この徳利いいでしょ?太田名盃と一緒に記念撮影。
人形町で買ってきたんだよ。
おかしいよね。人形町っていっても、人形は売ってませんでした。
でも、
せともの市がありました。
由来を読んでみると、どうやら下町の風物詩のようで、中央区の行事みたいです。
数字見える?
NO. 42だって。すごい数のせともの屋さんです。
なかにはガラス屋さんとか包丁屋さんとかも入り混じってたけど。
徳利以外にも、こんなステキな盃も見つけました。
いいでしょう。
けっきょくお前は何をしに行ってきたの?買物?
お腹がすいたので、どっか入ることにしましょう。
ほんとはここ“玉ひで”の親子丼を食べたかったんだけど、ものすごい行列で諦めました。
だってものすごい暑い日だったのに、日陰すらないところに、長蛇の列だよ。
フツーのクマは並ばないって。
でも大丈夫、ぼくにはオヅランガイドがあるから。
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この本には、“玉ひで”もいいけど、
小春軒の洋食もいいって書いてあった。
谷崎潤一郎が生まれたところに近いです。
でもなぁ、この暑いのに洋食っていうのもなぁ……。
ん?
あれは……。
クマルさんの大好きな藪そばだ。
わーい、入っちゃおう。
わ!
そばがきがる。
てことは…………。
すみませーん、ビールください。
キタ━━━━━━━━ッ!!
蓋には「人形町 藪」の文字。渋ス!
おろしそばもたのんじゃったー!
お前、クマルさんに暗殺とかされるぞ。
大丈夫、クマルさんにはしっかりお土産買ったから。
お土産ってこれっすか?どうしろと?喰えってこと?
恐るべし藪そば。
電話番号が666になってます。
そっちのほうかい!?
そして、人形町といったら忘れてはならない。
それがここ。“快生軒”
喫茶去(きっさこ)というのは、茶飲んだら去れという意味ではありません。
よくおいでくださいました。まあお茶でもいかが。そういう意味です。
ということで、喉も渇いていたのでアイスコーヒーをたのんでみました。
おまえ、さっきまでビール飲んでたじゃねーか!
イッキ飲みしてしまったので、今度はゆっくり、
コーヒーを楽しむことにします。
…………。
向田邦子センセイは、カフェオレを好まれたようです。
マーマレードたっぷりのトーストとカフェオレをよく注文されたそうです。
と、ガイドブックには書かれてありました。
ひょっとすると、ここからも傑作が生まれてるかもしれませんね。
この本では、
名優、故緒方拳さんが“快生軒”を挙げています。
創業大正8年8月8日。
おっと、こっちは888かぁ。
パチンコだったら、今日でひと財産稼げたね。
いま紹介したほとんどの店が、人形町甘酒横丁にあります。
あ、でも、甘酒どこにも売ってなかったなぁ。変な町。