きょう、ニコンD3200が発表された。
エントリーモデルにD4やD800と同じ画像処理エンジン「EXPEED 3」と新開発のCMOSセンサーを搭載してくるなんて、ニコンらしくていいと思う。
どこまでも真面目で頑固一徹なメーカーだ。
この流れでいくとD7000の後継機が今夏にも出てきそうである。さしずめD8000ってところか。いいぞ。
さて、ニコン1 V1を買って1ヶ月がたったが、このカメラは本気で写真を撮る道具としてホントにいいと思う。
この間、背面のモニタはいっさい使わず、ファインダーのみで撮影しているが、やはりカメラはファインダーなのだとあらためて感じている。
あの暗い覗き穴から見える風景がわたしの脳を刺激しイメージを喚起する。
ファインダーを覗くことによって絵づくりの集中度が増すといってもいい。
あんなに小さなカメラなのに中判カメラ以上のポテンシャルを秘めているわけだから、片手で撮るような雑なことをしてはいけない。
両手でしっかり持ってファインダーを覗く。これで三点で支持していることになるから、より安定する。
そうやって1枚1枚大切に撮っていく。
これってフィルム時代の撮り方だ。デジカメになって1枚が軽くなったのはそういうことなのか。
ならばニコン1は本来の写真表現に回帰するためのはじめてのミラーレス機かもしれない。