2月27日千葉の市原市にある大福山(だいふくやま:292m)へ行ってきた。
Ⓜ社の忘年ツアーでこの大福山へ行く。(T崎さんも行っている)
いろいろ調べたら電車でも行けることが解り、行ってきた。
大福山(だいふくざん:242m)千葉県市原市、房総丘陵の清澄山から北に派生す
る尾根にある。山麓には養老渓谷、養老温泉がある。(日本山名辞典)
※標高が242m(日本山名辞典)、285m(千葉県の広報)、292mと三つある。
地形図を見ると292m、これが正しい数字か?三角点はないようなので・・・・
8:05 横浜駅東口から「小湊鉄道」のバスに乗り、アクアライン経由で五井駅へ向かう。
9:25 小湊鉄道で五井駅~養老渓谷へ、一両編成、約70分の旅。
車窓から見る景色は変化ない、退屈したが、忙しく動く車掌さんの仕事ぶりを見て驚いた。
殆んど無人駅なので、「切符の販売・チェック・ドアの開閉業務・沿線の紹介」とジッとしていなかった。
約60人の乗客、90%が我々と同じ遠征組、観光客だった。
こんなイベントが行われていました。
10:35 養老渓谷駅、(定刻着)10人程度が降りたようだ。
朝生原トンネル(駅から2km)手前にあった案内板です。
オオイヌノフグリ開花前 開いてました
オオイヌノフグリの学名は、veronica persica。
ヴェロニカというのは、カトリック教会・正教会の聖人の名前です。
ヴェロニカはエルサレムの敬虔な女性で、十字架を背負ってグルゴダの丘へと歩くキリストの憐れみ、
青いヴェールで額の汗をふいてあげたところ、ヴェールに奇跡がおきて、
キリストの顔が浮かび上がったそうです。
そのヴェールの色と、同じ色の花ということで、属名をveronica、
学名はペルシアで標本を採集したのかpersicaという種小名で登録されています。
【埴 沙萌:足元の小宇宙より】
11:04 女ケ倉分岐、尾根道(舗装道路)を大福山へ向かいます。
こんな感じの道です、バイク及自転車の連中が時折降りてきました。
「房総ふれあいの道」
杉の植林帯、しっかり手が入っているようです。
11:40 上屋敷、大きなが、月崎(小湊鉄道駅)への分岐です。
11:45 展望台(山頂には白鳥神社の社叢林があり、眺望がないので設置されている)
:北側の眺望 :南側の眺望
房総半島の内陸部は低い山、丘陵の連なりです。
12:00 展望台から降り、白鳥神社へ登ると山頂ですが表示も三角点もありません。
:小宇宙 :白鳥神社 :狛犬
白鳥神社: 伊豆に流されていた役行者がこの山に来て蔵王権現を祀ったので、
権現山といわれ雨乞いの山だった。
一方、日本武尊が東征の折、走水の海(浦賀水道)で嵐に遭うが、
后の弟橘姫の入水で渡りきり、房総に来て蝦夷を平らげたという伝承により、
日本武尊神社となり、同12年、現名の白鳥神社となったという。
12:10~25 分岐の東屋で昼食、崎陽軒の「春べんとう」です。
渓谷コースへ下ります、土の道です。
木の根・・
12:55 日高邸分岐です、ここから梅ケ瀬渓谷が始まります。
梅ケ瀬川を何度か渡渉し下って行きます。
(雨で増水したタイミングでここへ来れば、幌尻岳のトレーニングになりそうな場所です)
断層むき出しの場所が度々現れます。
洞門も・・・。
『梅ヶ瀬層 砂泥互層』というそうです。「落石注意」の表示あり。
13:40 女ケ倉の分岐に戻りました。
小湊鉄道の下りは14:12急ぎます(これを逃すと約2時間待ちます)
14:05 養老渓谷駅着、間に合った。(2両編成でした)
:停車場です :足湯処 :全景
* 千葉の花たちです。
:ハナニラ
:フクジュソウ
**
行程:標高差230m、約12km、3.5時間
8:05 横浜駅 =(京急バス) 9:25 五井駅 =小湊鉄道 10:35 養老渓谷駅
⇒11:04 女ケ倉 ⇒11:40 上屋敷 ⇒11:45 大福山展望台
⇒12:00 白鳥神社(山頂) ⇒12:10~12:25 東屋・昼食 ⇒12:55 日高邸分岐
⇒(梅ケ瀬渓谷・沢の渡渉) 13:40 女ケ倉 ⇒14:05 養老渓谷駅
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