだと外れやすいので、ネックバンドの付いたスポーツ用のものを使っているが、この手のイヤホンはたいがい汗ですぐダメになってしまう。まあ1年くらいもてばいいという感覚で、あまり高価なものは買わない。
したがって音質がどうこういうようなものではなく、音が聴こえたらいいわけで、ほとんど高音域がシャリシャリ鳴っているだけのプアーなものばかりだ。

ところが最近買ったSONYの「MDR-AS51」というイヤホンは、意外にいい音がするのでおどろいている。本格的なヘッドフォンに比べたら子供だましにはちがいないけど、それなりに聴こえる。
まず音の分離がとてもよく濁りが少ない。低音域が出ないのはしかたないとしても、中音域がしっかり響いて、全体のバランスはなかなかよい。今まで使っていたPHILIPSの「SHQ4000」と聴き比べたら圧倒的だ。スポーツ用にしては少し高価だが、装着感もいいし、気分よく走れるからマル。



午後からB中学校とC中学校へ、1年がかりでようやく完成した卒業アルバムを納品に行く。うれしいという気持ちより、ほっとした気持ちの方が強い。だが、まだ安心はできない。
卒業式までに生徒さんに配ってもらうわけだが、なにか不備があったらすぐに対応しなければならないので、それまでは気が抜けないのだ。
じっさいこれまで(過去10年間)に2回のミスを経験しているので、不備がないとは限らない。「ええっ、まさか?!」というようなまちがいはあるものなのだ。
毎年、納品から1週間ほどは緊張してしまう。



とりあえず納品完了ということで、白子ポン酢やブリとヒラメの刺身で乾杯。
メインは蒸し鶏と蒸し野菜の手づくりソース※。
※マヨネーズ大さじ3、玉ねぎのみじん切り大さじ1、ニンニクのみじん切り小さじ1、白ワイン酢大さじ1、砂糖小さじ1/2、塩コショウ少々

35ミリ対決! 旧ニッコール VS 現行ニッコール

2012年03月05日 | Camera
きょうは新型のAF-S DX ニッコール35ミリを使っている友人からそのレンズを借りてためし撮りする。わたしの使う旧型とどのくらいちがうのか、ちがわないのか。
新型は今から3年まえに発売された、DXフォーマット(APS-C)専用のレンズで、開放F値が1.8である。一方、わたしのレンズは開放F値は2.0だが、フィルム時代のレンズなので当然FXフォーマット(フルサイズ)で使える。
D7000に付けて撮りくらべてみた。



どちらもオートホワイトバランスで撮ってみたが、旧型は画面全体にグリーンがかっていて(とくにお皿の部分)色が濁っているように見える。新型の方が明らかに色の抜けがよい。
ためしにRAWデータを現像してホワイトバランスや色かぶりの量を微調整してみたが、旧型のこの濁りは取れなかった。つまりレンズ自体のカラーバランスが少し崩れているのだと思う。というか、新型のカラーバランスが完ぺきだということだろう。

露出はどちらも開放絞りでAE(+0.3EV)なのだが、なぜか旧型の方が半段ほどアンダーだ。そのせいで余計に色が濁って見えるのかもしれない。
シャープネスとボケ味は互角。旧型もよく健闘している。
問題は歪曲収差つまり画面周辺のゆがみだ。友人がいうにはこの新型レンズのゆがみはかなりきついらしい。旧型はあまり気にならないけど。



で、画面の端の方に直線が入るように新型レンズで撮ってみた。たしかにタル型の歪曲が見える。が、それほど気になるレベルではないともいえる。
ためしにD7000の自動ゆがみ補正をONにしてみると、みごとにゆがみはなくなった。最近のデジカメってすごい。こういうことがカメラ側でできてしまうと、レンズの性能を比べるときに歪曲収差は考えに入れなくてよいことになる。
このゆがみ補正はニコンのAFレンズならどれにも有効(だと思う)なので、今までゆがみが気になっていたレンズでもD7000なら自動的に補正してくれるわけだ。話が逸れた。

ということで、新旧35ミリレンズ対決は使うボディによって評価が分かれてしまうが、D7000ならまちがいなく新型レンズがいい。値段もそんなに高くないので、ボケ味のよい標準レンズとして1本持っておいても損はしないと思う。
ただしはじめに書いたように、APS機かフルサイズ機でもクロップ撮影でしか使えないので、そこは割り切る必要がある。

国分太一のカメラはエプソンR-D1

2012年03月04日 | Camera
太一×ケンタロウ 男子ごはん」のケンタロウさんがバイク事故で入院しているので、きょうの放送はどうなるのか心配していたけれど、視聴者からのリクエストで人気のあったメニューを4週にわたって再放送することになった。番組再開は4月以降のようだ。
きょうの再放送は、4年まえからはじまったこの番組の記念すべき第1回目である。ケンタロウさんも太一くんもちょっと若い。メニューは「春野菜のカレーとのらぼう菜の和え物2種」。

わたしがこの番組を見出したのは1年ほどまえからなので、再放送とはいえ見たことのない内容だから、それなりにおもしろい。番組がはじまったときにはまだKP(ケンタロウ・ポイント)はなかったのだな。もちろん500円貯金も。
材料を煮込んでいる間のトークで、ケンタロウさんがバンドやってることもはじめて知った。自動チューニングギターもすごい!
で、料理が完成したあと、太一くんが自分のカメラで料理の写真を撮るというのがあったのには驚き。そのとき使っていたカメラはエプソンのR-D1で、どうやらマイカメラのようだ。ストラップがかわいい。



このカメラはライカMマウントなので、ライカレンズの使えるカメラとしてオールドカメラファンの注目を集めた。もちろんわたしもその一人であるが、当時としてはけっこうな価格(30万円くらい?)であったため手が出なかった。
2回のマイナーチェンジを経て現行機種はR-D1xGというモデルになっているが、画素数が610万画素という一昔まえのスペックなのでだれも見向きもしないカメラだ。だがAPS-Cセンサーを持つ610万画素機ならば素性のいいデータを吐き出すことは想像に難くないわけで、事実このカメラの描写を支持する声は未だに高い。なかなか値崩れしないのはその証左であろう。

このカメラのおもしろいのはデジカメであるのにフィルムカメラのような巻き上げレバーが付いていることだ。本当はシャッターチャージのレバーなのだが、つまりこいつを巻き上げないとつぎのシャッターが切れないという、なんとも不便なしくみのカメラなのである。
さらにデジカメになくてはならない背面モニタがない。いや、ないのではなく回転式になっていて、クルッとひっくり返すと申しわけないほど小さな液晶のモニタが付いている。
このへんの遊び心というか、こだわりは当時のカメラおやじの心をくすぐったものだ。今でももし程度の良いR-D1(またはR-D1sでもいい)が手に入るのならほしいカメラの一つである。



残念ながら太一くんはもうこのカメラでケンタロウさんの料理を撮影することはなく、いつもスタジオのセットの飾りになっている。そのへんのいきさつはわからないのだが、わたしが見出したころにはもうすでに「飾り」の一つになっていた。
おーい、太一。いいカメラなのに使ってやってよ。使わないなら売ってくれ。

マラソンの練習で山を登る

2012年03月03日 | Life
来週の10キロマラソン大会に向け、この2ヶ月、きつい練習をしてきた。
フルマラソンとちがって比較的速いスピードで走るので、そのペースを身体に覚えさせるのが練習の主たる目的だ。
まず目標タイムを設定し、イーブンペースで走ったとして1キロを何分で走らねばならないかを計算する。わたしの場合、50分を切るのが目標なので5分/キロよりも速く走る必要がある。スタート時にはスピードが出せないので、中盤以降でその遅れをとりもどすとすれば、もっと速いペースで走らねばならぬ。

そんなわけで、いつものジョギングコースを地図上で計測して1キロを正確に把握し、ストップウォッチでタイムを計りながら走る。
たとえば、1キロを速いペースで走ったのち、3分間ゆっくりとジョギングして呼吸をととのえ、また速いペースで1キロ走る。速い→ゆっくり→速い→ゆっくり→速い→ゆっくり、という感じで3回くりかえすとけっこうきつい。
またべつの練習として、はじめの10分はゆっくりと走って身体を温め、それから5分ごとに徐々にペースをあげていく。3回目のペースアップで目標のペースになるように、身体に覚えさせていく。これもきつい。
この2種類のスピード練習を1週間にそれぞれ1回ずつおこなう。
それ以外の日にはゆっくりと長い距離(だいたい15キロくらい)をジョギングする練習と、短めの距離(7キロくらい)を7割くらいのスピードでテンポよく走る練習をする。これも週に1回ずつだから、基本的には週に4日の練習をくり返してきた。
いよいよ1週間後がレースなので、きょうがさいごの追い込み練習。あしたからは少しずつ練習量をおとして、足にたまった疲労をとらねばならない。



で、さいごのきつい練習として六甲山を登る。きのうは雨だったし、あしたも雨らしいから、もうきょうしかない。
阪急芦屋川駅から高座の滝までテンポよく歩き、登山口で入念にストレッチをする。ストップウォッチを押したら、あとは山頂をめざすのみ。
さすがに走って登ることはできないが、ふつうの登山者をつぎつぎに追い越していくくらいのスピードだから、けっこうきつい。1時間ほど登ったところで小休止5分。スポーツドリンクを飲み、バナナを食べて、また歩きだす。



写真学校の学生を連れてこの道を歩くときは、山頂までだいたい4時間くらいかかるのだが、きょうは2時間弱で到着した。さいごの階段を登るところで両足の太ももが痙攣しそうになった(けど、こらえた)。我ながら驚くべきスピードだ。確実に脚力がアップしている。
山頂で昼食をとるが、止まると身体が急激に冷えてくるのですぐに下山することに。登りでかなり乳酸が足にたまっているが、下りで使う筋肉はまだ大丈夫そうなので、軽くジョギングしながら降りていく。意外に軽快に走れるのでなんかたのしい。まえを歩く人たちをビュンビュン追い抜き、平坦な道でも走りつづけた。
有馬温泉までなんと40分で着いたので、これまた驚く。(いつもは1時間半くらい)



金の湯で疲れを癒す。至福のひととき。



[きょうの夕食]
牛スジを1時間半かけて煮込む。味付けは白みそ:砂糖:醤油=2:2:1くらいでだし汁に溶かす。
どんどん煮詰まってくるので、適宜だし汁を足しながら煮込む。