Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

カラオケとディズニーに共通するもの

2014年05月13日 | Life
修学旅行二日目。長い一日がはじまった。

富士山を臨む河口湖畔にあるホテルから、約4時間すし詰めバスにゆられ、東京ディズニーランドに向かう。
車中、元気のありあまった生徒さんたちがカラオケで盛りあがる。
たしかめたわけではないが、多くの生徒さんは寝不足でしずかに仮眠したいはずなのに、この大音響ではそうもいかぬ。
やがて、バス常設のカラオケソフトでは最近の歌がないといって、教員のスマホで歌いたい曲をダウンドードし、それを車内のマイクで流しながら歌いだす始末だ。
生徒と良好な関係をもちたい教員のサービスなのかもしれないが、どうかと思う。



ようやくディズニーランドに到着する。
ランド内での集合写真は厳禁。ゲート横にある段差を使ってクラスごとに写真を撮る。
昨夜からの雨がまだ降っているので、ストロボ光で雨粒が生徒さんの顔にかぶらないか気になる。
ゲート前で荷物のチェック(飲食物の持ち込みも厳禁)を受け、入場する。

ここ数年、毎年ディズニーランドに来ているが、ここでの撮影は本当にきつい。
なにがきついかって、私服で散っていった生徒さんたちを見つけ出すのは、太平洋を漂流する小舟を探すようなものだ。
結局、集合時刻の20時半までにランド内で撮れたのは、たったの4グループで、入るまえと出てきたところで撮ったのを合わせても20グループほど。
入園料を考えると、じつに費用対効果の低い仕事である。
来年からはクラス写真だけ撮って、もう中には入らずに一日どこかへ行こうかな。その方がよほど有意義だと思う。



あまりにも暇なので、ウェスタンリバー鉄道に乗ったり、シアターオーリンズでショーを見たりしたのだが、1ミリたりとも心が動かない。
こんなアトラクションで感動したり楽しめる感性を、残念ながらわたしは持ち合わせていないようだ。
ただ、広場でバンドが生演奏してたのはよかった。



この人たちはここでなにをしているかというと、パレードを見るために場所取りをしている。(左のカット)
最前列で見たい気持ちもわかるが、2時間半もまえからずっと待つなんて、すごい忍耐力だと思う。
さて、きょう見たなかで一番すごいカメラを持っていた人は、首からライカM4ブラッククロームと肩からハッセルブラッドSWCを提げたオヤジだ。しかも子連れでメリーゴーランドに乗っていた!

くたくたになってホテルにたどり着く。修学旅行はあと一日。

ニコン1 V1 プロ仕様

2014年05月12日 | Life
先週末、N中学校の1年生の宿泊行事に同行したときのメイン機は、バッテリーグリップ付きのニコンD800であった。
標準ズームにストロボを付けた全重量は約2.5キログラム。
それに背中のカメラバッグにはサブ機のD7000とレンズ1本、その他いろいろ入って3キログラム強。
これらを持って一泊二日の野外活動は、非力な身体にはけっこうな重労働であった。

で、きょうから二泊三日で同校3年生の修学旅行にいく。
先週の反省からメイン機をD7000にすることにした。だがサブ機がD800だと結局総重量は変わらない。
なので、思い切ってニコン1をサブ機にすることにした。コイツを仕事に使うのははじめてだ。
はたして役に立つのか。



ニコン1 V1に専用ストロボSB-N5を付けると、ちょっと仕事のできるプロ用カメラという感じになる。
このミニストロボには電池は入っていなくて、本体のバッテリーから電力が供給される。重さはわずか70グラム。
こんなに小さいのに、ヘッド部が上を向いたり、左右に首を振ったりもできる。つまりバウンス撮影が可能なのだ。すごいだろう。

今朝は新大阪駅から合流し、新幹線の中でさっそくニコン1+ミニストロボで生徒さんを撮る。
カメラが小さいので生徒さんもヘンに構えることなく、とても自然な表情を写すことができた。
もちろんミニストロボのTTL調光は完ぺきで、D7000(あるいはD800)とくらべても遜色ない写りだ。
販売用のスナップ写真なら十分のクォリティだろう。



富士川サービスエリアで富士山を背景に集合写真を撮る。ここからはD7000の出番だ。
そのあと、ふじてんリゾートでマウンテンバイクやポッカールという乗りものに乗ってあそぶ。
ポッカールというのはタテに3つ車輪が付いた乗りもので、運転は体重の移動とブレーキでおこなうらしい。
ここは冬場はスキー場なので、リフトに乗って山の中腹までいき、そこから斜面をポッカールで降りてくる。
見てるだけでたのしそう。やってみたい。



19時にホテルに到着。
夕食と各部屋での撮影を終え、本日の業務は終了。
夜の打ち合わせのまえに入浴。貸し切りのような露天風呂、いと気持ちよし。

ノクトン圧倒的

2014年05月06日 | Camera
連休も残すところあと1日。きのうから妻の実家ですごす。
いつもは甥っ子や姪っ子たちがやってきてにぎやかなのに、今年はクラブ活動や少年野球の試合などでだれも帰省していない。
それに義母がお正月に亡くなったので、いまここには妻とアルタとわたしだけだ。
身体を動かさないと気がすまない妻は、草刈りに余念がない。



きょうは3月に買った「ノクトン35ミリF1.4MC」と、以前から使っている「AFニッコール35ミリF2D」の撮りくらべをする。
開放のF値がちがうので、どちらも絞りをF2.8にして、おなじ露出で撮ってみた。
ノクトンはライカM8に、ニッコールはニコンD800に付けている。
ただしM8はAPS-H機で、D800はフルサイズ機なので、下のD800の画像はM8の画角と同じになるようにフォトショップでトリミングし、ピクセル数もM8に合わせてリサイズしてある。

 ライカM8 + ノクトン35ミリF1.4MC
 ニコンD800 + AFニッコール35ミリF2D

左のカットの白枠の部分を100パーセントに拡大したものが右のカットであるが、拡大するまでもなく圧倒的にノクトンの描写の方がよい。立体感や奥行き感がまったくちがう。
というか、ニッコールがこの程度しか写らないのが残念すぎる。リサイズによるピクセルボケの影響を考慮しても、切れ味がわるく平板な感じは否めない。
もちろん三脚とケーブルレリーズを使って慎重に撮ったのに、ピントの来ている部分が解像していないし、予想はしてたけど背景の二線ボケがとても醜い。やはりフィルム時代のレンズはもう使えないのか。
それに対してノクトンの切れ味はすごい。ボケ味も美しいね。まえにも書いたけど、本家ズミルックスに勝るとも劣らない。

 ニコン1 V1 + 1ニッコール18.5ミリF1.8

朝食はアサリのすまし汁にオムレツと豚ロース肉のソテー。食いすぎか。
朝食後、裏山へタケノコを掘りにいく。きょうは2本見つかったよ。
そのあと大阪へもどって、さっそくタケノコごはんとタケノコの煮物をつくる。
余談になるが、ニコワンってホントによく写るなあ。

京都でヨガ体験

2014年05月04日 | Life
毎年、ゴールデンウィークは観光地などには出かけず、妻の実家でのんびり過ごすことが多いが、今年は泊まりでどこかへ行こうと妻がいう。
ただ、思い立ったのが遅すぎた。いろいろ電話してみるも、すでに予約でいっぱい。
しかたないので日帰りで京都へいくことに。



お昼まえに金閣寺に着く。予想どおり長蛇の列。すこし後悔する。
修学旅行に同行して撮影で来るときはいつも駆け足でまわるが、きょうはゆっくり見ることができた。というか、人が多すぎて早くすすめなかった。
初夏のような暑さなので、かき氷を食う。うまーい。おみくじの自動販売機におどろく。こんなのあったんだ。



金閣寺を出て、きぬかけの道を歩く。
カフェ山猫軒で昼食。ココナッツカレーのランチセットはとてもおいしかったけど、ウェイトレスがばたばたと走り回るのに閉口する。
いくら忙しくても、店内を走るのはいただけない。店の広さに対して従業員の人数が足りないのね。
そのあと妙心寺へ向かう。



妙心寺の塔頭の一つ、如是院でヨガ&座禅体験をする。
動きやすい服装に着替えて会場で待っていると、参加者が集まってきた。なんと、わたし以外はみんな女性だ。
はじめに呼吸のしかたを練習し、つぎに手を上げたり下げたり、簡単な動きに合わせてゆっくりと呼吸する。
下半身の動きも加わって、徐々にきつくなってきた。
身体のあちこちの関節からポキポキと音がするのが、我ながらおかしい。

1時間くらいヨガをやって、つぎはべつの部屋で座禅を組む。
ヨガの先生から組み方を教わり、丸い座布団に座っていると、こんどは如是院のご住職が現れた。
ご住職が拍子木みたいなものをパシッと打ち鳴らし、つづいて小さな鐘を二度鳴らす。これがはじまりの合図らしい。
15分ほどすると、また合図があって、しばし休憩。つぎはご住職が警策(あの長い木)を持ってわたしたちの背中をベシッと叩く修行だ。
これも15分くらいして終了。はあ、疲れた。
座禅のあと、またべつの部屋で茶菓子をたべながら、ご住職の点てた抹茶をいただく。サービス満天!
たのしい(苦しい?)2時間半であった。



夕食は予約しておいたカキの専門店で、カキのコース料理をいただく。
さいごに出てきた蒸しカキは食べ放題なので、2回もおかわりして二人でかなりの量を平らげた。もう当分、カキは食べたくない(見たくない)。
ちなみに生カキは仙台産、焼きカキや蒸しカキなど加熱用は神奈川産だとか。安いからくりがここにあるのか?

このようにして連休の一日をたのしんだ。

つな引きとヒコーキおじさん

2014年05月01日 | Life
新緑の5月に入った。
きょうはM小学校の遠足で鶴見緑地公園へいく。
ここは全校児童で同じ場所へいき、1年生から6年生まで縦割りの班で活動するめずらしい小学校だ。
午前中、メインのとりくみは班対抗でのつな引き。16班が3つの場所に分かれて、それぞれ試合をおこない、勝ちのこった班どうしがさらに戦って勝者を決する。
力が拮抗する試合はいいけれど、10秒くらいであっけなく勝敗がついてしまうようなときは、全員を写すことができない。
できるだけ顔が見えるよう正確に、かつ大急ぎで撮らねばならないので、つな引きはけっこうたいへんなのだ。



つな引きのあとは各班ごとに分かれてランチタイム。
550人を越える全校児童がほぼ一斉にたべるので、これものんびり撮ってられない。
わたしを含めて3人のカメラマンが手分けして段取りよく撮っていく。

昼食のあとは、こんどは低学年、中学年、高学年に分かれてフリータイム。
用意してきたボールでドッジボールをしたり、キックベースボールをするグループや、鬼ごっこをするグループ、先生にまとわりついて肩車をしてもらったり、両手を持ってぐるぐる回してもらったり(人間風車?)する子もいる。
疲れた子どもたちは小枝を拾ってきてタワーのようなものをつくったり、てんとう虫の卵を先生といっしょに観察している。
木陰で昼寝してる子もいるけど、とにかくみんな楽しそうだ。



芝生広場の中央でヒコーキを飛ばす人たちがいた。
ヒコーキの先にゴムひもを引っかけ、真上に向けてビューンと飛ばす。おもしろそう。
興味を示した小学生たちがそのヒコーキを追いかけていく。意外に長い時間飛んでいて、なかなか降りてこない。
一番に追いついた子がヒコーキを拾っておじさんに届け、またビューンと飛ばしてもらう。
なんだかほのぼのとした風景であった。