池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

まずは、大森ふるさとの浜辺公園

2019-08-21 17:55:43 | 散歩

最近、日が暮れるのが早くなったような気がしません?

まあ、夏至を過ぎれば日が短くなる理屈ですし、立秋も過ぎているので、それはそうなんですが、

朝、明るく感じるのは変わらないような気がして、

夏が近づくと、日が長くなったなぁと思うし、

秋の日はつるべ落とし、と言うし、

日の長さは、太陽の粘りで決まるのでしょうかね(笑)。

暮れかけから、暗くなるまでは長いので、粘ってはくれているような(謝)。

 

ちなみに、去年、大爆笑したのですが、

秋の日は釣瓶落としだな」と私が言ったところ、奥さんが「鶴瓶さんのネタ?」と、、、

ことわざを知らないのは未だしも、井戸の釣瓶を知らないと言うことに驚愕し、爆笑。

まして、妖怪の釣瓶落としって、あなたの実家の方じゃん。

手長足長を知らない福島県民(出身者)みたいな感じ?

 

さて、昨日のブログで、大田区の自然観察路海と埋立地のみち」は、ちょっと広域なので、池上の自宅から歩いて行き、そこから一帯を巡るのはちょっと厳しいか、

ともあれ、まずは行こうと思っていた「大森海苔のふるさと館」に歩いて行ってみて、と宣言したところなので、

早速、行ってきました(慢)。

 

ここら辺はちょっと行きにくい場所なんですよね。

まあ、京急沿線なら電車で行けますが、駅からちょっと歩くし、JR大森駅からのバスは本数が激少らしく。

うちの奥さんなら、タクシーに乗ろうとするでしょうね。

(しながわ水族館へは、JR大森駅から迷わずタクシー乗りましたからね。私は反抗して歩きましたが)

でも、そんな場所故、私が池上から歩いて行くのも真っ当な理由では?(苦)

 

うちの辺りからだと、池上通りを大森方面に歩いて、環七を平和島に向かってと、ちょっと遠回りで時間がかかる感があったのですが、

Macのマップで経路を検索すると、たまに散歩で歩くコースでもあるのですが、池上通りを、私の御用達業務スーパー池上通り店の先辺りで折れて、京浜東北線の下をくぐって、内川沿いに下ると一時間かからないように表示されるので、目から鱗、その経路で行くことにします。

”京浜東北線の下をくぐって”と言いましたが、本当に、屈んでくぐります。

掲示があるのですが、なんとかさんの篤志で通れるようになっているとか、、、大田区とかJRが管理している通路ではないのかな?

危ないけど、ここが通れないと、左右、結構歩くことになるからなぁ。

(なので、通行量はいつも結構あります)

 

ここから下流が、内川の本流です(上流は、歩いてきた道の下、暗渠化されている)。

ラドン温泉ではありません(笑)

暗渠化された上流が、下水道の幹線であったことから、一時、水質汚染がひどかったらしいのですが、

「曝気式接触酸化法」なる方法(水中の酸素を増やして、川底のバイオコードに住み着かせた微生物に浄化させる)で浄化しているようです。

 

呑川を遡上したゴジラが、品川に向かった第一京浜に行き当たったら、クランクに曲がって、平和島の方へ向かいます。

もうすぐ、と言う辺りで、お祭りの準備が、、、

盆踊り用ではないでしょうけど、常設でこんな遊具があると、櫓に転用できていいですね。

今週末あたりお祭りがあるのかな?(Webでは情報が見つかりませんでした)

 

さて、自宅から歩いて45分、5,000歩ぐらい(遠くはない)で到着。

右に行けば、大森ふるさとの浜辺公園大森海苔のふるさと館

左に行けば、平和の森公園

なお、本日のターゲットは、大森ふるさとの浜辺公園大森海苔のふるさと館のみ。

平和の森公園など「海と埋立地のみち」を巡るのはまた今度。

 

大森ふるさとの浜辺公園に入ります。

一応、ゲートがあって、5:30に開きます。

左手には、大森海苔のふるさと館がありますが、9:00開館なので、開館時間まで公園を巡ることにします。

 

なお、大森海苔のふるさと館の広場には、ローラースライダーがあります。

子供はいないし、人気(ひとけ)も少ないので、

滑っちゃおうかな。。。

と誘惑にかられましたが、五十過ぎたおっさんにその勇気はありませんでした(笑)

 

内川の河口に架かる橋を渡ります。

海に向かって左手には、なんとか丸とかいう名前から推測すると、漁船、釣船でしょうかね。

右手には、観光船などの船着場が見えます。

 

そして、橋の向こうには、綺麗な弧を描く砂浜が!

こんな場所があったんですね(驚)。

干潟でブロックされているので、波はありません。

と言うか、長崎の出島ばりに、埋立地の内陸ですからね。

水は結構きれいだと思います。

先まで行って、振り返るとこんな感じ。

草地も広くて、気持ちがいいです。

砂浜の沿って、屋根付きのデッキ、寝転べるくらいの椅子があるので、

(朝方ですが、結構な人が、寝転んで(眠って)いました)

心穏やかに、のんびり、海を眺めるのもいいですね。

生憎、水平線は見えないのですが、羽田を離陸する飛行機で我慢しましょう。

あと、多分、呑川の下流にもうじゃうじゃいるボラだと思うのですが、たくさんの魚が水面を賑わせていました。

(水際にはいなくて、ちょっと先の方バシャバシャしていて、魚影は見えないのですが)

結構大きなのも、ちょくちょくジャンプしていて、あれもボラだったのかな。

大森海苔のふるさと館の展示によれば、ボラも30〜40cmになるらしいし)

 

レストハウスもあります。

デッキ(ちょっと上)からの眺めもよろしい♪

8:45分という、ちょっと半端なオープンの時間は、裏手のビーチバレーコートなどの使用が、9:00からだからかな。

ビーチバレーコートは、週末でも区民は2時間2,000円なので、お値段的にはリーズナブルでは。

(利用料は、大田区のHPを参照)

フットサルのコート、総合的なグラウンドもありました。

 

と言うところで、9:00、大森ふるさとの浜辺公園の開館時間となりました。

が、こちらは盛りだくさんになりそうな(想像以上に、展示が充実していた)ので、

明日に分けて、ご紹介したいと思います。

ではでは


池のみち(洗足池、小池)

2019-08-20 17:42:05 | 散歩

明け方、ドバーッと雨が降って、

止んだところで散歩に出かたので、涼しくてよかったのですが、家に帰ってきた頃は、晴れ上がって、30℃オーバー。

今日は、ツルハドラックが5%OFF。

アリエールもちょうど切れたし、奥さんからのご注文もあれこれあったので、それらを買いに出かけて、汗だく。。。

 

さて、天気がいい時は多摩川、雨模様の時は洗足池が基本的な散歩コースなので、

雨曇りだった今朝は、洗足池へ。

やはり、雨曇りの洗足池は静かな趣きがあって好きです。

そんな風に感じるのは、広場とか遊具がなくて、基本的には池を眺めるところだからかな。

ジョグしている人もいますが、池を周回する遊歩道は走りにくいので、そんなにはいないしね。

 

ちなみに、今、見頃なのはこの白いユリ。

茎がずいぶんと長く、花が重たいのか、随分腰を曲げて咲いています。

(腰の曲がった小綺麗なおばあちゃんってイメージ)

テッポウユリであっていますかね?

それともニワシロユリ?

ひょっとしてタカサゴユリ?

 

ところで、昨日、田園調布せせらぎ公園、多摩川台公園、宝来公園にかかる「雑木林のみち」を知りましたが、

洗足池には「池のみち」があることに気づきました。

大田区ホームページで確認すると「雑木林のみち」同様に、生物植物調査報告書パンフレットがありました。

現地には、各ポイントの掲示板があり、この4ポイント(箇所)というのが丁度いいですね。

無駄に沢山設けず、ポイント毎に観察できる特徴が記してあって。

パンフレットもわかりやすく、ビジュアル的にも興味を惹かれるいい感じです。

 

ポイント1は”樹林が育む生き物”

ツミって、見た目(写真)立派なタカですが、

ポッポー鳴いているキジバトと同じくらの大きさの、日本最小のタカなんですね。

大田区の公園で増えているらしく、今後、気をつけて観察してみたいと思います。

 

ポイント2は”洗足池の水鳥たち”

 

ポイント3は”水辺の環境と生き物”

そういえば、ガマも水辺でたくさん生えていますね。

幼い頃、実家のあたりにはなかったのか、因幡の白兎に出てくるガマの穂が、イメージできず、猫じゃらしとごっちゃになっていました(懐)。

 

ポイント4は”小池に暮らす生き物”

この”小池”ですが、

大田区ホームページによると、「かつては洗足池の大池に対して、小池と呼ばれていた溜池の雰囲気を復元した公園です。」

池の西側には遊具などが置かれ、東側は板敷の遊歩道になっています。

逃げもせず、のんびり前を歩くカモの後を付いて行きました(笑)

 

動植物の知識が乏しい私なので、

ただ歩くだけでなく、こういう掲示板やパンフレットをきっかけに、少し視線を広げて、自然に対する感度を上げて、散歩を楽しみたいですね。

なお、「雑木林のみち」「池のみち」に加えて「縄文のみち」「川と干潟のみち」「海と埋立地のみち」の計5箇所の自然観察路があることを知りました。

「縄文のみち」は超近所。

本門寺にお参りするだけでなく、樹木に注目して歩いてみるのもいいですね。

「川と干潟のみち」は、最近は暑いので足を伸ばしていないのですが、15,000歩コースとして何度も歩いている辺りです。

しかし、土手を歩いていると、干潟には遠く、土手の植物しか見ていなかったので、グラウンドを越えて、水辺の方にも行ってみましょうか。

「海と埋立地のみち」は、ちょっと歩いていくには遠いかな。。。

(池上から歩いていく、という発想が異常なのでしょうけど)

パンフを見ると、行った先でも随分広域のようだし。

まずは、夏休みの自由研究として行ってみようと思っている「大森 海苔のふるさと館」まで歩いてみて、かな。

ではでは


田園調布せせらぎ公園、おまけに宝来公園

2019-08-19 18:05:21 | 散歩

先日、東急多摩川駅の左側(多摩川寄り)にある多摩川台公園へ古墳を観に行きましたが、

多摩川駅の右側も公園になっていて、田園調布せせらぎ公園と言うので、今朝は、その田園調布せせらぎ公園を散歩してきました。

 

公園のゲートが開くのが7時と早いので、池上から歩いていく分には、大森貝塚遺跡庭園佐伯山緑地のように時間調整をするまでのことはありません。

大田区のホームページによると、

「かつての多摩川園遊園地で・・・園内には大きな湧水池が2か所あり、様々な水生生物が生息しています。春にはサクラ、ヤエザクラ、など楽しめ、秋にはイロハモミジの紅葉を楽しむことができます。また3か所の多目的広場は子どもと大人で毎日のように賑わっています。」

うろ覚えですが、どこかで「多摩川園遊園地」の写真を見たような、、、こんな所にコースターがあったんだ、と少し驚いた記憶が。。。

Wikiを調べると、写真が掲載されていましたが、これではなかったような、、、コースターらしきものが判然としないし。。。

 

まあ、ともあれ公園に入ります。

線路に面したエリアは生憎工事中ですが、地図で見ると人工的な広場の工事らしく、名称の”せせらぎ”を観るには支障はなさそうです。

 

あちこち散歩していると、武蔵野の路とか、何とかのみちに出会いますが、ここには大田区自然観察路「雑木林のみち」という案内板がありました。

大田区ホームページに、生物植物調査報告書、パンフレット()が掲載されています。

毎度のことながら、まず、こう言うの読んでから行けば、もっと深く感ずるところがあるのでしょうけどね(汗)

季節が変わったところでまた行くとして、その時は参照してから行くことにします(苦)

なお、田園調布せせらぎ公園が、ポイント4でしたので、

帰り道に、ポイント1、2、3もチェックしてきました。

地図がざっくりなので、ポイント2は見つけるのにちょっと時間がかかりましたが、

却って、ちょっとオリエンテーリング気分で、多摩川台古墳群をもう一度、ひと通り観られました(笑)。

 

ポイント1、宝来公園。

ポイント2、多摩川台公園の植生

ポイント3、多摩川台公園の生物

 

さて、せせらぎ公園に戻ります(まだ、入口でした)。

園内を北からぐるっと周ることにします。

 

小さい池があり、掲示板(?)によると、東京の名湧水57選ひとつのようです。

滝がありますが、湧泉ではないんじゃないかな?

 

北口のところの広場。地図上は、何だか乱暴な感じで”草っぱら”と呼ばれています。

奥の方では、稲が栽培されていて、なかなか愛嬌のある案山子が守っています。

案内板と見ると「みんなの田んぼづくり」と言うイベントで、募集した大田区民によって、田おこし、苗づくり、田植え、案山子づくり、そして収穫まで行うようです。

この裏が、第一湧水池で、綺麗な湧き水が田んぼに引かれているようです。

 

公園を上の方へに登っていくと、

テニスコートや休憩所がありました。

テニスコートを囲むような遊歩道を歩くと、先ほど見えた滝の上に出ました。

この水量は、湧き水にしては多いように思えます。池から循環していのではないでしょうかね。

 

公園自体、結構傾斜があり、なんだか危なそうです。

 

第二湧水池を見下ろします。

ぐるっと回って、休憩所の所に戻ってきましたので、

舗装された階段を駅の方へ下ります。

通勤で駅に向かう方々がひっきりなしに通ります。

通勤で、このような自然豊かな遊歩道を歩く気分はどうなんでしょうね。

一見、爽やかな感じもしますが、急な階段は、朝、急いでいる時、疲れて帰る時は、そんな気分ではないのかも。

 

集会所・休憩所・公園事務所です。

デッキに座って休憩というのもいいのですが、生憎、こちらは9時まで開きません。

 

その先にある(先ほど見下ろした)第二湧水池です。

ザリガニがたくさんいました。

偶然、聞いているラジオ番組で、現在、中国でザリガニ料理が流行っていて、6兆円の市場規模とか言っていましたが、美味しそうには思えませんね(笑)

しかしまあ、思えば、人生で、ザリガニって食べていなかった。。。

食用として売られている、動物、昆虫、爬虫類、両生類は粗方食べてきましたが、これは盲点でした。。。

と言っても、もう食べる機会はないでしょうね(悔)

 

以上、田園調布せせらぎ公園の模様でした。

”せせらぎ”という名前の通り、水辺の多い、清涼感のある公園です。

しかし、水辺が多いゆえ、随分と蚊に食われました。。。

 

おまけに、その先にある宝来公園にも立ち寄ってきました。

先ほどの「雑木林のみち」のポイント1でもありますし。

 

こちらは何度か来ているのですが、

小ぢんまりとした公園で、のんびり過ごす雰囲気はいいんですよね。

それと、田園調布駅からこの宝来公園に向かう道は、ドラマの撮影などにも使われる、綺麗な銀杏並木があって、秋に来るのがオススメです。

宝来公園については、銀杏、紅葉の季節にまた。

ではでは


養源寺の盆踊りと池上仲通り商店会の「ちびっこ大集合」

2019-08-18 16:15:03 | 地域情報

一昨日は、アクアパーク品川で疲れてしまい養源寺の盆踊りには、お祭り好きの奥さんも流石に「明日にしよう。。。」

と言うので、昨夜、暗くなるのを待ち、夕飯後に出かけました。

(私は、夕飯を作りながら、金麦飲んでしまったので、ちょっと足取りが重かったのですが)

 

とても盛り上がっていました♪

 

ところで、先日ニュースで「盆ダンス」が流行っているというのを観ました。

  • いわゆる盆踊りの”何とか音頭”ではなく、洋楽、Jポップなどをかけて、ノリノリで若者も参加しやすくしている。
  • ボン・ジョビのLivin' On A Player、荻野目洋子のダンシングヒーローなど、割と世代を超えて(むしろ古め)楽しめる音楽をかけて、年配の人も、若者も楽しめる。
  • 踊りそのものは盆踊りなので、年配の人も大丈夫。
  • アップテンポな曲なら、アップテンポに盆踊りを踊るだけなので、老若男女が入り混じったパラパラっぽく盛り上がりがある。
  • 若い人も浴衣で参加して楽しそうですし、普通のファッションでも、ポップな曲なので違和感もない。

という感じでした。

 

さて、移動動物園呼んだり、巨大な流し素麺やったり、境内にビニールプールを張ったり、仏事に限らぬイベントで地域を盛り上げる養源寺はどうだったか、というと(私の興味はむしろそこで(笑))、

流石にボン・ジョビはかかりませんでしたが、

東京音頭、チャンチキおけさなどの定番に加えて、ドラえもん音頭、何となく聞き覚えのある洋楽もかかっていました。

 

そして、ちょい凄いなと思ったのが、

かかる曲によって、踊りが変わるのですが、

きっちり浴衣を着こなした年配の方々が、踊りの輪の中に散らばっていて、

(なんとか連という、踊りのグループの方々でしょうか?)

この方々がリードするような感じで、合わせて踊るので、

一般の参加者は、その方々に合わせて、一体感を持って踊れているように見えました。

 

そんな感じなので、奥さんも傍目にもわかりやすく”うずうず”しており、

「踊ってきなよ」と何度か言ったのですが、こういうのに一人で入っていけない人なので、かき氷食べながら眺めるだけで終わりました。

 

が、そこまでを考えて、段取っていたのであれば、さすが養源寺、なかなかの運営でしたね。

 

そして、本日、お盆ウィーク最終日は、

池上仲通り商店街で「ちびっ子大集合」というイベントに通りがかりました。

綿あめ、他に焼きそば、飲みのもなどの販売(奥さんと一緒だったら、絶対買わされているだろうな)

サイコロで景品。

紐を引いての景品当て。

風船釣りなど。

結構な人出でした。

スマホや専用ゲーム機で遊ぶことも否定はしませんが、

こういうのは、夏の思い出として子供心に残るのではないでしょうか(盆踊りも)。

 

池上仲通り商店街って、結構いろいろイベントをしています(日曜日に車両通行止めにして)、

というか、大田区の商店街って、季節ごとのイベントを丁寧に開催していますね。

昔ながらの下町文化というだけではない、今住んでいる人たちの心意気とでもいいましょうか。

池上に住んでまだ二年弱、マンション住まいで近所づきあいが疎遠ではあるものの、

住んでいる街への愛着、親近感は強く感じます。

ではでは


アクアパーク品川

2019-08-17 17:49:33 | 見学・観賞

昨日の話ですが、和歌山に行けず、奥さんも家にいるので、

何となく”自分主体”の行動が取りにくく、Webで秋植えの野菜とか、レシピとか調べていたら、

奥さんが「○○さんが、品川のイルカのショーが面白いって言ってた。イルカの赤ちゃんも生まれたって、蒲田でポスターを見たよ。」と。

直感的に、何かごっちゃになっているように思いました。

品川水族館には何度か行っているので、今更、誰かがショーを面白いと言った、などと言う必要はないし、

マクセルのは、行ったことがないので、ショーはそっちだとしても、赤ちゃんが生まれたことをネタにするなら、むしろ品水。

Webで調べると、案の定、イルカの赤ちゃんが生まれたので品水で、去年もありましたが、イルカが子育て中なので、ショーはお休み。

奥さんにも確認したところ、ショーはマクセルの事を言っていたらしい。

で、「マクセルの行ってみたい!」と言い出したので、

ちょっと不安に思えたものの行ってみることに。

 

と言うのも、私は精神神経科に通院していて、とにかく人混みがダメ。

未だに、抗不安剤が手放せない。

しかし、今はお盆の時期、電車も空いているようだし、

TDLならともかく、マクセルアクアパーク品川なら、ひょっとして空いているのでは?

普通の土日に付き合うよりは、リスクが低いかも。。。

 

で、どうだったか、と言うと、

超満員。。。。

イルカショーの時間に合わせて行きましたが、

2Fのスタジアムに上がるまで、入口(券売機のところから)から1Fの展示も、人だらけ、歩けな−い、進まなーい。

そして、スタジアムに着いたら、立ち見も二重三重に。

ステージの裏あたりに、ようやく肩越しに覗けるスペースを見つけて、奥さんと収まりました(汗)

 

前説中。

 

しかし、ショー(パフォーマンス)が始まると、見とれてしまいました(驚)

天井からの水のカーテンやら、

噴水やら、

プロジェクションマッピング、ポップな音楽もシンクロさせて、

飼育員(パフォーマー?)も、

イルカたちも飛ぶは、跳ねるは、目一杯水を観客席に撒いて、

感動的ですらありました。

15分程度のパフォーマンスですが、2,300円の一般入場料払う価値はあるかと。

(なお、年間パスポートが4,400円なので、2回来るなら年間パスポートがお得)

そこで、もう一回、1時間半後のパフォーマンスを正面から観ようと反対側に移動し、座席を確保。

外で、ペンギンのミニショーが始まる時間でしたが、奥さんは「外は暑いから」と席確保しておくと言うので、アイスを買い与えて、私は外へ。

 

ペンギンのミニショーです。

前説が面白く、ケープペンギンはのできる芸は歩く、止まるだけ、ネタあかしをすると、くす玉を引かせるが、すぐ引けばショーは1分で終わる、引かなければ、引くまで20分待つかも、イルカだけでなくペンギンもインスタにあげて、でも品川水族館と間違わないで、とか。

そして、前説通り、ケープペンギンがよちよち歩いて、飼育員の動きに合わせて、くす玉引いて、くるくる回って、2、3分でおしまいでした。

これも前説で言っていた”オープンカーに乗って”ペンギンが登場。

飼育員さんは、ペンギンを動かすのに四苦八苦。

ペンギンの運動会というより、飼育員さんの運動会。

さあ、くす玉の下で停まったが、、、

なんとか引かせようと頑張る飼育員さん。

感動の拍手(は、飼育員さんへ)

最後は、飼育員さんに合わせてぐるぐる回る、撮影タイム。

「この後、練習するので、良かったら見ていってください。」と。

暑い中立ってショーの時間を待たなかくても良かったのでは。。。

 

さて、確保したスタジアムの席に戻ってしばらく待っていると、ようやくパフォーマンスの開始。

今度は、撮影抜きで、正面からパフォーマンスに集中しました♪

 

続いて、スタジアムから流れる大量の人に不安を感じつつ(薬で抑えつつ)、

一応、2,300円も払っているので、一通りの展示は観ることに。

 

アザラシが浮いています。

先ほどのケープペンギン(小さい)が佇んでいます。

ジャングルのエリアです。こんな人混み具合。。。

お馴染みのピラルクとか、

ピラニアとか。

トカゲなどの爬虫類も色々。

ただ、そんなにはいない。のと、解説とかはない。

なぜか、カピパラも。

トカゲらしいトカゲ。

こちらは顔、指の感じが、ラプトルっぽくてカッコイイ。

 

海中トンネルもちょっとだけありますが、にしても、人が多い。。。

サメちっちゃ。

側面からは、比較的きれいに撮ることができるのですが(ナポレオンフィッシュ+ウミガメ+ウツボ)、

トンネルの上を通るマンタには、撮っている自分(ブログ初登場)も映り込んでしまいます。

あと、近くに明るい照明があると、どうしても入っちゃいますね。

シュモクザメの構図は良かったのですが、映り込みが残念。。。

その邪魔な映り込んだ明かり、お土産ショップですが、

奥さんは嬉々として突入していきましたが(2度も)、私は入っていけず、気を静めて外で待つしかありません。

やっと出てきた奥さんと、手の甲に、再入場のスタンプを押して(海遊館もそんなだったっけ)

2Fから一旦外に出て(施設内を逆行できないようなので)、

 

1Fから入り直し、これは入って直ぐにある「ボート・オブ・パイレーツ」

バイキングって言いましたっけね、こう言うの(我々の世代では)。

人は少なくなりつつありましたが、奥さんが「絶対イヤ」と言うので、乗らずにスルー。

USJでも、一切、ジェットコースター系に乗らなかったし、(山の)リフトにも乗れないどころか、エスカレータに乗るのを躊躇する人だから(謎)

 

メリーゴーランドなんかもありました。

来た時は混んでいましたが、数時間経ってからは、そんなには。

ただ、我々の歳で、お金を払ってまで、とは(苦)

 

イルカのパフォーマンスでも使われていましたが、

1Fの展示は、基本的にはプロジェクションマッピングで幻想的にアレンジされています。

壁面に映像が当てられ、個々の水槽というより、部屋自体の雰囲気を楽しむ感じです。

こう言っては何ですが、水槽の中は、特に何もなくて(苦)。

このコーナーは、花火とか金魚をイメージした映像。

でも、実物の魚は?

珊瑚と小魚の水槽ですが、

この蛍光色は、珊瑚が光っているのかな?そういう明かりを当てているのかな?

この手の趣向は、クラゲが一番合いますかね。

部屋自体の雰囲気も変わります。

 

というところで、奥さんは大満足、

私は、イルカのパフォーマンスは良かったと思うのですが、人の多さには辟易。。。

プロジェクションマッピングで幻想的な空間を作っているのが、ここの特徴なのでしょうけど、

こちらは、個々に水棲生物を鑑賞するようなところではないです。

まして生態を知るようなものでもないから、水族館ではないね。

水棲生物を使った、パフォーマンス、エンタメって感じかな。

個人の好みですが、私は、生物の生態にフォーカスした水族館の方が落ち着いていいかな。。。

 

こっちは、夜の部でデートにいいでしょうね。

 

イルカのパフォーマンスもこれはこれとして(まさに、映像音楽効果もあるパフォーマンスですね)

水族館従来のショーも、生物を近くに感じられて、微笑ましくていいかな、と思いました。

品水にも行きたくなりましたが、その微笑ましいショーが中止されているからなあ。。。

ではでは


赤皮栗かぼちゃの解体、そして天ぷら

2019-08-16 17:37:43 | 料理・グルメ

昨日の夕方、急に風雨が強くなって、台風10号がついにきたか!?と思ったのですが、

多いゲリラ豪雨であったのか、すぐ雨が上がって、本門寺の上に、綺麗な虹が架かりました。

すごく近くて、虹の袂が池上通りあたりであったので、行ってみるか?と思った途端に、消えてしまい、

今度は、台風の暴風雨が始まりました。。。

 

さて、料理はしないのに、食材は色々貰ってくる奥さんの知人から頂いた赤皮栗かぼちゃを調理して、

その写真を、奥さんがその知人に送ったところ、

旦那さん(私)が、ちゃんと調理してくれるならと、追加で、今度は丸々一個送ってくださったので、

まずは、下拵え(解体)しました。

 

皮が緑色のかぼちゃは、皮が固いので、一旦、丸ごとレンチンしてから包丁を入れるのですが、

赤皮栗かぼちゃは、皮が柔らかいことが、先日の調理で実感できたので、そのまま包丁を入れます。

一応、研いでから。

 

まずは半分。

頭とお尻は固いのですが、割合、スムーズに歯が通ります。

そして、1/4に。

スプーンでワタ(種)を取り除きます。順調順調。

 

さて、ここからの切り方ですが、

このかぼちゃは、前回、皮も柔らかく、すぐ火が通ることがわかったので、

煮物でもすぐ火が通るので、それでもいいのですが、焼いたり、揚げたりする時に、レンチンする下拵えが不要なので、

主に、フライパンやグリルで焼く、天ぷらにする、ことを前提に切り分ることにします。

 

端の三角を切り落として、そこは煮物用に。

お腹の部分を、5mmくらいの薄切りにします。

これを4回繰り返すと、

煮物一鍋分くらい、薄切り40枚(2人で4食分くらい)ができたので、

ジップロックに詰めて、冷凍保存します。

皮を剥くこともないので、ひと手間どころか、かなり楽ですね。

 

そして、まずは食べたいので、天ぷらに。

せっかく油を使うので、

昨日収穫した獅子唐と伏見甘長も、それぞれ揚げ出し豆腐と天ぷらに。

赤く熟した獅子唐は辛くもなく、味がしない感じでしたね(悔)

伏見甘長は、ポリポリした食感が、煮浸し、焼き浸しより、天ぷらに合うかも。

あと、かぼちゃと一緒に頂いたサツマイモも天ぷらに。

麺つゆは、揚げ出し豆腐共通で。

ちなみに、左奥は、油っこい口をリセットする、ワカメときゅうりと竹輪の酢の物。

竹輪は冷凍保存できるし、冷凍した竹輪は、煮なくても、解凍したとき出汁がよく出るので、手頃な一品としてお勧め。

 

ところで、

子供の頃、実家にはドレッシングがなく、ソースかマヨネーズと言う話を書きましたが、

実家の天ぷらのメインはサツマイモで、これもソースで食べていたのを思い出し、

ソースでも食べようと、食卓にソースを用意したら、

奥さんの実家も、ソースで食べていたことが判明(驚)

 

福島と和歌山で、悉く食文化や味の好みが異なるところ、

(まあ、奥さんの偏食、好き嫌いは別モンですが)

珍しい一致を見ました。

土地柄ではなく、世代の一致かな?

 

しかし、ちょっと量が多すぎました。

残した分は、今日に繰越です。

ではでは


帰省できず、吉本も観れず、赤く熟した獅子唐を摘む

2019-08-15 19:09:13 | 家庭菜園

奥さんの実家の和歌山へのお盆参りですが、

指定を取った新幹線は間引きされず、新大阪までは行くことができるものの、

その先、阪和線が動かないので、

結局、和歌山行きはキャンセル。

今朝、みどりの窓口で全額払い戻されたので、そこで損はないのですが、

なんばグランド花月、二人で一万円のチケットは無駄になりました。。。

新大阪まで行けば、吉本は無駄にならないと後ろ髪引かれながらも、

開演までに着くのか(新大阪に定刻に到着するか)の心配もありますし、観劇の後、大阪に宿泊して、阪和線が動くのを待たねばなりません(明日には動くだろうけど、法事に間に合わない恐れ)。

新幹線から、阪和線に直ぐ乗り継げば和歌山まで辿り着けそうですが、どのみち吉本は諦めなければなりませんし、暴風雨の和歌山に無理して来なくても、と向こうからの連絡もあり、深夜の決断でした。

東京のお月さんはこんなに綺麗だったのにねぇ。。。

 

さて、大阪で吉本観て、和歌山行っての予定でしたが、家にいるので(奥さんはお昼寝中)、

つらつらと、書き綴りたいと思います。

 

指定を取った新幹線の発車までに払い戻しを受けねばならないはずなので、

早朝、蒲田駅まで行きましたが、その帰りに、何かとイベントの多い養源寺の前を通りかかると、

明日、明後日の盆踊りの準備をしてました。

本番までに台風は通り過ぎると思うのですが、これから風雨が強くなるだろうし、提灯とか櫓は大丈夫なのでしょうか。

まあ、昨年もこの盆踊りには、祭り好きの奥さんと来てみて面白かったので、不幸中の幸い、明日あたり行ってみましょう。

 

金麦の夏皿(最初に応募した大皿)が届きました。

相合皿を追い越しましたが、夏皿はやはり夏のうちに届きませんとね。

追加で応募した小鉢が届いたら、お披露目します。

(大皿にそうめん、小鉢に麺つゆかな、最初は)

 

ベランダの唐辛子達ですが、台風接近で風も強くなってきましたし、獅子唐も熟してしまっているので、

今晩のおかずとして収穫することにしました(伏見甘長も一部)。

もっと早めに詰んで、食べればよかったなぁ(悔)

先日、唯一、小さいながらも膨らんだゴーヤが、オレンジ色に熟していましたが、

青椒肉絲に色合いのために混ぜるパプリカ的に、別に頂いたゴーヤと合わせて、ゴーヤーチャンプルーの彩りにしようと思ったら、

熟すと柔らかくなってしまうし、そのままにしておいたら、萎んでしまいました。

結局、オレンジのゴーヤーは食べられませんでしたし、獅子唐も、同様に柔らかく、萎みつつあります。。。

が、揚げ出し豆腐の添え物くらいにはなるでしょう(赤いと辛いかな?)。

 

他方、以前は、獅子唐と伏見甘長に比べて、成長がみられなかった鷹の爪ですが、絶好調です。

第一陣は熟して赤くなり(触ると、多少柔らかい感じがしますが、その後、皮が乾燥してパリッとしてきました)、

第二陣以降は、どんどん増えてきました。

Webで調べると、獅子唐は夏場、収穫との戦いとありましたが、

鷹の爪は、そのまま置いておいても大丈夫そうなので、

青いのは、またヤムウンセン、それからラープ(来週作ろう)などに摘むとして、

全体としては、最終的には茎についたまま干そうかと思っています。

その時は、葉は佃煮にしてみようかな(食べられるとは知らなかった)

ではでは、皆様、良いお盆をお過ごし下さい。


多摩川台公園の古墳と展示室

2019-08-14 17:44:35 | 見学・観賞

昨日の朝、呑川沿いを歩いていて突然の雨に降られて、ずぶ濡れになりました。

台風10号は全く関係なく、直後、いつもの夏空になりました。

今朝もまた、多摩川台公園に行き、古墳を眺めている時と、展示室の見学を終えて、呑川沿いを歩いて帰ってくる時の2度、突然の土砂降りにやられました。

ただ、今日も(その2度とも)、10分程度で止んだ直後、カンカンに暑くなりました。

夕立ちは降らないで、朝立ち?それとも、これもゲリラ豪雨?

 

その多摩川台公園ですが、

古墳、遺跡のたくさんある大田区で最古(4世紀)の古墳を囲うように作られ、資料展示室もあるようなので、

夏休み自由研究の第四弾として行ってきました(で、雨にやられました)

 

散歩であれば、多摩川を上ってきて丸子橋に到達したら、中原街道を通って、雪が谷大塚から呑川に向かい、呑川沿いを歩いて帰るのですが、

今朝は、多摩川の土手歩きは要らなかったので、呑川から雪が谷大塚、中原街道から丸子橋と、逆に歩いて行きました。(帰りはいつもの散歩と一緒)

(すでに降りそうな天気ではありましたね)

丸子橋の大田区側の袂から、多摩川浅間神社(多摩川浅間神社からの富士山(2019.1.26))の方に曲がって、東急多摩川駅の左脇に進むと、

多摩川台公園の下流側の入口があります。

現在、地図上、左下のあたり。公園内を上流の方へ進んで、一周します。

まず、あじさい園があるのですが、生憎、咲いていたのはサルスベリ。

いかにも「後円」な感じのところへ登ると、

広場になっていまして(以前は、多摩川から汲み上げた水を浄水する、浄水場があったと)

欧風な花壇が整備されていました。

野草園というようです。

晴れたら(暑いけど)もっと綺麗に見えたでしょうね。

その奥は、水生植物園ですが、季節柄かな、なんとなく寂しい感じ。

突き当たりが、亀甲山古墳(4世紀後半)です。

看板のある辺りが、”くびれ”部分ですね。左が”前方”、右(水生植物園とか野草園)が”後円”。

後ろを振り向くと、多摩川が綺麗に見えます。案内によると”絶景ポイント”らしい。

今朝は、生憎、富士山は見えず。雨ぱらついてきたし。

川沿いの道からも公園に登ってこれます。

緑道としての雰囲気はいいのですが、自然の林道で、急勾配なので、注意して歩くようにと注意書きがありました。

園内はちゃんと舗装されています。ランナーも少なからずいるので、ちょっと怖い。

橋の向こうに、宝來山古墳があります。

ざっくり言うと、公園の下流の方が亀甲山古墳で、上流の方が宝來山古墳(4世紀、亀甲山古墳より前)で、向き合うように作られていますが、

そのつなぎ目にもたくさん古墳があって、多摩川台古墳群(78世紀)と総称されています。

広場があります。

遊具も色々。

その奥が、宝來山古墳です。”前方”を横から。

一番の上流側の公園入口のところが、”後円”です。

ここから、公園の中程にある管理事務所の古墳展示室に向かいます。

 

武蔵野の路の看板がありました。呑川の河口にもありましたし、たまに見かけるんですよね。

歩きたい気持ちはあるのですが、いまいち全容がはっきりしないんですよね。

歩き始めたら、全部歩いてみたいし。

 

公園の外側にも広場と遊具がありました。

なんとなく、前方後円墳っぽいですが、どうかな。

亀甲山古墳の”前方”は、撥型であると説明板にあったので、それっぽくはあります。

管理事務所の建物です。

展示室の大半を占める古墳のレプリカ。

私の好物、模型です。

この展示室も模した、古墳の断面と、

墓前祭の人々。「マツリ」と呼ぶ葬儀と権力者交代の儀式。

マツリの参加者の模型です。

埴輪を基に、こう言う格好だったのだろうと想像して作ったようですが、基になった埴輪は、ここの古墳のものではないようです。

 

古墳レプリカの中が、資料の展示室になっています。

古い方(4世紀)から、宝來山古墳、亀甲山古墳がありますね。

大刀ってことは、争い事が多かったのでしょうか。まあ、戦闘だけでなく、祭事、祈祷にも使ったはずですが。

こう言うのも既に日本で作られていたんですね。

東日本でも作っていたのかな?朝廷の方から赴任者が持ってきたのかな?

 

ここは、お膝元、田園調布界隈の古墳から出土したものの展示ですが、

この辺りは、水資源が豊富な、平地だったので、早い時代から盛えたんでしょうね。

多摩川浅間神社のところも古墳でしたか。

まあ、神社、寺、城が古墳だったりするのはよくあることです。

表の説明パネルにもありましたが、古墳を設計するとき、エジプトやマヤのピラミッド同様に、陽の当たり方も計算したようなので、後年、神社を建てる時、知らずに古墳が、場所として選ばれることは否めませんね。

それと、知ってか知らずかパワースポットのような感じも受けたかも。

 

馬の埴輪です。装身具が付いているけど、権力者の乗り物、加えて、戦用だったのかね。

日本書紀によると、国造の地位を巡って、豪族同士の権力争いがあったようで、朝廷の介入で収拾したと。

 

これらの古墳からは、

馬具も随分出土したようで、

馬も家畜化されて、結構な数いたのかな。

 

ここはあまりジオラマがないのですが、「埴輪製作所」がありました。埴輪を作っているようには見えないのですが(苦)

 

多摩川台古墳群は、多摩川台公園の、宝來山古墳と亀甲山古墳の間に、こんな風に並んでいたのですね。

 

古墳レプリカから出ると、首長が木棺に入れられ、埋葬されていました。

郷土博物館の展示でもみましたが、副葬品が結構多いですよね。

権力があったんだな〜と。

ただ、なんか帽子に違和感を感じるのですが(他の博物館でも、同様のものを見ていて)、

韓流ドラマで役人がこんなの被っていたりしますが、当時の日本の権力者(朝廷の役人とか)は、やはり渡来人だったのかな。

それとも、大陸の影響を受けて、こういう衣装にしていたのかな。

 

田園調布周辺の古墳分布図ですが、まあ、たくさんあります。

正式な呼び名は「荏原(台)古墳群」で、「田園調布古墳群」と「野毛古墳群」に分けて考えられることもあると。

年代毎の、外国の遺跡との大きさ比較がありました。面白い観点です。

高さ抜きで、面積だけで比較すると、

「仁徳天皇陵(大山)古墳」>新始皇帝驪山陵アヴェベリー・ストーンサークル>登呂遺跡>クフ王ピラミッド

になります。

列石で囲ったストーンサークル、水田跡も含む登呂遺跡は、大きさを誇るにはちょっとズルいですけどね。

 

さて、改めて思いましたが、大田区って、遺跡、古墳が多いな〜

それだけ古代から、多摩川から河口にかけて人が住んでいたと言うことですし、古墳や出土品を見ると文化的にも経済的にも発展していたのではないかと思わされます。

ところで、住居とか、土器とかは再現できていますが、大きな風景って再現できませんかね。

自然のままの当時の多摩川が流れて、田園が広がって、人が暮らしていて、古墳を建設していたり、「マツリ」を催していたり、、、そんな風景を再現するような科学の発達ないかな。

う〜ん、想像するには、自分にまだ知識が足りないなあ。

 

さて、明日、歴史・時代小説+ビールで、めっちゃ気が合った義父の新盆で、奥さんの実家の和歌山に行くのですが、台風10号、どうか、すれ違ってください。

行きがけの駄賃で、なんばグランド花月のチケット買ってあるんです。。。

JR東海よ、頑張ってくれ。。。ではでは


ドレッシング史

2019-08-13 17:56:46 | 料理・グルメ

家庭菜園のベビーリーフ(ほぼルッコラ)ですが、

残る二鉢は、結局食べきることにしました。

明後日から、義父の新盆で奥さんの実家へ行くので、3日間水遣りでません。

ここのところ、日差しが強いので、収穫してもリカバリーくれるのはいいのですが、日に三、四回水遣りをしなければなりません。

根が短いというか、土の表面の近くにしか張っていないので、土の表面が乾くと、すぐ萎びてしまうので、持たないかなと思い。

昨日は、毎度サラダも芸がないので、ペペロンチーノに合わせて。

残り少なく枯れかけのイタリアンパセリもポテサラで終了。

空いた3鉢は、肥料と石灰足して、秋植えに備えます。

でも、何植えようかな?

考える、迷うのも楽しくなってきましたが、ちょっとはガーデナーっぽくなってきたかな(笑)

 

さて、話題はガラッと変わって、

お気に入りで繰り返し読んでいる「おいピータン!!」という伊藤理佐原作の漫画があるのですが、

 

その9巻に収録されている「おつまみ史」(サブキャラの父親が、晩酌中、娘と、自分のおつまみ史を振り返る)を読んで、自分の「おつまみ史」を書いてみようかな、と思ったのですが、、、

生憎、この登場人物のように、歴史としてまとめられそうもなかったので(ブームはあれど、サイクルが短いような)、

ある程度の期間、同じものを食していたと思われる「ドレッシング史」で考えてみました。

 

ソースかマヨネーズ期

実家にいた高校以前は、一般生活にドレッシングなんて言葉出てきませんから、ソースかマヨネーズでした。

ソースは、実家では、ブルドックの中濃ソースでした。

 

大学進学で上京して、自炊を始めても暫くは中濃でしたが、現在は、ウスターとトンカツを買い置くようになりました。

いつから中濃を選ばなくなったのだろう?

コロッケとキャベツに同じ中濃をかけるか、コロッケにはトンカツ、キャベツにウスターと分けるかの境界は何だったか。

というのは、また別の議論としましょう(笑)

マヨネーズは、実家であまりかけると親に怒られましたが、あれは健康というより、勿体ないと思われたような(苦)

 

流石に東京で暮らしていれば、ドレッシングの存在は知るようになりましたが、生憎、いつもお金がない生活だったので、ドレッシングにお金をかけることはなく、やはり、コスパの良いソースかマヨネーズでした。

 

なお、このソースとマヨネーズは、貧乏生活の最後の砦でもあって(山岳遭難者が、マヨネーズ舐めて生き繋いだほどのシリアスさではありませんが)、

安くて結構な量を買える小麦粉を、水に溶いて焼いて、マヨネーズとソースをかける「具のないお好み焼き」で随分食いつなぎました(笑)

 

キューピーの業務用中華味ドレッシング期

となると、就職して会社の独身寮に入った時からが、真のドレッシング史の始まりでしょうか(旧石器時代から新石器時代に移ったような)

賄いがあったので、食堂に据え置きのドレッシングを使っていましたが、キューピーの業務用中華ドレッシングでしたね。

夕飯には、必ずキャベツの千切りとトマトが添えられ、ドレッシングは必須だったのですが、

以前も書いた通り、私は毎食、味を変えるのではなく、ずっと食べ続けるのが好き(安心)なので、寮にいる間は、ずっと中華味で満足していましたね(かけ放題でしたし)。

他方、外食では、あえてイタリアンとかサウザンアイランドとか別の味を選んで(普段は米だけど、たまにはパンみたいな)。

 

セパレートドレッシング期 

そして数年経って、バンコクに赴任することになりました。

バンコクでは、ホテル生活(契約はサービスアパート)だったので、ホテルの朝食を食べるとができました。

酷い激務で、毎朝、徹夜明けで帰ってきて、ビジネスマンや観光客が朝食を食べているそばで、我々のグループは、ビールを注文して、朝食ブッフェのソーセージやサラダを食べていました(そして、3時間くらい爆睡して、シャワー浴びて再びオフィスへ、という毎日)

で、その時のサラダのドレッシングですが、サウザンアイランド、シーザーなど濃くて甘い系(我々はドロドロ系と呼んでしました)ばかりで、なんだか、疲れた身体に重く、皆、セパレートドレッシングとかフレンチのあっさり、酸っぱいのが欲しかったんですよね。

ホテルにはリクエストしてみたのですが、いつまで経っても用意してくれず、結局、自分たちで、セパレートドレッシングをスーパーで買って、毎朝持参することになりました。

ちょっと記憶が怪しいのですが、マコーミックだったような。

続いて、目玉焼きを醤油で食べたいところ、醤油も置いていなかったので、日本の醤油を買ってきたり、更に、シーズニングソースではなく、ブルドックソースを、刻んだプリッキーヌー(赤唐辛子)ではなく七味唐辛子を、マスタードではなく練り辛子、などを買い揃え、どんどん我々の調味料セットが充実してきました。

他方、持ち運びが面倒になり、我々の中でも共有がし難くなったので、レストランに預かって貰い、我々の誰かが来たら出して貰うようにしてもらったのが何とも懐かしい。。。

さて、と言うことで、この頃はとにかくセパレートドレッシングでしたね。

ただ、パッポン2のスーパーには輸入品のセパレートドレッシングが売っていたものの、レストランで提供されるのはみたことがなかったですね。

会社のタイ人スタッフに言わせると、タイ人は酸っぱいのは好きじゃないし、濃くて甘いのが好きだからと(トムヤムは酸っぱいけど、その酸っぱさとは違うんだろうな)。

唯一、セパレートドレッシングがかかっていたのは、みずキッチンのサリカステーキに付いてくるサラダくらい。

あれは美味しかった。

まあ、オーナーが日本人だったからね。

 

イタリアンドレッシング期

タイから帰ってきて、数年日本で仕事をしている時は、借り上げのマンションで一人暮らしでしたが、社会人になって初めての自炊生活で、楽しくていろいろ作りましたが、イタリア料理をよく作っていましたね。

当然、ハーブ、スパイスを使うので、ドレッシングはイタリア風のハーブドレッシングが多くなりました。

自分で作ってもいましたが、買い置きもイタリアンでしたね。

 

オリーブオイルやバルサミコ酢を使うようになったのもこの頃でしょうか。

経済的な余裕ができたからかな(苦)

 

その後、結婚して、奥さんの分も料理を作るようになりましたが、程なく、シンガポールへの単身赴任となりました。

シンガポールではどうだったか思い返してみると、、、

そもそも自宅で生野菜はあまり食べなかったような。

コンドミニアムで自炊でしたが、作ったのはインスタントラーメンと目玉焼きぐらいで、あとは、ホーカーとかフードコートで外食かテイクアウトでしたね。

自分で作るより、安くて美味しかったので。

しかし、全くサラダ、ドレッシングを食べなかった訳ではありませんが、記憶の範囲では、常備していたのはイタリアンドレッシングでしたね。

 

Kraftだったかどうか定かではないのですが、こんな形の輸入物(シンガポールは何でも輸入品だから)。

 

独身の自炊、結婚、シンガポール単身赴任、そして帰任してからも、しばらくイタリアンドレッシングが続きました。

日本に帰ってきて、毎晩結構な量を食べていたので、近所のお酒のディスカウントストアで、業務用を買っていました。

この時、体重が70kgから85kgまで増え、それはそれで、貫禄が出たと喜んでいたものの、

その後、万歩計を持って、1年間で62kgまで落とすモチベーションを得てからは、

ビールを飲む量は変わらなかったものの、食べる量は自ずと少なくなってきて、野菜のウェートが増え、ではドレッシングは?というと

ノンオイルドレッシングに変わりました。

リケンの青じそ。

これは万能でした。

冷奴にもいけますし、焼肉をこれで食べるとさっぱりして美味しい。

ポン酢でもいいのですが、ポン酢より安いのと、紫蘇のフレーバーに清涼感があって、しばらくこれが続きましたが、

ただ、奥さんがあまり好きじゃないので、奥さん用オニオン系も常備していました。

 

ポン酢期

そして、8年前のハノイ赴任では、

ベトナム料理に生野菜は必須なので、まあ、野菜はたくさん食べましたが、フォーやブンに大量にぶっ込む、主菜・副菜の他に、何もつけずにもしゃもしゃ食べる、毒消しのようなものでしたので、ドレッシングはつきませんでした。

ただ、サービスアパートの朝食や、自炊の時はどうしていたかというと、

サービスアパートのレストランのドレッシングが、レモンドレッシング(レモン汁、オリーブオイル、塩胡椒)があったので、あっさり好きに良かったのと、

自炊では、日本からポン酢持ってきて、そのままかけるか、オリーブオイルと混ぜて和風ドレッシングにしていましたね。

 

これがOKストアで安いので、東京出張の度、何本か買って帰っていました。

 

岩塩期(現在) 

そして、ハノイから帰ってきては、

キューピーのセパレートドレッシングをamazonで数回買いましたが、

ちょっと高いんですよね。

あまり需要がないのか、OKなどのスーパーにも置いていないし。

単品で高い上に、一本では送料かかるし、賞味期限まで割と短いものが届くので、まとめ買いもし難い。

 

そんな折、、、

あすけんに食べたものを登録する時、サラダや野菜のドレッシングにチェックを入れると、カロリーがぐんと上がるので、なんか気になっていたところ、

塩のチェックボックスもあるので、そちらにチェックすると、カロリーが低く表示されることに気づきました。

(まあ、カロリーとしては、ドレッシング>ノンオイル・ドレッシング>塩、でしょうね)

 

日本に帰ってきた時、戸棚にクレイジーソルトがあって、

奥さんらしくないので、何であるのか聞くと、使っていないが、通販の送料無料のため、全体金額の調節で足したと(バカじゃないの?)

キッチンをよくみると、そんな背景らしき、オリーブオイル、食卓塩などが。。。

いつか使うものだし、とか料理しない奴が言うなよ。

オリーブオイルにだって消費期限があるんだけどなあ。

 

で、勿体無いので、私がクレイジーソルトを、サラダや付け合わせの野菜にかけるようになりました。

すると、まあ、これがそのままかけても美味しいし、オリーブオイルに混ぜても美味しいので、一気にクレイジーソルトのファンになりました。

しかし、そのおいしさの本質は、ハーブではなく、岩塩ですね。

肉とか魚には、ハーブソルトがいいように思うのですが、野菜には岩塩の甘さだけでいいように思えます。

そこで、現在は、岩塩だけ買ってきて、サラダにかけています。

最近紹介したサラダプレートとかは、フレンチドレッシングをちゃんと作った方が美味しいのでますが、付け合わせの野菜や、ちょっとしたサラダは、岩塩のみ!

 

ただ、クレイジーソルトに代表されるハーブソルトも、岩塩もKALDIやスーパーで結構なお値段がします。

そんな中、かなりお得感のあるのが、業務スーパーで見つけたヒマヤラピンクソルト(パキスタン産)

しっかりした味で、ミル付き150円くらいです。

その商品のシリーズで、各種ハーブソルトもあって、それぞれ200円くらいなので、そちらもオススメです。

生の葉物にも、温野菜にも合います。

まあ、かけすぎては塩分過多のリスクがありますが、とりあえず、カロリー摂取過多になずに、たくさん野菜(ビタミン、食物繊維)を摂るにはいい選択かと。

 

この岩塩に惹かれる感覚は、ハノイで食べていたムオイ・チャイン(Muoi Tieu Chanh)の影響もあるかな。

塩、唐辛子にライムを絞ったものです(胡椒入りもある)。

山羊の焼肉、茹で鷄、素揚げの鶏、焼いたカモやアヒル、何でも最高に美味しくしてくれます。

ベトナム人はそれぞれ固有のタレがいいと言うのですが、在越日本人の一致した意見は、ムオイ・チャイン一択。

ベトナム人がこのベトナム塩の旨さを認識しないのは、勿体無いというか気の毒(苦)

まあ、この岩塩期はしばらく続くかな。

 

なお、奥様用には、OKで安く売っている、業務用のオニオン味です。

以上、私の「ドレッシング史」でした。

たまに、○○史とか言って、自分に関する何かの変遷を振り返ってみるのも面白いかも(本人は)。

ではでは


ニラレバ炒め?レバニラ炒め?

2019-08-12 17:37:29 | 料理・グルメ

暑いとあっさりした冷奴、枝豆、ざる蕎麦などで済ましたくなる一方、

あっさりしたものでは気力がわかないので、肉も食べたくなるというか、肉を食べる使命感(?)も感じたりします。

しかし、好き嫌いの激しく、高級な牛肉以外、肉と認めない奥さんがいると、大好きなニラレバ、鶏唐揚げ、豚生姜焼きなどを食卓に並べられません。

なので、奥さんが、夕飯食べて帰る、とか、友達と夕飯行ってくるという時に合わせて、肉を食べる使命感を盛り上げたりします。

 

そして、先日ちょうどそういうタイミングがあったので、

一人分には明らかに多いと思われる、豚レバー300g超で、がっつりニラレバ炒めです。

ちゃんと血抜きして、片栗粉まぶして揚げて、タレが絡まるようにし、

もやし一袋にニラ一束、まあ4人前ってところでしょうか。

生姜もニンニクもたっぷり。

貧血、血虚体質の私ですから、がっつり食べきりました。

 

ただ、タバコを吸う人も、他人のタバコの煙は気になるのと同様、

レバーの血抜きして、油で揚げると、かなり複雑な匂いが部屋中に充満して、

食べるときの匂いは気にならないものの、部屋の匂いは自分でも気になるので、窓全開で空気を入れ替え、奥さんが帰ってきた時、文句を言われぬよう。。。

 

ところで、このレシピも、いつもの楽天レシピに掲載していたのですが、

掲載する時、カテゴリーとかキーワードを登録するのですが、

既存のカテゴリーが、人気メニュー>野菜炒め>レバニラ炒め、になっています。

 

レバニラ炒めでしょうか?それとも、ニラレバ炒めでしょうか?

 

様々な意見、解釈がネット上存在していますが、概ね、正しくは「ニラレバ炒め」、一般的に普及しているのが「レバニラ炒め」ということらしいです。

 

レバーとニラを炒めた中国の家庭料理「韮菜猪肝(ジウツァイジゥガン)」が、日本のニラレバ炒めと同じものですが、語順通りに訳せば、「ニラレバ炒め」で、1960年代に日本に普及したようです。

同じ頃、天才バカボンのバカボンのパパが、「レバニラ炒め」が大好物と繰り返し言ったことで、「レバニラ炒め」が一般的に普及しました。

バカボンのパパは、賛成の反対は反対とか、西から昇ったお日様が東に沈むと、反対のことをいう設定だったので、正しくは「ニラレバ炒め」を「レバニラ炒め」と入れ替えたのではないかと推測されています。

 

こういう外国から来た言葉の、順番は、ちゃんと言語として勉強すると奥が深いものがあります。

私はインドネシアでも色々仕事をしましたが、インドネシア語は、修飾語や形容詞が、名詞の後ろに来るので、料理の名前も、例えば、サテ・カンビン(焼き・羊)、ソト・アヤム(スープ・鶏)、ナシ・ゴレン(飯・焼き)になります。

じゃあ、日本に入ってきたとき、ナシゴレンは”飯焼き”と訳すかといえば、そんなことはなく、

このバカボンのくだりのようなのが、真実に近いものかと思っていて、理屈ではない、偶然のきっかけで定着する、または変化するものと思っています。

 

同様に「カレーライス」か「ライスカレー」の議論もありますが、まあ、違うものを指すことにはならないので、議論そのものは楽しいものの、訂正するようなものではなかろうかと。

 

なお、私にとっては、ずっと「レバニラ」が一般的だったのですが、ハノイでのある出来事から、「ニラレバ」派に変わりました。

一時、オフィスがKim Ma通り沿いにあったとき、近くにできた日本食屋のラーメン(特に、醤油ラーメン、味噌ラーメン)が、日本のラーメンそのまま(というか、マルちゃんの生麺そのまま)で、昼ご飯に通っていたことがありました。(後に、お互い引っ越してしまいましたが)

ご飯セットのメニューも豊富で、その中にニラレバ炒めがあったのですが、

「レバニラ炒め」と注文すると、ベトナム人スタッフに「ニラレバ炒め」と”必ず”訂正されるのでした。

漢字を読める訳ではないし、ベトナム人って根拠はなくても思い込んだら、決して人の話を聞かないので、どこかで「ニラレバ」に固執したのかな、と不思議に思っていたのですが、

日本語ができるフロアマネージャーが、「スタッフ全員が日本語の意味をわかって使っている訳ではないので、ちょっと音が違ったり、違う呼び名をされると、スタッフからスタッフに伝わる時に間違っていくので、自分たちが標準で使う名前に、修正するようにしている。」と。

これは恐れ入りました。

確かに、伝言ゲームでどんどんずれる感じを防いでいるのですね。

素晴らしいスタッフ教育とオペレーションマネジメントです。

思い返すと、バンコクのらーめん亭で、出張者が「中華どんぶり」と注文したら「中華丼大盛り」が来て、スタッフと言った言わないの喧嘩が始まったことがありましたっけ。

 

加えて、その場で、どっちが正しいか検索したら、上記の由来に行き着いて「ニラレバ」が正しいとわかったので、以来、「ニラレバ炒め」と正確に注文することにしました。

普段づかいも「ニラレバ炒め」にしました。

ただ、楽天レシピでは、「レバニラ炒め」が一般名称なので、料理名は「ニラレバ炒め」、カテゴリーは「レバニラ炒め」、キーワードは「ニラレバ炒め」「レバニラ炒め」の両方で登録しました。

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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