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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

本社ケ丸・清八山(山梨百名山)

2012年12月11日 | 山梨県の山

秀麗富嶽十二景(大月市指定)十二番本社ケ丸(1631m)と清八山に行ってきました。

天候は曇り時々晴れ、時折『風花』が舞う寒い日、富士山は休みでしたが、

                          ”シモバシラ見っけ”の登山となりました。

   :シモバシラ(@笹子雁ケ腹摺山)

 シソ科の植物で、秋には白か薄紅色の小さな花をまるで鋸の歯のように多数つけます。

  冬に茎が枯れても根は地面の中で元気に生きていて、

   翌年また芽を出して成長し花を咲かせる多年草の植物。

 

  しかし、シモバシラの言葉の所以は冬にあります。

  秋に咲いたこの花は、枯れた後の寒い日にもう一度美しい花をつけるのです。

  地中から吸い上げられた水が、夜間の寒さで凍り、

   枯れた茎を割って吹き出して氷の花を咲かせます。

  この珍しい氷の結晶の花を霜柱に見立てたもので、まさに氷の彫刻、自然の美しさに言葉を失います。

  (キク科コウヤボウキ属の『カシワバハグマ』も同様に”氷”の花を咲かせる)

  :今日のコース

8:30 JR中央線笹子駅で降りる、寒~~~い。

国道20号線(甲州街道)を西に向かう。

笹子トンネル事故で迂回する車両が多いとの報道だが、下りよりも、登りの交通量が多かった。

  :TV局の取材車

TV局の取材車が仲良く駐車していた。

緊急及び工事車両以外通行しない、中央高速の絵は異様だった。

  :車両通行なし

  :追分分岐

9:00 「追分」から林道に入る(右が20号線)

登山口までは林道歩きが長い、約90分の歩程だ。

  :笹子雁ケ腹摺山方面

  :追分トンネル

  :林道

  :山梨県の登山標識

  :凍ってる

  :登山口

10:03 やっと登山口へ、『風花=小雪』が舞っている。(見えますか?)

  :登山届ポスト

  :清八峠への尾根

正面の伐採地(植林準備?)を登って行く、厚い雲が空を覆っていた。

      

:シモバシラ                         :霜 柱 

足元は霜柱が降りている、崩れているのですでに登山者が登っている証左だ。

土手の枯草に目をやると、根元に氷が付いている、”シモバシラ?”だった。

今日の目的は①登山 ②富士山だ、数枚カメラに納めて登り始める。

  :北側の山並み

  :落葉樹の登山道

登山口から続く、清八峠までの登山道は、登り一辺とう、

落ち葉を踏む音と、実をついばむ鳥のさえずりと、荒い息づかいを耳にしながら登る。

眺望は変わりない。

鳥が啄んだ実が落ちていた。

  :雪が降っていた

登山道に雪が目立ってきた。(滑るほどではない)

   :清八峠

11:15 清八峠へ、右へ行けば5分で清八山(1593m)だ。

   :清八山頂

11:20 清八山頂へ、富士山は・・・

この松の木越しにどか~んと構えているのだが、厚い雲を纏って見えない。

   :三つ峠

   :御坂山塊

雲も動く気配がないので、本社ケ丸に期待し清八峠へ降り、本社ケ丸へ向かう。

  :稜線

   :岩場

清八峠から本社ケ丸へは、約40分の行程。

ヤセ尾根・岩場・小さなピークのアップダウンを繰り返しながら進む。

   :本社ケ丸山頂

12:00 本社ケ丸山頂、雪がまた舞っている。

富士山は少し雲は上がったようだが、まだ姿を見せない。

少し寒いが昼食、手袋をしているにもかかわらず、悴んでいる。

吹きさらしだが、風がないのがせめてもの救いだった。

   :河口湖

少し雲があがり、河口湖(中央)が姿を現す。

   :富士山が

富士山が見えてきた(手前は三つ峠の稜線)

   :雑木林

12:20 いつまでも、「富士山待ち」もできないので、下山する。

   :送電線鉄塔

   :宝の山ふれあいの里分岐

13:00 鉄塔の下から「宝の山ふれあいの里」分岐へ、

何かありそうな地名ですね?富士急行線へ下る道です。

  :good-by三つ峠

三つ峠ともお別れです。

   :角研山(分岐)

13:15 角研山です、鶴ケ鳥屋山(1374m)への分岐です。

  :影

 

今日は笹子駅へ下ります、日差しもごくたまに顔を見せます。

情報では、「落ち葉が多く踏み跡も不明瞭、要注意!」とあった。

救いは周囲が樹間越しに、確認できること。でも落ちるように降りて行った。

  :鉄塔

   :本社ケ丸

眺望の開ける場所、振り返ると本社ケ丸が見えた。

   :鹿の糞

   :林道出合

13:50 登山道ではなく、杉林に敷設された「鉄塔管理道」を下り、林道へ出た。

杉の植林帯に入ると、”シモバシラ”の群落?が・・・。

         

         

   

シモバシラが咲くのは高尾山が知られているが、石老山(相模湖畔)でも見た。

今年の冬は高尾山に行く理由がなくなってしまった。

   :中央高速道

俯瞰した中央高速道、車両の通行はない。

  :登山口

14:34 杉林を落ちるように下って「登山口」まで降りてきた。

14:45 線路脇を歩き「笹子駅」へ戻った。

********** 行程:標高差1031m、約13km、6時間10分

         8:35 笹子駅 ⇒9:00 追分(甲州街道) ⇒10:00 清八峠・三つ峠登山口

          ⇒11:10 清八峠 ⇔ 11:15 清八山 ⇒12:00~12:20 本社ケ丸山頂

          ⇒13:15 角研山山頂 ⇒13:40 鉄塔 ⇒13:50 林道 (シモバシラ群落)

          ⇒14:34 本社ケ丸登山口 ⇒14:45 笹子駅

                                                            **********

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シモバシラ (ひとみ)
2012-12-13 08:24:05
お花かわいいですね‼
写真たくさん、見て読んでいて楽しいです。いつも。

寒い季節ですよね、富士山も見えず、曇っていると
暗くなりがちですが
わたしも負けずにこんなふうな発見をたくさんしよう‼と思いました
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frost columnフロースト カラム (can't)
2012-12-12 20:14:43
この日は、とても寒くて「なんで登ってるんだろう」と内心ぼやいてました。途中で、霜ばしら 霜柱 シモバシラ の花に出会って「来て良かった」という一日でした。
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