昨日へんな時間に寝て、また起きて寝て・・で、今日はなんだか時差ぼけのようでした。
2日の夜中に参加した撮影が、なんだか夢の中の出来事のようです。
今日の読売新聞・山口県版に、30日のロケのことが記事となっていました。
記者の方も丸坊主頭にして、実際に参加されたようです。
(海老蔵さんの斜め前に位置している写真が載ってました)
この日のロケは、とても大変だったと聞いています。
途中でいなくなった人もいたとか・・
監督さんや、スタッフの方たちの一生懸命な姿を目にしたら、そんなことできないと思うのですが、よほど辛かったのでしょうか。残念な気持ちでいっぱいです。
その日のエキストラの中の最年長者の方のコメントが、掲載されていました。
光市の60才の方です。
「終戦の年に生まれたんだ。
二度と帰ってこれないことを知って出撃した人生の先輩たち。どんなに悔しかっただろう。
戦争は二度としてはならない。
この映画でそのことが少しでも世の中に伝わることを願いたい」
本当にその言葉のとおりだと思います。
戦争は絶対にしてはならないと。
そしてこの映画は、そんな戦争の愚かさを訴え、みんなの心にずっと残ると思います。
ところで、私の参加した2日のロケのことですが・・
いよいよ撮影が始まるということで、1番ホームへとみんな移動しました。
指示のあったとおり、各車両の前に並びます。
荷物を持って乗り込む人もいます。
学童疎開の役の小さな子どもたちが、かなり眠そうで、大丈夫かな~?という感じです。
お母さんに抱っこされて、眠っている子もいました。
重たそうな機材が運び込まれ、大きなカメラも設置されました。
ライトの位置や、また旗の位置など、細かく調整されています。
「仕事」をされているスタッフの方たち。プロとはこういうものなんだ!(感動)
私はというと、移動中に隣になった女性とりんごさんとずっと一緒にいておしゃべりしていたのですが、私達ふたりだけ3両目のホームのところへ変更になりました。(りんごさん、さようなら~
)
「お父さんを見送っているという様子でお願いします」と言われ、お父さん役?の方と一緒に、なんとなく、こんな感じかな~と、練習してました。
さて、本番!というときになって、やっぱりこっちと言われ、また2番ホームへ。
(お父さん、さようなら~
)
景色のひとつでしかない私達でも、やはり衣装の色など細かく見ていらっしゃるのでしょうか。間引かれたり、呼ばれたり。とにかくいろいろでした。
終わってから上着を取りに行こうとしたとき、監督さんに「疲れたでしょう。休憩取れなくてごめんなさいね」と声をかけていただきました。
なんて優しい言葉。
「いえ、全然大丈夫です」と答えました。(感激)
はっきり言って、そのお言葉で、「元気ハツラツゥ!」状態です。
私なんかは、失礼とは思いましたが、途中疲れてしまって、壁によっかかって体育座りをしたりしてました。
監督さんや、スタッフの方はずっと立ちっぱなしです。
いえ、駆け回っていらっしゃる方もたくさんいます。
メイクさんも、ずっと回っては私達の頭を何度も直してくださってました。
寒いのに半そで姿のスタッフも・・(それでも汗をかいている)
ホームでの撮影が終了し、今度は広場に集まって音取りです。
車両ごとにそれぞれ声を出します。
1両目は学徒出征の方たちで、送る方、送られる方とそれぞれ台詞がありました。
それがとても上手でびっくりするほどです。
歩いて移動し、衣装を返し、髪を直してもらって、外に出ると6時過ぎでした。
徹夜をしたのは何年ぶりでしょうか。
爽やかな疲れでした。
しかし、監督さんやスタッフの方たちは、こんな徹夜はいつものことなのでしょうね。
私達がやりっぱなしで帰ったあとの後片付けから、また次の現場までの移動と、休む間もなく(眠る間もなく)またお仕事をされるのでしょう。
みんなの思いが詰まった映画、きっと素晴らしいものになるに違いありません。
素敵な経験を、どうもありがとうございました。
2日の夜中に参加した撮影が、なんだか夢の中の出来事のようです。
今日の読売新聞・山口県版に、30日のロケのことが記事となっていました。
記者の方も丸坊主頭にして、実際に参加されたようです。
(海老蔵さんの斜め前に位置している写真が載ってました)
この日のロケは、とても大変だったと聞いています。
途中でいなくなった人もいたとか・・
監督さんや、スタッフの方たちの一生懸命な姿を目にしたら、そんなことできないと思うのですが、よほど辛かったのでしょうか。残念な気持ちでいっぱいです。
その日のエキストラの中の最年長者の方のコメントが、掲載されていました。
光市の60才の方です。
「終戦の年に生まれたんだ。
二度と帰ってこれないことを知って出撃した人生の先輩たち。どんなに悔しかっただろう。
戦争は二度としてはならない。
この映画でそのことが少しでも世の中に伝わることを願いたい」
本当にその言葉のとおりだと思います。
戦争は絶対にしてはならないと。
そしてこの映画は、そんな戦争の愚かさを訴え、みんなの心にずっと残ると思います。
ところで、私の参加した2日のロケのことですが・・
いよいよ撮影が始まるということで、1番ホームへとみんな移動しました。
指示のあったとおり、各車両の前に並びます。
荷物を持って乗り込む人もいます。
学童疎開の役の小さな子どもたちが、かなり眠そうで、大丈夫かな~?という感じです。
お母さんに抱っこされて、眠っている子もいました。
重たそうな機材が運び込まれ、大きなカメラも設置されました。
ライトの位置や、また旗の位置など、細かく調整されています。
「仕事」をされているスタッフの方たち。プロとはこういうものなんだ!(感動)
私はというと、移動中に隣になった女性とりんごさんとずっと一緒にいておしゃべりしていたのですが、私達ふたりだけ3両目のホームのところへ変更になりました。(りんごさん、さようなら~
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「お父さんを見送っているという様子でお願いします」と言われ、お父さん役?の方と一緒に、なんとなく、こんな感じかな~と、練習してました。
さて、本番!というときになって、やっぱりこっちと言われ、また2番ホームへ。
(お父さん、さようなら~
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景色のひとつでしかない私達でも、やはり衣装の色など細かく見ていらっしゃるのでしょうか。間引かれたり、呼ばれたり。とにかくいろいろでした。
終わってから上着を取りに行こうとしたとき、監督さんに「疲れたでしょう。休憩取れなくてごめんなさいね」と声をかけていただきました。
なんて優しい言葉。
「いえ、全然大丈夫です」と答えました。(感激)
はっきり言って、そのお言葉で、「元気ハツラツゥ!」状態です。
私なんかは、失礼とは思いましたが、途中疲れてしまって、壁によっかかって体育座りをしたりしてました。
監督さんや、スタッフの方はずっと立ちっぱなしです。
いえ、駆け回っていらっしゃる方もたくさんいます。
メイクさんも、ずっと回っては私達の頭を何度も直してくださってました。
寒いのに半そで姿のスタッフも・・(それでも汗をかいている)
ホームでの撮影が終了し、今度は広場に集まって音取りです。
車両ごとにそれぞれ声を出します。
1両目は学徒出征の方たちで、送る方、送られる方とそれぞれ台詞がありました。
それがとても上手でびっくりするほどです。
歩いて移動し、衣装を返し、髪を直してもらって、外に出ると6時過ぎでした。
徹夜をしたのは何年ぶりでしょうか。
爽やかな疲れでした。
しかし、監督さんやスタッフの方たちは、こんな徹夜はいつものことなのでしょうね。
私達がやりっぱなしで帰ったあとの後片付けから、また次の現場までの移動と、休む間もなく(眠る間もなく)またお仕事をされるのでしょう。
みんなの思いが詰まった映画、きっと素晴らしいものになるに違いありません。
素敵な経験を、どうもありがとうございました。