幽玄の地に入ったような建物「登美霊社」三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)命こと登美夜毘売(トミヤヒメ)を祭神とする社である。社殿は前方後円墳と竪穴式住居を模す縄文式家屋をイメージした奇抜な建築となっている 内部中央には黒い磐座が祀られ、その周辺は多くの幣帛で囲まれている。
石切神社上之宮 東大阪市上石切町2丁目34
社伝によれば、今から約2660余年前(神武天皇2年)上之社として創建されたとのことで、現在の本社(下之社)よりも歴史的に古いことになる。
江戸時代1765年(明和2年)の覚書には社内の除地として石切劔箭大明神と共に上之社石切劔箭大明神が見える。また『河内名所図会』〔1801年(享和元年)刊行〕には石切劔箭神社は『社説に云、上ノ社は哮峯にあり、下ノ社は当地也』とあり、
近世には上下2社が存在していた。1907年(明治40年)上之社は下之社に合祀され、跡地に記念石が建てられ、「奥の院」と称していたが1972年(昭和47年)に上之宮として再興され、現在に至っている
拝殿
本殿
本殿
神楽殿
御滝
石切剣箭神社上之社趾
お礼池
お礼池
亀の置物がずらりと