「最近、一眼レフで撮りはじめましたが、取り扱いが難しくて、カメラを持ち出して写真を撮るのが大仰に感じてきました。そして何を撮ったらいいのか、わからなくなってきたのです」
と知人のTさんからメールがきたので、わたしはつぎのように返信した。
「写真ってまず自分がたのしむことが一番です。日常の生活のなかできれいだと感じたもの、すてきだと思ったことを自由に撮ればいいのです」
「カメラの操作が難しいと感じたら、プログラムオートで撮ればいいでしょう。とにかくシャッターを押すことです」
そもそも写真を撮るということは、撮ったその写真をどうするのかという目的がある。たとえば婚礼写真にせよ、学校アルバムの写真にせよ、それがどこでどう使われるのかははっきりしている。わたしたちプロカメラマンはその目的というか、依頼者の注文に合わせて撮るのが仕事なのである。わかりきったことですが。
なので、わたしのまわりには仕事以外ではほとんど写真を撮らないという人がけっこういる。展覧会をするとか、なにかのコンテストに出品するという目的でもなければ、プロはふだん写真なんて撮らないのである。
一方、趣味で写真を撮っている人、つまりアマチュアカメラマンはいったい何のために写真を撮るのか、その部分がとても大切だと思う。
SNSにアップするとか、だれかにプレゼントするとか、フォトブックをつくるとか、グループ展をするとか、なにか明確な目的・目標がなければ、だんだんマンネリ化してきて、やがてスランプに陥ったりするだろう。
でもアマチュアはそれでいいと思う。なにを撮ったらいいのかわからないという人は、べつにムリして撮らなくてもいい。撮りたくなったら撮ればいいだけのことだ。
趣味なのだから、いつやめたって自由なのである。(仕事だって、いつ辞めても自由さ)
それくらいの気持ちで気楽に撮ればいいと思います。
と知人のTさんからメールがきたので、わたしはつぎのように返信した。
「写真ってまず自分がたのしむことが一番です。日常の生活のなかできれいだと感じたもの、すてきだと思ったことを自由に撮ればいいのです」
「カメラの操作が難しいと感じたら、プログラムオートで撮ればいいでしょう。とにかくシャッターを押すことです」
そもそも写真を撮るということは、撮ったその写真をどうするのかという目的がある。たとえば婚礼写真にせよ、学校アルバムの写真にせよ、それがどこでどう使われるのかははっきりしている。わたしたちプロカメラマンはその目的というか、依頼者の注文に合わせて撮るのが仕事なのである。わかりきったことですが。
なので、わたしのまわりには仕事以外ではほとんど写真を撮らないという人がけっこういる。展覧会をするとか、なにかのコンテストに出品するという目的でもなければ、プロはふだん写真なんて撮らないのである。
一方、趣味で写真を撮っている人、つまりアマチュアカメラマンはいったい何のために写真を撮るのか、その部分がとても大切だと思う。
SNSにアップするとか、だれかにプレゼントするとか、フォトブックをつくるとか、グループ展をするとか、なにか明確な目的・目標がなければ、だんだんマンネリ化してきて、やがてスランプに陥ったりするだろう。
でもアマチュアはそれでいいと思う。なにを撮ったらいいのかわからないという人は、べつにムリして撮らなくてもいい。撮りたくなったら撮ればいいだけのことだ。
趣味なのだから、いつやめたって自由なのである。(仕事だって、いつ辞めても自由さ)
それくらいの気持ちで気楽に撮ればいいと思います。