Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

バイクカスタムの第一歩

2014年03月17日 | Life
友人のYさんのブログで紹介していた「STORIES OF BIKE」というページのビデオがとてもいい。
それぞれの話のなかに出てくるバイク乗りたちの生きざまがステキで、彼らの乗るカスタムバイクがまたカッコいい。
それらは意外にも250ccや400ccのふつうの市販車で、カスタムバイクの代名詞のようなハーレーは1台もない。
舞台がイギリスだということもあって、わたしの大好きなトライアンフも出てくる。あとは日本車(ホンダ、ヤマハ、スズキ)だ。

このビデオを見ていると、バイクのある人生は本当にすばらしいと感じる。同時に自分のバイクもちょっとカスタムしてみたいという気になる。
バイクの改造というと、なにか違法なこと、不良っぽいことのように感じるかもしれないが、そうではない。
自分のライフスタイルに合わせて、贅肉をそぎ落とし、よりシンプルな形に仕上げることがカスタムの目的だとわたしは思う。
暴走族のように自分を誇張してみせるような改造はカスタムとは呼ばない。



さて、きょうはYさんに頼んでアーシングしてもらう。

左上の写真の矢印は点火プラグにつながっているプラスの端子線である。この線に電流が流れるとプラグの先に火花が散って、エンジン内部でガソリン(正確には空気との混合気)が爆発してエンジンが回る。中学校の技術の授業で習ったはずだ。
このとき流れた電流はエンジン本体を固定しているバイクの骨組みをとおってバッテリーに戻っていく。バイク自体が金属でできているので、マイナスの線はあえて付けなくても勝手に流れていくわけだ。
だけど鉄やアルミでできている本体よりもっと流れやすいアース線(銅など)を取り付けて、積極的にバッテリーへ戻してやると流れがよくなる。これをアーシングという。

シートとタンク、サイドカバーを取り外し、バッテリーのマイナス端子から点火プラグに近い場所を慎重にえらんでアース線を取り付ける。
さらにオルタネーター(だったかな?)付近にもう1本アース線を取り付ける。
アーシング作業は1時間ほどでおわり、さっそく二人で走りにいく。



アーシングの効果については賛否両論あって、トルクが太くなり燃費も向上するという人と、気分的なものでじっさいには効果なしという人もいる。
またエンジンの形や車種によってもちがうというから、その効果は絶対的なものではないらしい。
だが走り出してすぐにわたしはエンジンの回り方のちがいに気づいた。
中回転域のもたつきがなくなって、スムースに高回転まで回っていく。たしかにトルクもすこし太くなった気がする。
ふしぎなことにエンジンの音も歯切れがよくなって、ゴリゴリとした感じ(?)に聞こえる。
「音が変わるなんてことある?」とYさんに聞くと、それはありえることだという。

かえり道に彼がよく行くガレージ・ライドというバイク屋に寄って、カスタムパーツのカタログをもらう。
もうすぐ暖かくなって、いよいよバイクの季節だ。なんか、たのしくなってきたな。

残念なマラソン大会

2014年03月16日 | Life
きょうはABC万博マラソンでハーフマラソンを走る。
5時半に起きていつもどおりの朝食をとり、愛犬アルタの散歩をして、6時半に家を出る。
大日から大阪モノレールで公園東口に着くと、陸上競技場は目のまえだ。
この競技場はわたしが高校生のころ、大会でよく走ったところ。
当時はいまのような立派な観客席はなく、メインスタンドに長イスがあるだけで、バックスタンドはただの芝生席だった。
夏の暑い日の大会を思い出すなあ。



9時ちょうどにハーフマラソンはスタートした。
ゼッケンにAまたはBの文字が付いているランナーは2時間以内で完走予定の人たちで、まえのブロックから出発する。
CまたはDのゼッケンは2時間以上かかる人たちなので、うしろのブロックに並ぶ。
練習不足のわたしは当然うしろからの出発。競技場のトラックを3/4周してコースへ出ていく。

きょうのコースは万博記念公園の外周路を走るのだが、中央環状線に面した南側をおもに走るのできれいな風景はなにも見えない。
またおなじコースを3回も往復するので、精神的にかなりきつい。というか飽きてくる。
いままで走ったマラソン大会ではだいたい5キロ毎に給水所があるのだが、きょうは妙なところに2カ所あるだけで、どうも身体の給水テンポと合わない。
バナナもまるまる1本だし。(ふつうは一口でたべられるように、半分か1/3くらいに切ってある)
わたしはゼリー状の補給食をもっていたのでよかったけど、それがないランナーは走りづらかったと思う。

15キロを超えたくらいから、右足のふくらはぎがピクピクしてくる。「あと1キロ」という表示を見てラストスパートをかける。
競技場に入るとバックスタンドへつづく急な坂を登り、観客席に入る通路を走りぬけ、また急な坂を駆け下りるという意地悪なコース設定におどろいた。
さらにトラックを3/4周してようやくゴール。さいごの1キロに8分42秒もかかった。いや、これは正確な距離が出ていない気がする。
ゴール後、スポーツドリンクや水のペットボトルなどを配る大会が多いのに、きょうはそれもなし。なんだか残念なレースであった。


勢いでズミルックス35ミリを買う

2014年03月15日 | Camera
毎年3月には卒業アルバムの売り上げがあるので、通帳の預金高がふえて少しリッチな気分になる。
だが月末に印刷会社から請求書が送られてくると、そんな気分は一瞬にして吹き飛んでしまい、きびしい現実を直視させられる。
なので、ほしいものを買うとすれば「今でしょ!」ってことで、ライカのレンズを1本買ってしまった。
もちろんこれはニューヨーク行きをにらんでの機材調達であることはいうまでもない。



ズミルックスM 35ミリF1.4というレンズは、今から約半世紀まえにつくられたライカの名玉であるが、当時、開放F1.4という明るいレンズは非常にめずらしかった。
このレンズを開放で使うと、背景に独特のボケ味が出る。
そのボケ方が作画的に美しく見えるときと、渦巻き状になって汚く見えるときがあって、それは被写体との距離によって変化する。
ライカはそのようすをファインダーで確認できないので、フィルム時代は現像してはじめてそれがわかった。
そんな特徴のあるレンズなので「クセ玉」とか「ジャジャ馬」「暴れん坊」などと呼ばれたが、そこがまたライカファンの心をくすぐる部分でもあった。

1994年にあたらしく設計された現行のズミルックス35ミリは第3世代となり、開放での描写も第1世代とはちがって大人しい(?)ものとなった。
どちらの描写がいいかは好みの問題だが、共通しているのはそのバカ高い値段である。
第1世代はもう中古品でしか手に入らないが、いまだに20万円を下らないし、第3世代は新品で50万円以上する。
ちなみに第2世代は少ししか製造されなかった(1600本というのが有力説)ので、なかなか中古市場には現れないが、どうやら100万円以上で取り引きされるらしい。庶民には関係のない話でした。



さて、わたしが買ったのは本家のレンズではなく、和製ズミルックスこと「ノクトン・クラシック35ミリF1.4 MC」というものだ。期待させてすみません。
このレンズはコシナという日本のメーカーがつくっている。なので良心価格だ。
でも写りは本家に勝るとも劣らないらしい。
まずはマウント基部に黒マジックで6ビットコードを書き込んで、M8ボディにこのレンズを認識させる。
ズミルックスM 35ミリF1.4のコードは上の写真の向きで「101110」となる(1が黒、0が空白)。



つぎにM8特有のマゼンタかぶりを防止するために、IR/UVカットフィルターを取り付ける。
これも純正品だと1.5万円くらいするので、ニューヨークから56米ドルの同等品を取り寄せる。ただし送料が40米ドルほどかかるので、それほど割安感はない。
黒枠を注文したのに、どういうわけかシルバー枠のフィルターが到着した。送り返すのも面倒なので、もうこのまま使うことにする。
海外から買うとこんなリスクもあるのだな。

さて、どんな写りをするのか。ためし撮りがたのしみだ。

V3って仮面ライダーではない

2014年03月13日 | Camera
2年も使っているお気に入りのカメラ「ニコン1 V1」の3型が出た。その名は「ニコン1 V3」。
名まえはふつうだけど、中身はふつうでない。
そのキャッチコピーが「デジタル一眼レフカメラを超える、世界最速を手に入れろ。」という、とても長くてリズムのわるい文章だ。
コピーだけではよくわからないが、要するにオートフォーカスが速くて、連写性能も高いということか。

もともとV1もオートフォーカスがとても速かったけど、V3はさらに測距点がふえて、動くものにもすばやくピントを合わしつづけるようだ。
連写性能はピントを固定した状態で1秒間になんと60コマ、ピントを合わしつづけるモードでも秒間20コマという、とんでもない速さである。これはもうムービーカメラだね。
運動会で子どもの走る姿とか野鳥観察の写真などに威力を発揮するのではないか。

←ノーマルボディ+新10-30mm
←EVF+グリップ付(ストロボはポップアップ式)

V1、V2とくらべて大きく変わったのは、内蔵のEVFがなくなったことだ。ファインダーを覗きたい人は別売のEVFを取り付ける形になった。
そのためカメラ上面がすっきりとしたデザインにはなったが、あまり特徴のないふつうのコンデジと変わらなくなってしまったのが残念だ。
EVFとグリップを取り付けると、一眼レフっぽくなってグッと精悍さが増す。ただし、あとから買い足すとEFV33,000円(税別)、グリップ17,000円(税別)でけっして安くない。
プレミアムキットとしてまとめて買うのがお得か。

V3はなかなか魅力的だけど、それよりも同時に発表された「70-300mm F4.5-5.6」というニコン1用の超望遠ズームレンズの方がわたしはほしい。
35ミリ判に換算して、なんと189-810ミリになるというから、月面で手を振るアームストロング船長も写せそうだ。
問題はそのお値段。ニコワンシステムが本気だということを示している。



夜、大阪写真月間2014「写真家150人の一坪展」の会場をきめる抽選会へいく。
7回目の正直、ついに念願の大阪ニコンサロンを引き当てる。
ニコンサロンでの展示は5/29(木)から6/4(水)まで。10:30~18:30(最終日は15:00)

主婦(夫)談義に花が咲く

2014年03月07日 | Life
午前中ジョギングで13キロを74分で走る。きょうは体がかるい。
そのあとS中学校とT中学校へ卒業アルバムを納品。来週U小学校の納品がおわれば、ようやく今年度の仕事も一段落する。
夕方までに愛犬アルタの散歩と夕食の準備をして出かける。

今夜はいつも世話になっているV写真館の慰労会にいく。
なんの慰労かというと、就活用の証明写真の撮影が一段落し、その撮影にかかわったカメラマンや美容師さんの労をねぎらうための会で、平たくいえば打ちあげである。
会社の社員だけでやってもよさそうなものなのに、わたしのような下請けのカメラマンにまで声をかけていただけるのは、本当にありがたいことだ。
ふだんはお金のことにとても細かい社長さんだけど、こういう場では出し惜しみしない太っ腹なところは見習わなければならない。
経営者というのは人を気持ちよく動かすために、どこにお金を使えばいいのかをいつも考えているんだね。

そういう大切な会なので、遅れてはならないと思い、指定の時間の15分まえにお店に着く。
2階の座敷にあがるとすでに3人の人が来ていて、とりあえずわたしも奥の方から詰めて着席する。
定刻をすこしすぎて全員が集まった。
だいたいトップの人って形式ばって長々くどくどとあいさつする人が多いが、ここの社長さんはあっさりと簡単なあいさつだけで、すぐに乾杯となった。いい感じだ。

←ある日の撮影風景

さて、わたしの席は美容師さんに囲まれていて、そこでの話題といえば、今夜の夕食はなにをつくってきたかからはじまり、最近葉もの野菜が高いとか、あのドラマに出てくる◯◯ってステキとか、それにくらべてウチの旦那は…。もう完全に、そのへんの道ばたで専業主婦がしゃべってるような主婦談義なのですね。(いや、ホントの主婦談義を聞いたことはないけれど)
でも専業主婦とはちがい、ここに集まっている人たちは自分の仕事をしながら、家事や子育てもしっかりとやっている人ばかりなのでとにかく忙しい。
なので、だし醤油を使ったら肉ジャガも簡単にすぐできるわよ、などと手抜きテクを伝授してくれる人もいる。
そういう生活者として共通する話題は多いし、わたしも共感できるので話は尽きない。

奥に座った5~6人でわいわい盛りあがっていたら、あっという間に時間がすぎてお開きとなった。
お店を出たとたん、なんの話をしていたのか忘れてしまったけど、たのしく呑んだという気持ちだけがのこる。