Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

ダウングレードはできない

2013年05月26日 | Life
先日、久しぶりにI大学の撮影に行ったときに、Jさんが「Macの音声入力って使ったことありますか?」というので、音声入力とはなにかと聞くと、キーボードではなく声で文字が打てる機能だと教えてくれた。
おもしろそうなので、帰ってからシステム環境設定を開いてみると、残念ながらわたしのスノーレパード(Vr.10.6.8)には音声入力は入っていなかった。
そこでJさんのススメにしたがって、マウンテンライオン(Vr.10.8.3)をアップルストアで購入し、約1時間かけてアップグレードする。1,700円なら良心的な値段だね。



はたして音声入力が使えるようになったので、ためしにこのブログを声に出して言ってみた。いってみた。声に出して言ってみた。打ってみた。
上の文章は「声に出して打ってみた」と書きたかったのだが、「声に出して」と「打つ」という言葉がつながらない。
意味まで判断しているのか?

「もうかりまっか? ぼちぼちでんなぁ」「そんなん雄太朗柏」「そんなん言うたらおかしいわ」「東海村事故電磁石に電源トラブル」 「橋本市長イカレてる処理やめてほしい」
大阪弁もゆっくりと区切って読むと認識する。でも人物名は「橋下」にはならないし、「キショい」も「処理」になってしまう。
俗語のような口語はまだまだ変換できない。

音声入力で遊んだあと、きのう撮ったデータ整理をしようと思ったら、閲覧用のアプリケーションソフトが立ち上がらない。
ドックのアイコンをクリックすると「PowerPC アプリケーションはサポートされなくなったため、アプリケーション"Bridge.app"を開けません」という警告が出る。
瞬間的にわたしの頭から血の気が引いた。
そのソフトはマウンテンライオンではもうサポートされないバージョンなのだ。ほかにもいつも使っている5つのソフトが使えなくなった。
おーまいがオーマイガーオーマイかぁ(←これは音声入力) old my God all my God oh my God(←言語をアメリカ英語にしてみた)

あわてて調べてみたら、一度アップグレードしたらもうダウングレードはできないみたいだ。
今後このMacでは仕事ができない。以前使っていたパフォーマンスの低いタイガーでやるか、マウンテンライオンがサポートしている最新のバージョンを買うしかない。
音声入力なんてべつに必要なかったのに、1,700円払ってえらい損害である。くそー

カレーづくりに男女差はない

2013年05月25日 | Life


二日目のきょうは野外炊飯でカレーライスをつくる。
炊飯場に着くと係に分かれ、それぞれ薪を運んだり、食器を運んだりしている。
食材係が材料をもってくると、いよいよ調理開始。
ピーラーでニンジンの皮を剥いている男子に「キミはなかなか上手いね」と声をかけると、照れながらもなんだか嬉しそう。



1時間ほどかかってようやくカレーができあがった。ごはんをお皿に盛り、熱々のカレーをかけていただきます。
食べおわった班から食器や鍋を片付けるのだが、このとき日ごろ家の手伝いをしているかどうかがわかってしまう。
ふだんから手伝いをしている人は抵抗なく食器洗いをしているが、あまりやっていない人は何もせずに走りまわっている。
わたしが「男子はサボってるなあ」というと、 「ほんまや。これからはイクメンの時代やで」と女子たちはいう。
そのとおり。これからは育児も家事も男女にかかわらずやっていく時代だ。
まだまだ日本の社会はジェンダーギャップが大きい。いろんな場面で男に優位性があり、経済的にも得をする社会になっている。
せめて子供たちの世界(つまり学校)だけでも男女平等であってほしいと思う。いばっている男は見苦しいと心得よ。

ちなみに去年の世界経済フォーラムでの男女格差についての報告では、日本は世界ランキングで101位(135ヶ国中)である。恥ずかしすぎる。

ファイヤーよりもルミカライト

2013年05月24日 | Life
きょうから一泊二日でH中学校の宿泊行事に同行する。
場所は貝塚の山の中にある少年自然の家。自然に囲まれてなかなかいい場所である。
一日目のきょうは山頂の展望台をめざして軽い山登りだ。

つどいの広場で集合写真を撮ったあと、グループに分かれて登山開始。
山頂へは二つのルートがあるが、わたしは展望台できれいな風景をバックにグループ写真を撮るので、早く登頂するために短い方のルートで登る。
だが「短い」=「勾配がきつい」ということなので、途中で息があがってきた。
30分ほどで展望台に到着すると、登山部の顧問の先生はなにくわぬ顔ですでに到着されていた。さすがです。



12グループ撮って下山するとき、登山部の先生が下りのコツを教えてくれた。
それはスキーとおなじ要領で、身体をすこし前に傾けてつま先から着地すると滑らないそうだ。
後傾してかかとから着くと滑りやすいという。たしかにスキーといっしょだ。
そしてその先生はパラレルターンのように左右に円を描きながら、小走りで降りていってしまった。登山部おそるべし。



夕食のあとは定番のキャンプファイヤー。
まずはじめに火の神さまの登場でおごそかに始まると思いきや、「あれ教頭先生やで」などと無粋なヤジや笑いがとぶ。
火の神さまの話もそこそこに、レクリェーション係によるクイズやゲームがはじまる。
そのあと自由なグループによるダンスが披露された。女子はダンスが好きだね。
そしてさいごに男子3人組によるヲタ芸で全員が大盛りあがりして、興奮とともにキャンプファイヤーはおわった。
しずかに火を見つめたり、CD音源の伴奏などなしにみんなで歌をうたうというのもいいもんだが、もうそんな時代ではないのだなあ。

ヲタ芸ってなに? という人のために説明しておくと、もともとはアイドルのライブなどで観客がみんなで応援するための動作なのだが、最近はその応援芸自体が人に見せるためのパフォーマンスとなり、とくにルミカライトを両手にもって踊ることを「ヲタ芸を打つ」といわれるようになった。
じっさいにどんな芸なのか見たい人は、YouTubeで検索してみてください。

手動絞りでライカR型レンズをつかう

2013年05月22日 | Camera
先日、山歩きの途中でライカM2を落下させ、距離計がズレてしまった。
でも修理する金がないので放置したままで、現在はニコンF4にライカRレンズを付けて撮影している。
3年ほど前まではR型ライカも使っていたのだが、もうフィルムで作品は撮らないだろうと思ってそのカメラは手放してしまった。
で、残ったRレンズはニコンマウントに改造し、物撮りなどの仕事に(つまりデジカメで)使っている。
物撮りだけじゃ出番が少ないので、最近は作品撮りのためにフィルムカメラでも使っているというわけだ。

ただボディとのつながりが機械的にも電気的にも一切ないので、絞りが連動しない。なので露出はマニュアルが基本。
上級機種だと絞り優先のオートも使えるが、ほしい絞り値まで絞らないと使えないのがちょっと不便なところだ。
すなわち、まずピントを合わせるときは絞りを開放にしておいて(必ずしも開放でなくてもよい)手動で合わせたのち、絞りリングを回して絞り値をセットする。
このときファイダー内には絞り値は表示されないので、一度ファインダーから目を離してカメラの上からリングを覗きこみ、絞り値を確認する必要がある。

わたしはファインダーから目を離すのがイヤなので、絞りリングのクリックの回数を数えてセットする。
たとえば開放F2.8のレンズでF8まで絞りたいなら、クリックが半段きざみなので6回カチカチッと回せばいいのだ。
そうしておいてファインダー内のメーターで露出(シャッタースピード)を決めるか、絞り優先オートならシャッタースピードが何秒かを確認しながら露出補正値を決めればいい。
ただしあまり絞りこむとファインダーが暗くなって構図が取りにくいのが難点。

こんな面倒な操作をしながら写真なんて撮れないという人がほとんどでしょうが、でも露出計がはじめてカメラに内蔵されたころの一眼レフ機って、だいたいがこんな感じの操作(絞りこみ測光)だったよ。自動絞りになったのはもう少しあとです。
アサヒペンタックスのSPなんて懐かしいなあ。

若草山でとぶ・すべる

2013年05月21日 | Life


きょうはG小学校の遠足で奈良へいく。
はじめに平城京歴史館で奈良の歴史を勉強したり、遣唐使が使った船を復元したものに乗船する。
残念ながら館内はすべて撮影禁止。船の甲板だけはOKであった。

それにしても当時の遣唐使たちはこんな木造船でよく渡航できたものだ。
この時代はまだコンパスや海図がなかったというから、まさしく命がけの航海であった。
何年もかけて往復した遣唐使たちの姿を想像すると、気が遠くなるというか、目眩がしそうな気持ちになる。
唐のあたらしい技術や知識あるいは政治の制度などを得たいという欲求はすごいものだと思う。



そのあと東大寺へいって、西楽門のまえの広場で昼食をとる。
たべている様子を撮っていたら、しらない学校の先生が「どちらの学校をお撮りですか?」と声をかけてきた。
学校名をいうと、べつの学校の生徒さんを撮っていたことがわかった。
あわててその先生の目のまえで、まちがって写した画像を消去する。2カットだけですが。

昼食後、大仏殿を見学し、あとはグループごとにウォークラリーで散らばっていく。
もう一人のカメラマンと手分けして、決められたチェックポイントへ急ぐ。
わたしは二月堂の舞台で待ちかまえ、大仏殿の屋根が入るアングルでグループ写真を撮る。

さいごに若草山に登ってあそぶ姿をスナップする。
小学生たちはたのしそうに走ったり転がったりしているが、けっこう急勾配なのでわたしにはきつい。
男子がすこし助走をつけて滑ってあそんでいるのを流し撮りすると、つぎつぎとわたしの足元に滑りこんできた。
夢中で撮っていると、こんどは女子が「カメラマンさーん、こっちも撮って」とやってきた。
数人が手をつなぎ跳びあがった瞬間を撮ると、それがまた連鎖してみんな跳びはじめる。

こんな感じで15時くらいまで撮りつづけた。足がだるーい。
きょうは天気がよすぎて、顔や首すじがヒリヒリしている。日焼け止めクリームを塗っておくべきであった。
帰りのバスでは生徒さんたちはバスレク。小学生はホントに元気だね。わたしはもちろん爆睡。