6月9日(日)源次郎岳:山梨百名山を独り歩いてきました。
源次郎岳(標高1477m)甲州市にある。
大菩薩から日川をはさみ、東側に大菩薩連嶺、西側に日川尾根がある、この尾根の中心となる山。
人の名前が付いている、その由来は木曽義仲の乳母父である中原兼遠の従臣岩竹源次郎が
源頼朝の手勢に追い詰められ、山頂南西側の枡岩と呼ばれる大きな岩の上で自害したという
伝説がある。(歴史の教科書では習わない伝説だ)
:嵯峨塩鉱線
JR中央線甲斐大和駅から、9:50発の大菩薩上日川峠行のバスに乗る。
殆どの人が上日川峠へ向かう登山者。
10:15 「源次郎岳」登山口の嵯峨塩鉱泉前で降りたのは独り。
予測されたこととはいえ・・・・、登山口を探す。
:登山口
:草でカモフラージュされていた
昭文社の地図通り、バス停のすぐ横にあった。
:登山道標識
山梨百名山だが登る人も少ないのだろう、手製の標示板が2枚。
:新緑
ブナの木が目立つ、はるぜみの大合唱をBGMに歩く。
林床は笹が目立つ、落葉樹林帯の割には花が少ない。
クサタチバナ:ガガイモ科カモメズル属
山地の林の中に生える多年草。茎は直立し30~60cmになり、枝分かれしない。
葉は対生し、卵形または楕円形で、全縁で奥の両面にはわずかに毛が生えている。
茎の先の花序に白色の花を多数つける、花冠は深く5裂する、花期は6~7月。
初めて見る花、葉は見た記憶があるが。
:カラマツ林
登山道右はカラマツ林、左は自然林だった。
:手製
:林道分岐
10:45 嵯峨塩鉱泉深沢林道に出る。(ここから登ってくる人が多い)
:菩薩さん
あらためて登山道に入ると、「菩薩さん」が迎えてくれる。
わけ有って、脱帽し、手を合わせる。
;コントラスト
新緑に、ミツバツツジこの絵が多かった。
:牛奥峠
左が蛤岩、右が山の神(意味はよく解らない)。ここでも手を合わせてきた。
:山の神
欠けた茶碗がなければ、ただの石としか思えない。
:登山道
花は少ないが変わったものが見られた。
:フタリシズカ :ウマノアシガタ
イナモりソウ:アカネ科イナモリソウ属
三重県の稲森山で発見されたのでこの名がある。関東地方以西の山地の道沿いの崖
などに生える多年草。葉は長さ3~10cmで対生し、2~3対集まってつく姿が、4枚の目立った
葉を持ったハコベに似ていることからヨツバハコベとも呼ばれる。葉に斑紋の入ったものや、花が
星咲きのものが良く見られる。花期は5~6月。
:下日川峠分岐
11:10 下日川峠分岐に、ここから山頂までは1/4ピッチだ。
:最高点
今日の最高点、富士山の眺望が!?!*
このコースで唯一富士山が見える場所だが、に隠れて見えない。
:マザーツリー
ブナの巨木が多い。
11:25 ヤセ尾根を一旦下り、わずかに登り返すと「源次郎岳」山頂。
大木が無残にも切られている!(眺望を確保するためか)
左奥に南アルプスの眺望があるが、霞んで見えない。
:南側
:タンポポが一輪 :昼食を楽しんだパートナー
日陰を探して昼食、無数に飛ぶ虫をパートナーに。
:下山道
:根っこのアート
11:50 下山開始、このまま降りると歩き足りないので下日川峠をピストンしてきた。
:カラマツ林
:鹿の糞
多かった。下草を食べたのは彼らかもしれない。
:下日川峠
下日川峠ゲート入口、ここから戻る。
:レンゲツツジ
下日川峠への登山道で出会った花。
:スミレさん(少なかった)
:ワラビ :ササバギンラン
13:05 下日川峠分岐へ戻る。
カラマツの林床に咲いたクサタチバナ(白く見える)
:ヤブレガサ
梅雨の準備はお済ですか?
13:50 嵯峨塩鉱泉登山口へ戻った。
バス時間には間があるので、バス通りを下った。
:奥日川渓谷バス停
高山荘・奥日川渓谷バス停まで歩く。(バス運賃100円分を)
14:27発のバスで甲斐大和駅へ。
結局、人には合わなかった。
合ったのは大きな茶色い鳥一匹と、木から落ちた毛虫二匹、昼食に付き合って
くれた無数の虫と、終始BGMを奏でてくれたはるぜみ達だった。
14:56発の大月行で帰途に着いた。
**********
行程:標高差257m、約8.5km、歩行時間3時間
9:45 甲斐大和駅 =9:50発上日川峠行バス =10:15 嵯峨塩鉱線バス停
⇒10:16 源次郎岳登山口 ⇒10:45 嵯峨塩深沢林道分岐 ⇒10:50 牛奥峠
⇒11:10 下日川峠分岐 ⇒11:25~11:50 源次郎岳山頂、昼食
⇒12:15 下日川峠分岐 ⇔13:05 下日川峠ピストン ⇒13:50 登山口
⇒14:25 奥日川渓谷バス停 =14:45 甲斐大和駅
今週の twins
:何やら密談?
生後230日、新築祝いで愛嬌をふりまく(ふりまかされる)twins です。
:meiは女の子です。 :hina-bouは何を食べたのかな?
******** 「トナリノ」 からのお知らせです。
今週末は父の日ですね。
「トナリノ」では、お父さんの喜びそうな文具やバック、小物を取り揃えました。
自分では買わない物も、もらうとうれしいですよね。
ラッピングも素敵にさりげなく!
↓
毎年、父の日は、6月の第3日曜日で、父に感謝を表す日。
母の日の花がカーネーションなのに対し、
父の日の花はバラというのがプレゼントの基本のようです。
1910年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、
彼女を男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、
教会の牧師にお願いして父の誕生月6月に、父の日の礼拝をしてもらい、
墓前に白いバラを供えたことがきっかけと言われています。
私も父親なので感じますが、「お母さんの日にくらべ、父の日は力の入り方が..?」
と感じている一人です。
正直なところ、父と母ではその重みが違うとも考えますが。
父の日のプレゼントは、さほど期待していない父親が多いと思います、
期待してないところに、「お父さん いつもありがとう!」なんて
優しいメッセージがもらえたら、もうそれだけで嬉しくなってしまうのが父親の心情です!
『物』ではありません、『気持ち』ですよね・・・・。