清滝駅前の広場:一番阿波「霊山寺」~八番熊谷寺
高尾山を歩いていると、赤いよだれかけをつけた石仏が目を引きますね?
これが「高尾山内八十八大師」の弘法大師の御像です。
明治三十六年第二十六大師御山主・志賀照林大僧正が、広く東国の御信徒のために、
自ら四国八十八ケ所を巡礼され、札所の土を持ち帰り山内の各所に納め、
お大師像を建立したものです。 【薬王院解説版より】
3月27日、5月2日と御朱印を含め歩いてきた。
御朱印は三カ所①琵琶滝 ②蛇滝口 ③不動院(結願)
二本松の前広場:第九番法輪寺~第十六番観音寺(九大師=番号が飛んでます)
十一丁目茶屋前の第十七番井戸寺
薬王院本堂隣の太子堂にある(ミニ)八十八像
大師堂の裏側:第三十番~三十六番
滝口からの大師像(一)
(二)
(三)
仏舎利塔
↑
仏舎利塔広場:(番外も含め)十一像 ↓ ↑
金比羅社周辺:十二像
(めったに歩かないコース)
不動院本堂(結願)
八十八番:大窪寺
朱印を三つGETし、「御護摩受付所」にて朱印状いただきました。
右)案内状百円也、左)朱印状(署名費二百円也)
*
札所番号がいくつか順不同になっている個所があります。
数年前、年月を経て散逸していた石像を集めて整備したようです。
八十六体は見つかったが、二体は行方不明のため新規に建立した経緯にあるようです。
実際に巡拝すると、高尾山を二度上り下りし、~時間はかかります。
**
>>空海21
彼が室戸の尖端にせまり、ついに最御崎の岩盤に立ったときは、
もはや天空にいる思いがしたであろう。
まわりは天と水であり、天地の三要素が純粋に露呈している抽象的世界のようでもある。
やがて空海は風雨から身を守るための洞窟を発見する。
洞窟は断崖に左右二つ、奥は深い。
空海がこの洞窟を見つけたとき、
「何者かが、自分を手厚くもてなしている」
という実感があったのではないか。
「土佐ノ室生門崎ニ寂留ス。心ニ観ズルニ、明星口ニ入リ、
虚空蔵光明照ラシ来ツテ、菩薩ノ威ヲ顕ス」
弟子が編んだ『御遺告』から
と彼は奇妙な体験を語っている。
室戸岬で明星(宇宙)が口の中に飛び込んできたというのである。