TIPのゼミを受講するために東京へいく。
TIPとは、TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHYの頭文字をとったもので、写真家のテラウチマサトさんが理事長を務める写真を学ぶための活動拠点だ。
学ぶだけでなく、ギャラリーやスタジオ、デジタルラボなども備えた、さまざまな写真に関する発信拠点でもある。
くわしくはこちら。
現在行なわれているゼミのなかから、わたしが受けるのは「写真家のための文章作成ゼミ」というもの。
文章作成の文章とは、作家のステートメントのことだ。
ステートメントとは単に作品の説明ではなく、その作家が作品でなにを伝えたいのか、という基本理念のようなものだ。
講師の横内さんのことばを借りれば、それは作家の「憲法」だという。
きちんとした憲法をつくって意識することによって、作品のレベルがあがり、訴える力が増すという。
憲法がしっかりとしていれば、被写体や表現方法が変わっても、その作家の主張は変わらない。
たとえば黒澤明にしても小津安二郎にしても、作品が変わってもその底流にあるものは同じということだ。
さらに横内さんはステートメントというのは、その作家の生い立ちや生きてきた歴史と深く関係していて、その中からしか出てこないという。
自分の履歴を注意深く点検し、なにが自分の写真表現に関与しているのかを見つける作業が、ステートメントをつくるうえで重要だと説明した。
そのためのワークシートをこれからつくっていく。しかも日本文と英文といっしょにだ。
横内さんは海外で長いあいだ暮らしていたので、ネイティブと同様なのである。
こんなに面白そうなゼミやワークショップは、残念ながら大阪にはまだないよね。
交通費も含めてけっこうな出費であるが、レベルアップのための自己投資と考えたら惜しくない。
この間つくってきた「REBORN」を引っさげて、今夜21時40分発の夜行バスに乗る。
TIPとは、TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHYの頭文字をとったもので、写真家のテラウチマサトさんが理事長を務める写真を学ぶための活動拠点だ。
学ぶだけでなく、ギャラリーやスタジオ、デジタルラボなども備えた、さまざまな写真に関する発信拠点でもある。
くわしくはこちら。
現在行なわれているゼミのなかから、わたしが受けるのは「写真家のための文章作成ゼミ」というもの。
文章作成の文章とは、作家のステートメントのことだ。
ステートメントとは単に作品の説明ではなく、その作家が作品でなにを伝えたいのか、という基本理念のようなものだ。
講師の横内さんのことばを借りれば、それは作家の「憲法」だという。
きちんとした憲法をつくって意識することによって、作品のレベルがあがり、訴える力が増すという。
憲法がしっかりとしていれば、被写体や表現方法が変わっても、その作家の主張は変わらない。
たとえば黒澤明にしても小津安二郎にしても、作品が変わってもその底流にあるものは同じということだ。
さらに横内さんはステートメントというのは、その作家の生い立ちや生きてきた歴史と深く関係していて、その中からしか出てこないという。
自分の履歴を注意深く点検し、なにが自分の写真表現に関与しているのかを見つける作業が、ステートメントをつくるうえで重要だと説明した。
そのためのワークシートをこれからつくっていく。しかも日本文と英文といっしょにだ。
横内さんは海外で長いあいだ暮らしていたので、ネイティブと同様なのである。
こんなに面白そうなゼミやワークショップは、残念ながら大阪にはまだないよね。
交通費も含めてけっこうな出費であるが、レベルアップのための自己投資と考えたら惜しくない。
この間つくってきた「REBORN」を引っさげて、今夜21時40分発の夜行バスに乗る。