Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

エロティックな写真

2013年06月09日 | Photography
タイトルを見て、ハダカのお姉さんを想像した人には申しわけないが、きょうの話にお姉さんは出てこない。

以前にも書いたが、SIGNの写真茶話会に参加している人たちみんなで写真新世紀展に応募することになった。
応募資格には年齢やプロ・アマも問わず、だれでも応募できると書いてあるので、わたしも運だめしに、いや本気で出してみようと思っている。
その締め切りが近づいてきた。受付は来週の12日まで。作品の送付が19日までだ。

応募するブックをバライタ紙で焼きなおしているが、もう半分以上はできた。
きょうは白い余白なしで、断ち切りのようにペーパー全面にプリントするカットから。
印画紙を台板のうえに直接置いて、大きめに引き伸せば簡単にできるのだが、わたしはさらに大きく見せるために印画紙2枚に跨いで焼こうと考えている。
このカットはブックの中盤で少し流れを変えるためのアクセントに使う。起承転結でいえば「転」にあたるかな。

ところで、モノクロプリントを自分で焼いている人ならだれでも知ってることだが、焼き付けた印画紙を現像液に入れて、30秒くらいしたらふわっと画像が現れる瞬間がある。
それが風景写真ならまるで白い霧が晴れるように、また人物やなにか物が写っている場合は、印画紙の中からそれが浮かびあがるように現れる。
そして徐々に黒さを増し、約60秒で写っているものがはっきりと見えてくるのであるが、わたしはこれをじっと見ているのが好きだ。

さらに好きなのが、水洗がおわってプリントをバットから引きあげる瞬間だ。
ヌラヌラと画像の表面を水がしたたりおちるようすが非常にエロティックに見える。
この場合の「エロ」とは性的なものではなく、生々しいというか、生きもののように感じられるという意味だ。
ただのパルプ繊維を平面にしてハロゲン化銀を塗布しただけの物質なのに、いつも命あるものの誕生に立ち会っている気になる。
植物も鉱物も地球が産み出した生きものだからね。それが形を変えて蘇るんだ。
とくにRC紙よりバライタ紙の方がよりエロティックだと思う。
そのようすをニコワンで撮ってみたけど、まったく写らなかった。

 白く光っているのは化粧台の電球が水に反射している

きょうはがんばって10枚以上焼いた。残るはあと4枚。もうすぐ完成だ。

ビンテージ風エストもいい

2013年06月08日 | Life


ホンダVF750Fを駆るNさんからメールで「明日バイクがもどってくるので、午前中だけでもどうですか?」と連絡があったので、わたしはすぐ「じゃあ、ちょっとだけ行きますか」と返信した。それがきのうのこと。
で、今朝9時半すぎに集合して、奈良の田舎道をちょいちょいと走る。
途中、葛城市にあるガレージ・ライドというショップに立ち寄る。
ここにじつにカッコいいバイクが置いてあった。



ビンテージ車といえば、トライアンフ、ノートン、BSAなどの英国車がパッと思い浮かぶが、このカスタム車はそのどれともちがう。
でもビンテージっぽい雰囲気をまとっていて、シンプルでじつにイカしている。
スッキリと見せているデザインの要は、なんといってもティアドロップ型のタンクなのだが、店主に聞くと元々ついていたタンクを縦に切って幅を縮めて貼り合わせているとか。
上下の厚みも複雑に加工しているらしい。
センターがほんの少し尖っているところがまたシブい。

なんとこのバイクの元車は、わたしがいま乗っているカワサキのエストレアなのである。
跨がらせてもらったが、コイツはわたしのエストとはまったく別物である。
エンジン音は聞けなかったけど、これはぜったいに楽しいバイクだと思う。一目で惚れた。
ここまでカスタムするにはバイク1台が買える以上のお金がかかるが、少しずつカスタムしていくのなら可能かもしれない。
まず手はじめにフロントフェンダーに風切り板を付けて、ビンテージっぽい感じにしてみようと思う。
板にどんな文字と数字を刻むか、ただいま考え中。ああたのしー。
ちょっと小金ができたら、そのつぎはマフラーかな。トラみたいな音にしたいなあ。近所迷惑ですか。

ショップを出て、飛鳥の道を走って宮奥ダムまで行き、また同じルートをもどる。

いつ走るか? 今でしょ

2013年06月07日 | Life
今朝のNHKニュースで、皇居のお堀の周りをランニングする「皇居ラン」が社会問題になっていると報道されていた。
7時台の中継だったが、すでにものすごい人数のランナーが鈴なりになって走っている。
だが、そこはランニング専用路ではなく、ふつうの歩道なので歩行者も歩いている。
歩行者がランナーとぶつかって怪我をする事故も増えていると、ニュースは伝えていた。
苦情が相つぐ千代田区はこの秋からランナーは左回りで走る、狭いところでは一列で走るという自主ルールを策定したらしい。

自主ルールを強制されるって、なんかヘンだな。
歩行者優先ってあたりまえだし、なんでそんなにスピード出して走るのか。
それなら鈴をつけて走るというルールはどうだ?



きょうはM中学校の体育大会だ。
グランドのフェンスには生徒会のつくった横断幕が貼られている。
「いつ団結? 今でしょ!」このフレーズはご存知、東進ハイスクールのCMで林先生が使っているキャッチコピーのまねだ。
林先生は「いい学校に合格するための受験勉強はいつするのか」「サボってないで今すぐしなさい」といってるだけなのに、「今でしょ!」というフレーズだけが一人歩きしてしまって、それこそ流行語のようになっている。
いいスローガンだと思うが、パロディのように使ってしまうとその効果も半減するというものだ。

さて、午前中さいごの種目は3年生による組体操だ。
前半は比較的かんたんな組体操であったが、後半のクライマックスは人間の塔をつくる。
男子は4段、女子はなんと5段の塔をつくるという。5段って、相当高いよ。スペイン人もびっくりだね。
高さを強調するために、わたしは塔にできるだけ近い位置でカメラを構える。
一番上の女子が乗ったところで「1、2の、3!」のかけ声とともに、その下の段の人たちも立ち上がった。
だが、つぎの瞬間、上の生徒がバランスをくずしてわたしの目のまえに落ちてきた。
さいわい下まで落ちるまえに補助の先生がうまく彼女をキャッチしたので大丈夫だったが驚いた。
わたしのカメラはその落ちてくる彼女を正確に捕らえていた。ああ、職業病ってこわい。

ところできょうの撮影は、ニコンD800は重いのでD7000で撮る。久しぶりだ。
レンズは18-200ミリ。これは運動会や遠足に重宝する万能レンズだ。
午前中は晴天だったので、露出はほぼ一定。ISO400でシャッタースピードは1/1000秒、絞りはf8~11(逆光ならf8、順光ならf11)である。
午後から曇ってきて、露出がころころと変わるので、ISO500で絞り優先にしてf8、露出補正は+0.7EVって感じでサクサクと撮る。
D7000は軽いというのが最大の利点だが、それより連写がけっこう速い(6コマ/秒)のも武器だ。
D800もDXレンズでクロップ撮影すれば同じ速さになるようだが、FXレンズのままだと3コマ/秒程度にしかならない。



体育大会は15時まえにおわり、そそくさと引き上げる。
帰宅して、愛犬アルタと散歩。
そのあとちょっと疲れてたけど、着替えて10キロを走る。
夕食は牛肉ピラフ、切り干し大根の煮物、焼ギョーザ、白菜の塩もみ

今年の大阪マラソンは

2013年06月05日 | Life
第3回大阪マラソンの抽選結果がきた。残念ながら今年は落選だ。
だが、当選した人が参加料を払い込むまでは正式にエントリーしたことにはならないので、7月末に未払い者の分だけ追加当選を決めるらしい。
まだ望みはある。

とはいえ、ほとんど望み薄なので、同時期に開催される「大阪・淀川市民マラソン」にエントリーした。
この大会は大阪マラソンのつぎの日曜日、11月3日に行なわれる。
毎年この時期は忙しいので、なかなか走り込めないのだが、ひまな夏にできるだけ走って体力をつけておきたい。
先日の済州マラソンが走れなかったので、そのリベンジでもある。

大会まであと5ヶ月。少しずつ練習すれば、あなたも走れるよ。
10キロの短いコースもあるし、いっしょに走りませんか?

がんはめずらしくない

2013年06月04日 | Life
検査入院していた義母が退院するというので、病院まで妻と迎えにいく。
病院から義母の住む実家まで国道372号線で1時間半ほどだ。とても気持ちのいい田舎道だったので、今度はバイクで走りたい。
実家で1時間ほど休憩して、16時すぎに自宅へもどる。

義母の病名は肺門にできたがんであるが、そのステージや治療法についてはまだわからない。
それはまた来週、本人と家族に知らされ、相談することになっている。
今年の2月に喜寿のお祝いをしたばかりで、日本人女性の平均寿命86.36歳にはまだ若すぎる。
ちなみに男性は79.59歳。ああ、まだ30年近くも生きることができるのか。

日本人の死因のトップはがんで、毎年35万人以上の人ががんで亡くなっている。
その中でも一番多いのが肺がんだというから、義母の病気はめずらしくないというか、日本人では一番かかる可能性の高いものだ。
それでも身近な人ががんで闘病生活を強いられるというのはつらいものである。
妻は気丈にふるまっているが、内心はいかほどであろうか。



小気味よい音をさせてハーレーがゆく。よく見ると背中のリュックからワンちゃんが頭を出している。おーい、落ちるなよ。