●溜池山王駅
をあわや乗り越すところでした。
いや、朝の居眠りでではありません。
昨日、子会社の役員さんとお話していて、とても面白い本があるから読んでみなさい。
といってお借りした
「憚りながら」
@後藤忠政著です。
いやぁ・・・こんな現実を語られた本が出てくると、なかなか物語のほうでやくざもんのことを書くのも難しいでしょうな。
しかし、ほんとうにリアル感ありありの内容です。
まだ書き出しから少し読んだばかりで、著者の若かりし頃の切った張ったのことが書かれているんですが、話の流れからこんなことが書いてありました。
「わずか20年くらいの間に戦争の焼け野原から家を作り、道路を作り、オリンピックや万博まで開いたわけだろ。それに比べて、平成元年から平成20年までの日本って何をしてきたんだ?」(「憚りながら」後藤忠政著より)
で現実に引き戻されます。
と、ちょうど銀座線の降り口が進行方向右側に変わる「溜池山王駅」だ~ ということで慌てて降りた次第です。
平成元年から・・・か~
してみると、自分の会社生活の間はいったいなんだったんだろう
と置き換えられるわけです。
「平らかに成り すぎたのかな~」
塩川正十郎さんが日曜日の朝「ガキの喧嘩」ですよ・・・なんておっしゃっていたことが、始まってしまうんですか~
しかし、経済だの会計だのだけがしっかりして、政治がボロボロだから 外資にいいように使われているだけなんではないでしょうか・・・円高
困ったときの待機外貨 ・・・なんていわれて、「腹がたたないのかね」
大新聞もよく平気でそんな記事を書くものだなぁ・・・と思います。
それとも企業人は相変わらずこつこつ と仕事をしていればいいのでしょうか?
あれ、せっかく穏やか気分で書き出したのに、最後はヒートアップしてしまいました。