チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

太陽暦採用の記念日

2005-11-09 23:11:16 | 普通の日常
今日は、太陽暦採用の記念日だそうです。

太陽暦のルーツはナイル川の増水と、天空のシリウスの動きを結び付けたことに始まるとか・・

何気なく見ているカレンダーも、自然の宇宙の、いろんなものから生まれたものなんですね。


素敵なニュースをひとつ。
銀座の映画館に「カーテンコール」の絵看板が飾られることになったそうです。
映画看板の久保さんの描かれたもの。asahi.comに出てました。
http://www.asahi.com/national/update/1108/TKY200511080453.html 


「あらしのよるに」

2005-11-08 21:57:15 | 最近読んだ本
「あらしのよるに」の映画が来月公開されますね。
このシリーズ第6部まで絵本があるんですが、映画ではこの原作のストーリーに加え、主人公カブとメイの友情の最終章が描かれているそうです。

この絵本、子どのが小さいころよく読み聞かせをしていました。
今でも、私も子どもも大好きな絵本のひとつです。
今日たまたま映画のチラシをもらってきて、懐かしくなって、また6冊全部読み返しました。

「ある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイは、壊れた山小屋で雨風をしのいだ。そこへ、同じように嵐から逃げてきた‘仲間‘と思しき一匹の動物がずぶぬれになって飛びこんでくる。
小屋は真っ暗で何も見えない。互いにひとりぼっちで心細かった二匹は、話をするうちに仲良くなり、次の日に「あらしのよるに」を合言葉に、再開を約束する。ヤギとオオカミだということに気づかぬまま・・」

あってはならない悲しいことが起こり、ありえないような幸せを味わって、そして、ひとりぽっちになってしまう。

この秘密の友情を、映画ではどのように表しているのでしょう。
公開が楽しみです。



リース作り

2005-11-07 23:18:00 | 普通の日常
土曜日に、仲良しグループでリース作りの教室へ行きました。

防府市右田にある「マーラリッシュ」という、小さなお花屋さんとレストランが一緒になったお店です。

リース作りは約2時間(2000円)で、そのあとランチも頂きました。(ランチは1500円~ )

先生の指導のもと、頑張ってはみるのですが、ツルがなかなかうまく曲がりません。
なんとか丸い?形にはなりました。
クリスマスのリースなので、緑と赤と・・といろいろカラーも考えて。
結局緑色の葉っぱはユーカリを選び、赤い実は柏餅の実だそうです。(よく聞いていなかったから違うかも?)
松ぼっくりもちょっと大きめの物をふたつ。
リボンは金色と渋い深緑と迷って、この色に。
落ち着いた感じにできたと思います。

とても楽しかったので、来月もまた行くことにしました。
今度はお正月バージョンのものに挑戦です。


「この胸いっぱいの愛を」

2005-11-06 17:06:40 | 最近観た映画
遅ればせながら、観てきました。「この胸いっぱいの愛を」

第一の感想は、「たしかに未来からの『黄泉がえり』だ~」ということ。
で、なぜかミムラさんって、竹内裕子さんのあとを追っかけているのかな?ってこと。
(内容とは全然関係のない感想ですね、すみません)

オーソドックスでたんたんとした物語・・
これといって新しい感じはないのですが、やはりこういう展開には弱くって。(涙)

子役の男の子がよくて、この子に感情移入しながらはまっていきました。
このヒロが伊藤英明さんに殴りかかって行くシーンなんて、子どもの気持ちって実は大人なんかよりもっともっと大きくて、強いものなんだ・・って、胸が痛くなるほとでした。

過去に後悔していることが、きっと誰にもあると思うのですが、それが他のひとから見たらちっちゃなことでも、当人にしてみればずっと心の一箇所をぶんどっている、忘れられないもので。
クドカンさんのエピソードでも、勘三郎さんは「ここを通るたびに、あいつはきっと後悔すると思うんですよね。そんな思いをさせることの方が辛くてね」みたいなことを言うんですが、まさにそれがそうで。

私も、謝りたい・・というか、謝るようなことをした自分の前に戻って、そんなこと言っちゃだめ!って注意したいですね。
謝るのは今でもできるけど、言葉は取り消せないですから。
私にとっての後悔はこれかな・・(でも、いまだに謝れないでいる)

同じように、過去の自分の言動に対して反省し続けていたひとが、50年ぶりくらいにやっと謝ったという話を以前何かで読んだのですが、謝った自分に対して、そのおばあさんは「もう、忘れましたよ」と答えたそうです。
それって、「忘れた」んじゃなくて、ずっとずっと「忘れられないでいた」ってことで。
この話を読んでから、私も自分自身のこと、落ち込みました。
(ますます謝れないでいる)
 
自分の後悔・反省は、いつも心のどこかを占領しています。

話が映画からそれました。すみません。
時代の設定は昭和61年。
私の印象ではその時代って、なんかもっとバブルっぽかったような気もしたけど。そうでもなかったのかな?

門司の町はとてもよかったですね。
港町って、独特の雰囲気。

でも、今日この映画を観ることができて、本当によかった。
なんだか、しんみりなれたから。

昨日観た「三丁目の夕日」は、ほのぼの系の、やっぱり娯楽映画なんだ~って、思えてきました。
どちらがおススメとかそういうのないけど、映画ってそれぞれいいですね。



「ALWAYS 三丁目の夕日」

2005-11-05 23:22:49 | 最近観た映画
朝からこれでもかっていうくらい、日テレ系の番組で、紹介されていましたので、「やはり初日に行こう」と思い、夕方出かけました。

マイカルシネマ防府の入りはいまいち。やはりみんなレイトショー狙いなのかな?
小学生の小さな男の子が家族で来てて、始まる前「もう始まった?」とか声をだしていたけど、あとは静かだったので全然OK。

<続きはネタバレあり>
ただ、サンタさんのお話が・・(この小さい男の子、見て大丈夫だったかな・・とちょっと心配)

このサンタさんのところは、泣きました~
映画始まって、最初の頃はもう大笑いの連続だったのですが(堤真一さん演じるお父さんが本当に漫画チックで爆笑ものでした)、あとからいろんなエピソードがでてきて、じんわりきましたね。

三人の子がサンタさんからプレゼントをもらうのですが、それぞれのお話がそれぞれいいですね。

物音がし、表の戸(ドアではない)を開けると、降り積もった雪の上に小さな包みが置いてあって、遠くにサンタさんの姿が見えて・・。
開けてみると、誰にも言っていない自分の一番欲しいものが入っていて。
・・自分が小さかったころのことを思い出しました。

また、お父さんがそ~っと、ふすまを開けて子どもの枕元にプレゼントを置くところ。
足に子どもの手が当たって、「ひえっ」と息を呑むあの顔。

そして、またそ~っと出て、ふすまを閉めて、廊下でお母さんと一緒に目配せをして階段を下りていく。
自分が親になってからの思い出も、同時に感じることができました。

薬師丸ひろ子さん、お母さん役ぴったりですね。
彼女もそんな年齢になったんだな~と。(と、言っても、私と同い年ですから当然か)笑

ただ、昭和と言っても、自分の生まれる前の時代設定だからなのか、私にはちょっと「距離」を感じました。それとも原作が漫画だから?

特番でも見ましたが、CGがとにかく凄い。全然違和感はないです。
が、「距離を感じる」というか、もうこんな時代の風景は「遠い昔」で、こうやって作り物の中にしか存在しないのだろうか、と思ってしまいました。

私は今、タイムカプセルの中で眠っていて、脳の中にこんな風景の信号を送られているのかもしれない・・そんな、錯覚に陥りそうでした。(ちょっとおおげさかな?)

風景は漫画だから作り物と割り切って観るといいかも。

内容は、ひとりひとりのキャラも際立っているし、日常における人と人との触れ合いも、観る人一人一人の琴線にきっと触れる部分もあると思うので、よい映画だと思います。

家族を戦争で失った人も、こんなふうに普通にいたんだな・・とか。
あと、クレジットもなかったんだなとか。

指輪のプレゼント・・いいお話でした。
「物」の溢れている今の時代には、考えられないかも。
そして、もしこのプレゼントをもらったら、心から喜べるような女性は、現代には存在するのだろうか?と。
(恋のから騒ぎとか、見てたらそう思ってしまいます・・)
「物より思い出」という車のCMもあるけど、でも「しっかり物の宣伝じゃん」と思えてしまうのは私だけ?

最後、あの夕日は本物なのでしょうか?

CGは素晴らしいけれども、でも「風を感じない」(ある俳優さんが言われいた言葉)。

人の気持ちも大切にしたい、風景も大切にしていきたい・・映画を観終わってそう思いました。


日記なので、最後に書くと・・
今日は、帰ってからは樹里ちゃんの「スゥイングガールズ」もテレビで観ました。
何度観ても、楽しい素晴らしい映画です。

3日の明け方「出口のない海」の撮影が終了してから、4日にはこの映画の前夜祭ライブがあったんですね。
樹里ちゃんの殺人的スケジュール、凄い。
樹里ちゃん、応援していますよ