ムスメは読書が嫌いです。
私は若い頃、本無しでは生きていけなかったので、読書の面白さを知って欲しいと思うのですが、文字を読むのが面倒くさいみたいです。。。
夜寝る前の読み聞かせも嫌がります。
ただ、毎週学校で図書の時間があり、2冊借りてきます。それだけはさすがに読んで返すようにしています。
そして、先日借りてきたのがこの本です。
猫が好きだからという単純な理由で借りてきていましたが、この本めちゃくちゃ感動してしまいました。
何の気なく読み聞かせ始めたのですが、途中からあやしくなり、最後には大号泣
涙が止まらなくなってしまいました。
他の兄弟ネコと一緒に捨てられてしまうのですが、見た目が悪いために1匹だけ誰にももらわれる事なく、雨に濡れたり、散々な目に遭いながらも、常に前向きに生きる猫の話です。
その猫が絶望の中で、お母さんから教えてもらった言葉を思い出すのですが、その言葉が本当に沁みるのです。
「お前は見た目は悪いけど、気持ちだけはいつも明日をみているんだよ。たとえどんな目にあったって、その中にきっといい事があるから、それを見つけて幸せだって思うんだよ。そうすれば必ずもっと幸せな明日がやってくるから。」
もう読みながら泣けて泣けて。。。
この言葉、私の胸の中にもしっかりとしまっておきたいと思い、本の写メを撮って保存しました。
どうにも辛い時、この言葉を思い出したいと思います。
ちなみにムスメには全く響いてなかったようです。まだ、難しかったかなぁ。
とりあえずいい本を借りてきてくれたムスメに感謝です。