タイトルを見て、ハダカのお姉さんを想像した人には申しわけないが、きょうの話にお姉さんは出てこない。
以前にも書いたが、SIGNの写真茶話会に参加している人たちみんなで写真新世紀展に応募することになった。
応募資格には年齢やプロ・アマも問わず、だれでも応募できると書いてあるので、わたしも運だめしに、いや本気で出してみようと思っている。
その締め切りが近づいてきた。受付は来週の12日まで。作品の送付が19日までだ。
応募するブックをバライタ紙で焼きなおしているが、もう半分以上はできた。
きょうは白い余白なしで、断ち切りのようにペーパー全面にプリントするカットから。
印画紙を台板のうえに直接置いて、大きめに引き伸せば簡単にできるのだが、わたしはさらに大きく見せるために印画紙2枚に跨いで焼こうと考えている。
このカットはブックの中盤で少し流れを変えるためのアクセントに使う。起承転結でいえば「転」にあたるかな。
ところで、モノクロプリントを自分で焼いている人ならだれでも知ってることだが、焼き付けた印画紙を現像液に入れて、30秒くらいしたらふわっと画像が現れる瞬間がある。
それが風景写真ならまるで白い霧が晴れるように、また人物やなにか物が写っている場合は、印画紙の中からそれが浮かびあがるように現れる。
そして徐々に黒さを増し、約60秒で写っているものがはっきりと見えてくるのであるが、わたしはこれをじっと見ているのが好きだ。
さらに好きなのが、水洗がおわってプリントをバットから引きあげる瞬間だ。
ヌラヌラと画像の表面を水がしたたりおちるようすが非常にエロティックに見える。
この場合の「エロ」とは性的なものではなく、生々しいというか、生きもののように感じられるという意味だ。
ただのパルプ繊維を平面にしてハロゲン化銀を塗布しただけの物質なのに、いつも命あるものの誕生に立ち会っている気になる。
植物も鉱物も地球が産み出した生きものだからね。それが形を変えて蘇るんだ。
とくにRC紙よりバライタ紙の方がよりエロティックだと思う。
そのようすをニコワンで撮ってみたけど、まったく写らなかった。
白く光っているのは化粧台の電球が水に反射している
きょうはがんばって10枚以上焼いた。残るはあと4枚。もうすぐ完成だ。
以前にも書いたが、SIGNの写真茶話会に参加している人たちみんなで写真新世紀展に応募することになった。
応募資格には年齢やプロ・アマも問わず、だれでも応募できると書いてあるので、わたしも運だめしに、いや本気で出してみようと思っている。
その締め切りが近づいてきた。受付は来週の12日まで。作品の送付が19日までだ。
応募するブックをバライタ紙で焼きなおしているが、もう半分以上はできた。
きょうは白い余白なしで、断ち切りのようにペーパー全面にプリントするカットから。
印画紙を台板のうえに直接置いて、大きめに引き伸せば簡単にできるのだが、わたしはさらに大きく見せるために印画紙2枚に跨いで焼こうと考えている。
このカットはブックの中盤で少し流れを変えるためのアクセントに使う。起承転結でいえば「転」にあたるかな。
ところで、モノクロプリントを自分で焼いている人ならだれでも知ってることだが、焼き付けた印画紙を現像液に入れて、30秒くらいしたらふわっと画像が現れる瞬間がある。
それが風景写真ならまるで白い霧が晴れるように、また人物やなにか物が写っている場合は、印画紙の中からそれが浮かびあがるように現れる。
そして徐々に黒さを増し、約60秒で写っているものがはっきりと見えてくるのであるが、わたしはこれをじっと見ているのが好きだ。
さらに好きなのが、水洗がおわってプリントをバットから引きあげる瞬間だ。
ヌラヌラと画像の表面を水がしたたりおちるようすが非常にエロティックに見える。
この場合の「エロ」とは性的なものではなく、生々しいというか、生きもののように感じられるという意味だ。
ただのパルプ繊維を平面にしてハロゲン化銀を塗布しただけの物質なのに、いつも命あるものの誕生に立ち会っている気になる。
植物も鉱物も地球が産み出した生きものだからね。それが形を変えて蘇るんだ。
とくにRC紙よりバライタ紙の方がよりエロティックだと思う。
そのようすをニコワンで撮ってみたけど、まったく写らなかった。

きょうはがんばって10枚以上焼いた。残るはあと4枚。もうすぐ完成だ。