がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

痛みから復活!お腹もすく

2013-10-17 22:26:27 | 日記
久しぶりの空腹感!
イレウス後、食を断って(それしかないから)おそるおそるついばんでいた。
今日は空腹感が!
この感じ、懐かしい。

もともと、腹っぺらしなわたし。
お腹空いた~と騒ぎ、よく食べた。
おやつにおにぎりぱくぱく。
朝からカレーなんて普通。
食道がん手術までは好きなものを一杯食べるのがわたしの幸せだった。

お腹がすいてたまらない。
量は食べられないが、今日はいつもよりよく食べられた。
よく食べられると、さらになぜか、お腹がすく。


イレウスがなおると
何回も排便がある。
いつも日に何回かあるのだが、お腹のなかに大量な便が詰まっているのだろう。

イレウス時、レントゲンを撮ると、腸の拡張と狭まったところが映る。
お腹はぺちゃんこだと思うのに、医者には
「便がいっぱい詰まっている」と言われる。

そういわれれば、イレウスの前って排便量が減っている。

腸が癒着しているところに詰まり始めてしまうのだろう。


なおって嬉しい、そしてくたびれた~
今日は気持ちよく働くことが出来て嬉しかった。
帰宅後は爆睡。
疲れちゃった。

部活生が帰宅後一旦バタンキューするみたいな感じだろうか。

チャーシューが煮てあったのでラーメン作るが、やっぱり半分も食べられず。
部活生ではないもんね。

でも、痛くないと楽。

こんな毎日ならいいや。


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台風さなか、出勤

2013-10-16 19:28:48 | 復職
超大型台風きました!
通常なら、寝ていても大風で目が覚めるのです。
10年に一度というスケールの台風26号。
しかしこちらも何を飲んでも痛い腸閉塞で疲れ果てて寝てしまっている、
んなもんで起こされるかい。

起きたら、どうも腹痛はおさまっている。
排便もあり。イレウスは一安心。
表は台風のさなか。

おそるおそるスープを食べてみる。
スープはお腹におさまった。


嵐の出勤
国道に出るまでの道は木の大枝などを、クルマを止めては撤去しながら走る。
道を最初に作ったのは今回はわたしのようだ。

国道は風がもろにくる。
いつもの台風のコースと違うためか、北っ気が吹き荒れている。
まあ、いろいろ飛んでくる。

ポイップクリームみたいなものがいっぱいくっつく。
海の花、泡立った海水。

全てよけられたが、トタン板、パレット、ゴミ箱などが空中を。

ガラスが破れた店舗、バス停は全て転がっていた。


どんな時も休みにはならない保育園
幼稚園は文部省の管轄の学び舎なのですぐに休園になります。
保育園は学びの内容は変わりませんが、親がこどもを看ることができないためのもので、おうちですから休みはない。
緊急時、働く親もいる訳です、医療や介護職員など。
あくまでも建前ですが。


ダンピング!
食べていないからなのかなんなのか、ダンピングで苦しんだ。
もう、お湯に砂糖溶かしたものをすすりがんばる。
今日もいろいろ盛りだくさんだった。


夕方の海
もう、台風は遠くはなれたが海はまだ荒れている。
風で波頭が崩れ落ちることはもうなくなったが、どーんという音がしている。
いつもは海じゃないところや道路まで大波が盛り上がっている。




わたしの大好きな大島の大災害
有史以来、火山の噴火の死者は一人もいないと誇らしげに言う大島の方達。
ヨットで幾度も訪れた伊豆大島。
大変なことになっているのを知った。
心が痛む。
島の厳しい自然には慣れた人たちであろうが、こんな大災害は想定外だっただろう。


大自然の前には
備えしかないし、幸運しかないと思った。
たまたま飛んできた看板にあたらず通勤できたからよかったなあ。
たまたま台風の足が少し速まったから助かったのかもしれない。
こういう自然の大きな力を見ると、すごいなあと不謹慎な感動を覚えてしまう。

ともかく今日を終えられた。


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台風で、イレウスも来た

2013-10-15 23:41:59 | 食道がん術後
昼食が、けっこう食べられた
食べ始めに吐きたくなったが、お喋りしながら気を紛らわした。
そうしたら、けっこう食べることが出来た。
自分でもびっくり


その後、激しい腹痛
脂汗。
婆さんのように腰をかがめて歩く。
それでも様子を見て事務だけはとって時間まで働く
帰宅後は横になって過ごしている。
また来た。
台風じゃ、緊急外来にはいかれない。
行ったところでロキソニンと絶食、点滴。
ひたすら、テレビ眺めながら気を紛らわせて横に。


けろっと腸がとおってくれ!
放散痛が背中にくる。
頼むからなおってくれ。

台風の雨音が激しくなっている。
一緒に痛みをつれてって。



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休日、友人と話して気がつくことがいっぱい

2013-10-14 21:23:52 | 家族、友人
友人と話す休日
わたしの休みの日の最大イベントは友人と話すことか。
平日は働いて寝るだけかな。
連休で気持ちが仕事から離れて、ほっとしている。
こういう時間は必要です。
ほんと、日頃ご無沙汰している。


夫が抗がん治療中の友人
切らずに通院による抗がん治療をしている。
点滴の埋め込みポートを手術で作って、そこからの抗がん剤の点滴。
埋め込み用のポート手術は4時間もかかったという。
かなり長くの点滴を予想してのことだろう。
2週間ごとに4日。

わたしもそうだったが、食欲が落ちて痩せてしまい、口内炎も出来ているそうだ。


がんって大変だ
人にもよるが、わたしは抗がん治療がきつかったから、話を聞くだけでつらくなってしまった。
よく、通院でがんばっているなあ。
抗がん剤によってふらつきも多少あったように思う。

切らずに温存するかわりに、長期にわたり抗がん治療を受けるのも大変だ。

がんてなってしまうと本当に大変だとしみじみ思う。

からだがくたびれてしまうと、発想も気力も湧いて来なくなる。
精一杯笑い、元気を心がけてもどうでもよくなってくる。
だるくて考えられなくなる。

つらいよなあ。


過疎の風景を見ながら帰ってくる
気分がそう見させるのか、今日はえらく過疎が気になってしまった。
わたしが越してきた頃も、閉店した店がずいぶんあった。
加速して店がなくなってきた。
錆びたシャッターを見ているとため息が出る。

この風景のなか、わたしの子どもたちはやっしやしと歩き回り、空や海や川やいろいろなところを自分の庭の様にして育った。
いっぱい発見をして。

だから、主体の感じ方なんだよね。
わたしが過疎にとらわれず、生き生き出来ないのなら、ここにいる意味がなくなっちゃう。
老いぼれた顔でいきるのは、まわりの所為じゃない。
しっかりしろ、わたし。


もう少し、外に出よう
古い建造物など、大好きだから、少し出かけよう。
そんな遠くにいかなくても、近くの郷土資料館なんかでもいいや。
公園により、ゆっくり大きなそれを歩き回って帰ってきた。
すごく気分が落ち着いた。


そうだ、アルゼンチンばばあにならないと
公園でふと思った。
よしもとばなな「アルゼンチンばばあ」を思い出した。

古い洋館に住む、子どもたちがアルゼンチンばばあと呼ぶ奇妙な女性。
アルゼンチンばばあが見えると子どもたちは走って逃げる。
父親の再婚相手がこのアルゼンチンばばあで、彼女のやさしさ、素晴らしさに、父親というフィルタを通して気がつく。

そんなようなお話なんだが(ひどい書き方でわれながらひえ~です)
地域とは違う生き方をする女性。
それでいいんだ。
真似っ子ばっかりしても仕方ないし、
大事なのは自分して、人生にとって大切なものをちゃんと見えないものも視ていくことかな。

アルゼンチンばばあは息子の本棚にまだあるだろうか。
もう一回読もう。

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散骨、残された人はどう思うだろうか?

2013-10-13 23:52:24 | 最後を考える
秋めいてきた、気分いい
連日の暑さはどこかに行ってしまって今日は秋だった。
強風が時折吹くけど、気持ちの良い陽気。
あちこち地区祭礼、交通渋滞。
渋滞きらいなわたしは今日は家で過ごすことにして、ゆるゆる。
急に来た秋、気分よく過ごす。


わたしの葬儀について考えが変わった
昔から、葬儀なし、海に散骨でよし、と言ってきた。

わたしらしいから、いいなと思っていた。

頼まれて散骨の為にヨットを出したこともある。
奥さんと娘さんが骨とビールを海に撒いた。
普通に納骨をし、少しだけ骨を別にとっておいたという。
撒いたポイントをGPSで確認して紙にかいて渡した。

でも、それきりで、別に命日ごとにポイントを訪れることもなく、
個人の希望を叶えた、という感じだった。
なんか、大変そうに見えたのだ。
本当に失礼な言い方を承知で言うと、戸惑って仕方なくやっているような印象もあった。

ちょっと考えが変わってきた。


残された人の好きにさせてもいいのか
子どもたちは散骨をどう思うだろうか。
わたしはヨットは手になじんだツールであるが、子どもたちは残念なことにあまりヨットは特に好きじゃない。
それを考えると、散骨もどうなんだろう。

死んだあとくらい、わたしがわがまま言わなくてもいいのかもしれない。


墓はどうしようか
出戻り娘のわたしにははいる墓がないのよん。
同じく出戻りの母親は都立のコインロッカー墓をさっさと買っている。
なので、ますます先祖代々の墓にははいりがたい。

田舎に墓を購入してもいいんだが、もともとこの地区の住人ではない。
ここまで来いとは言えない気がする。

面倒くさいなあ。


わたしは死後の世界は信じない
古代エジプト人のように明確な死後の世界のイメージがしっかりあるわけじゃない。
死んだら無だと思っている。

死者に対しての取り扱いは、生きているものたちの命へのいとおしみが表れている。
ゴミとして処理はしない。
面倒だからゴミにはならない、そんな民族はいない。

わたしの様は考えはおかしいのかもしれない。
それをこどもに押し付けてもいけない。
母より早く逝くかもしれない。
母がうちひしがれるような仕打ちを用意しなくてもいいと思う。

やっぱ、葬式は必要かもしれない。

墓を都内で購入するとなるともっと働かないといけない。
娘が万が一出戻っても自分のはいる墓があった方がいいし、
息子も出来れば結婚し、嫁共々はいる墓がないと困るんじゃないだろうか。


わがままだったんだよね
残った人のことを考えて来なかったわたし。
こういうことは生きているうちになんとかしておかないとね。
親とも相談しないといけないことかもしれない。



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友達百人出来るかな(童謡)超えてる。幸せ文体。

2013-10-12 19:13:19 | 家族、友人
わたしにブーケ!
宅急便で届いた。
すごい箱に入って箱入り娘ちゃん。



わたしがぼうっと寝てばかりいてメールにも気がつかず、
陣中見舞いに来る予定だった友人が花を贈ってくれた。
チョコも立派な箱にテープでくっついていた。


花って
朝こどもが雑草の花を見つけて摘んできてくれたりする。

花って、そのシュチュエーションを贈ってくれてるんだよね。

きれい、すてき。
あげたい。
好きな人に。

友人も花屋にいった風景が眼に浮かぶ。
やさしさごと伝わるから嬉しい。

そんな風に人に花を頂くって幸せ限りない。

わたしも花を買う時は言いようもない幸せ、贅沢感に酔いしれる。
自分用には安い花しか買わないけど、造花なんて絶対要らない。
生花は生きている。

花ってすごくない?

逆立ちしている。
性器を広げ、口は地面に広げている。

こんな悟りを開いたのは、生け花の勉強をいっぱいした頃かな。

おかげさまで家元2級教授というお許しを頂けました。
金がかかるので今は○○流からはなれ自分のためだけに花してます

なかなか上手にいかなくて四苦八苦していた時に
「花は足でいけなさい」と言われた。
足で歩いて花を知れと。
「花は犬じゃなく猫でいけろ」とも。
犬はお手、お手、上下運動。
猫のように忍び寄って手首を曲げながらいけろ。
あらゆる角度からいけろ。

偉い先生の言葉はスンバらしい実践。

わたしの気付きもそれに近い重要さだと思っているんだが、まだ未公開。
花は性器だから人を誘惑するようにいけなさい。

いつか言ってみたいものだ。


幸せな今日
一年生になったら~
このうたを卒園児にプレゼントしたな。

百人ってその年のこどもには法外な把握できる最大限の数字。

がん2年生になったらわたしなんかのブログも200人300人が見てくれてる。
すごいなあ。
ありがとう、支えてくれて。

わたしが発信した日記が。
こんながんになって、少数派だよね。
なのにすごくない?

市で講演会やったって動員したってこれだけ集まらないよ。

すごく生きる力をもらっているな。

わたしっていいなあ、幸せだなあ。

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台風が多いなあ

2013-10-11 22:58:47 | 日記
来週も台風か
8月は台風はなかったのに、遅くなって台風がいっぱいくる。
それに暑い!
きっと海水温も高くて台風も元気なんだろうな。
季節らしくなくてとまどっている


疲れてねむねむです
金曜日の夜はだめだめに眠いです。
一週間働いた疲れに飲み込まれて、もう明日の準備もなく、横になって過ごします。


それでも週末は楽しみ
この感じがいいんだなあ。
何があるって訳じゃなくても楽しみにして過ごして、金曜日は解放感に浸るのだ。

ぐっすり眠るのだ。

だらしなくてもいいの。



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ぽじぽじいかんとな

2013-10-10 23:48:53 | 楽に生きる
秋ばてです
夏の暑さは平気だったんですが。
一旦涼しくなってからの暑さでばてています。
からだが秋だと一旦感じると、季節の逆行についていけない。
帰宅後、ぐうぐう寝てしまうのです。
しんどい!


しんどいんですが、ない袖振ってやってかんと
この精神構造ががんを呼んだとも言う。
でも他に生き方はまだ見つからない。
疲れれば眠くなるから、それでだいじょうぶと思ってる。
睡眠不足で人は死なない。
寝るってすごい自己回復。
けっこういっぱい寝ています。


笑う(馬鹿笑いに近い)ことがいっぱい
職場では同僚との会話は結構漫才に近いものをキープしている。
おかしいところを突っ込んで笑う。
突っ込まれたらぼける。

気分よく仲良く働くのが一番大事。

笑ってばかりいるので仕事は疲れを超えるご苦労さんがいっぱいだ。

こうしてやっていくしか仕事の仕方を知らない。


長くもないような気もするから一日一日を生きる
長く生きられる予感がないんだなあ。
今こうして働ける時間がどれだけキープできるのかとふと思うことがある。
だから楽しくいかないと、生きている意味がないような気がする。



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もらった芋でお菓子を作った

2013-10-09 22:25:37 | 食養(食べてからだをつくる)
頑張ってスイートポテト(お遣いもの)
サツマイモを毎年本当にたくさん頂く。
なんとか腐らせないで消費せねばならぬ。
不細工ではあるが、スイートポテトを作ると決めて朝から過ごしてきて、
帰るなり芋をオーブンに入れ、潰して少しの砂糖、生クリーム、卵黄を加えてオーブンで焼いた。



まあ、焼き芋にバターつけたような食感なのだが冷めても旨い。
こんな不細工でも(丁寧に作る気力がない)味にはファンがいてくれる。

生産してくれた方や職場などに。

家中がいい香りで手作りはこういう幸せ感があっていいなと思う。


手間って
惜しまなければいいものが出来るんだけど。
体が動かなかった頃は人様が作ってくれたものを頂いた。
ところが、マニュアルがちゃんと出来ているコンビニの方がおいしかったりして。

うちの下のおばさんは野菜にすごく手間をかける。
曲がった背中でいつもいつも畑で過ごして日々を過ごしている。
農業ってすごいなといつも思う。
おばさんの背骨だ。

おばさんに届けたくてほんの少し加工して明日芋おかしを作ったんだな。
おばさん、わたしの芋おかしが好きだからいっぱい芋をくれるんじゃないかな、とちょっと思ってる。

買ったお菓子でお礼したんじゃいけないんだよね。

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朝焼けを見た

2013-10-08 21:10:38 | 楽に生きる
夜はぐだぐだでも朝はこんな風にやってくる
精神的にきつかった時代でも朝って来てくれてた。
甘いと言われる、本当にきつい人は朝が来る時から今日が始まるつらさを思うのだそうだ

今は別になんつうことないのであるが、からだがしんどい。
ぐちゃあっとなって寝るのであるがよく考えると昔も飲んだくれて帰ってきてそのままベッドということも多かった気もする。

ま、たいしていろいろ出来ずにだらっと寝るしかないのである。

でも、朝は気持ちいい風が海から吹いてくる。

海の上の空。



今はゆっくりしている
こどもが旅立つまで、朝は加速して見えないわたしだったような気がする。
よくがんばったよなあ。
今は朝、少しゆっくり今日の段取りを考えて出かける。
こういう時に一人暮らしはいいなと思う。

同僚は結構子育て真っ最中の人が多い。
みんな大変なのに本当に必死で頑張っているなあと思う。
子育てって大変なのだ。

何かを頑張るためには何かをなくしていかなければやれない。

あの時代の必死さ。
あれが命をつなぐことなんだろうな。
今はもう、出来ないな。


忙しすぎる人たちに病気にならないでと思う
みんな正しい生活なんかしてられないよ。
ある人はチョコを夜ぼりぼり食べることだけがリラックスだというし、
アルコールでふわっとする人もいる。
仕事が終わるとひたすら大飯を食べる友達もいる。

どこで生活を立て直すなのだが、日本のこの社会と医療制度だとなかなかむずかしい気がする。



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長患い?突然の死?どっちが迷惑度高い?

2013-10-07 22:08:56 | 最後を考える
身内を突然なくした友人と話す
ともかく、大変だったそうだ。
何から何まで大変だったという。
明るい彼女だからクスッと笑っちゃうが、マジに大変そうだ。

どこに何があるの?
なんでベッドのしたに指輪がしまってあるの?
生命保険ってはいってたのか?
通帳や証券は一定の場所にないのはなぜ?
のみさしのペットボトルを見つけたとき悲しかった。
次々に見つけた時に愕然とした。

本人も亡くなるとわかっていたら、もう少し片付けていただろうね、と言い合う。


わたしの別の知人
ひどい腹痛で、これはヤバいな、と感じたとき。
救急車を呼ぶ前に這ってPCにたどり着いてエロファイルを捨てたそうだ。
必要ファイルをバックアップして初期化して、救急車を呼んだ。
死を覚悟した時、家族に見られたくなくて激痛のなか脂汗をかいて削除、削除。

話はもってあるかもしれないが、一定の美学を感じて笑ってしまった。


がん後、わたしすごくものを捨てているんだが
いろいろ妄想した。
わたし亡き後、人がこれをどう見るか。
こんなぼろまで大事にとってあって、物欲の強い人だねえと思われそうだ。
慌てていろいろずいぶん捨てた。
気がつくとわたしの持ち物の多くはいらないぼろのようだ。
何年も着ない服がいっぱい、いっぱい。
買った時の思いがあってとってあったのだ。
削除、削除。
すぐに大きなビニール袋一杯になる。

台所も。
賞味期限切れのものがけっこういっぱい。
食べるつもりでとっておいてたんだよね。

靴も。
へたってる靴、かっこいいけど履くと痛い靴。
こどもが履いていた靴。

買い物した時の紙袋。
ブランドが好きな女みたいだ。
紙袋まで大事にしまっている。
なんか自分がいやになる位。

これでもまだまだ死んだらすごく恥ずかしいぞ。
まだゴミがいっぱいあると思う、使わないものがいっぱい。伏魔殿化している。
まだ捨てられる。


まだ生きるのかもね
荷物が減ると堂々と買い物している。
この頃、よくものを買う。
口実は、「節約しても仕方ないじゃない。もう長くないから、きれいにしようと思って」
少しいいものを買ってしまう。

楽しんで生きようかと余後を思うのである。

半分死んだ時のことを考えながら生きている。

これがけっこういいもので、生きるっていいなあと思う。
汚らしくものを増やさないようにしていかないとまだ死ねない。

ものも新陳代謝。
いろいろ抱えすぎてると恥ずかしいね。

まだまだ時間が欲しいよ。

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モラルハラスメントじゃないでしょうか

2013-10-06 22:32:49 | 日記
言いたかないけど。はねのけるしかないと思うようになっています

母は、いつも一方的に文句をいい攻撃的です。
悲しい限りです。
今日も電話であれこれ問いただされ、怒られてしまいました。
言葉の暴力かなあ。
「あたしは、いつ死ぬかわからない、あなたにこの気持ちはわからない、死んでやる」
などというのです。
脅迫だ。

ぼけてきているのだろうか。
妄想ってぼけか。

いや、昔からだったな。
心を縛るような台詞を言わずにおれない母。
「あなたにいくらお金をかけていると思うの、わたしは切り詰めている」
「あなたががんになったストレスでわたしががんになりそう」
ひと言言いかけると遮って喋る。
わたしを非難し、おかげで自分がダメになりそうだというのだ。
寂しいのだろう。
でも、正直、しんどい。

がん以前はそしりも一定そうだなと、ゴメンネといい、自分を責めていた。
ごめんなさい、離婚して。
ごめんなさい、何も本当のことを言わないで。
ごめんなさい、なかなか帰ってあげられなくて。

それで済んでいたのだった。

がんになって生きるか死ぬかな、と思ってから疑問符をもつようになってしまった。


モラハラという言葉を知ってつきものが落ちるように楽になった
正義っぽいことを掲げておいつめるハラスメント。
母はコンプレックスが強い人だったようだ。
また、わたしは容姿や性格が別れた夫にそっくりなんだそうで(確かに母とは似ていない)よく気に入らないと怒られたものだ。

この頃、彼女の孫、わたしの子どもたちに別れた夫の写真(わたしは見たことない)を見せて自慢していたという。
彼ら曰く「おかあさんそっくり」

始めてわたしは愛情からうまれたこどもだったんだと意外に思った。
ありがたいことだ。
それを早くに聞きたかった。

母はねじ曲がっているんだな。


息子が帰る、最後のリクエスト飯


カレーです。
にんじん擦りおろし、千切りキャベツを炒めたルーで小麦粉不使用。
かなりスパイシーです。昔店出だしていたレシピ。
油脂はすごく少なめでもたれないのが特徴です。お変わりしてもむっつり来ないそうです。



サラダ大盛りは家でしかなかなか食べられないとのことでいつも野菜を求めます。
昔はなかなか野菜食べない子だったのに。



大根の驚き前菜。
母の愛。
焼き大根にスモーク鯖ソースという創作レシピ。


いやなものはわたしから断ち切ればいい
叩かれて育った子は自分の育児でもこどもを叩く。
暴力を受けているこどもの親は自分も暴力を受けて育っている。
こどもを愛してはいるが、どうしても叩いてしまうんだという。
言うことをきかないと許せなくなる。

その悪のループは自覚したら断ち切れる。

母のようにはなりたくない、それが思春期のわたしの志向性だった。
なので、抽象的すぎて苦しい闘いだった。

重い重いモラハラを脱ぎ捨てていこう。

がんがくれたものはいろいろある。
がんにならなかったらここまでわからなかっただろう。

まあ、そういうことにしておこう。


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食後がつらいのです(腸瘻後の癒着)

2013-10-05 23:59:40 | 食道がん術後
一年経っても量は無理
量は食べられません。
カレーなど、皆が早く食べ終えてしまう料理の時など、気まずくなる程おそメシです。
料理の質に変わりなく、食べるのに時間がかかります。
喉に引っかかった感じにならないように、少しずつ食べます。
気取ってるんじゃないんです。
もう、食べるの大変。
で、すぐお腹減る。


食べる量は腸の痛みで決める
けっこう食べられる日もあれば、少しで逆流しそうな日もある。
これはなんなのだろうね。

ゆっくり食べていると胃じゃなくて左側の小腸が張って痛みだす。
けっこうつらい。
ばあさんのように腰をかがめると少し楽。

そんなに喰うなと言えばそうなのですが、
食事休憩時間は幾度も取れない。


夕食後は横になって過ごす
寝ちゃうと楽です。
すごく体力使うんだ。
昼ご飯のあとなど事務とりながら睡魔に襲われる。
消化に全体力を使われちゃってるという感じ。

胃というものがどんな働きをしているのか、わたしはよくわかる。
一定量をプールできるということがとても重要なことだと思う。
胃酸が大事なこともよくわかる。
わたしは食中毒にならないように以前以上に神経を使っている。
皆あんまり噛まない。
胃があるから。
わたしはそうはいかない。
あとが恐いから。

消化器官が障害者だからけっこう大変だ。


幾度も腸閉塞の痛みを経験して気をつけている
何の前触れもなく痛みがやってくる。
どんな痛み止めも効かない痛さ。

手元にあるのはロキソニン。   
術後に頂いたオプゾと言うモルヒネも効かない。(もう賞味期限切れかな)

野菜をあまりとらない、(繊維の多いもの)
柿を食べない、タンニンがいけないそうだ
こんにゃく、タケノコ、ごぼう、厳禁。
とにかく繊維質があまり良くないと聞く。


年寄りの腸閉塞が冬場多くなるのは鍋物の繊維質も一因だと聞く。

野菜好きなわたしはジュースにして繊維を捨てたり、
トマト、キュウリなど繊維質の少ない野菜を心がけている。


お腹が凸凹になる
腸に引っかかっているところがいつもちゃんとわかっちゃう。
医者に教わったマッサージをする。
「皮膚をなでてもダメですよ、ぐっと腸を流れに反って押す。手で狭いところを押し流す」
けっこう時間かけても動かないんだなあ。


ま、文句は言えないんだけど楽ではない
生きていられるから文句は言えない。
そう思っているから文句は言えない。
いいじゃん、からだの傷はこうして見えるから。
見えない心の傷なんかわからないから。
なら、こっちの方がいいや、などと思うのである。


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変わらないものはないと痛感するこのごろ

2013-10-04 23:49:32 | 日記
変わることが楽しみだったこども時代
からだが育っている時期は変化は楽しみである。
小さな種を植えて芽が出て花が咲くことがすごいことだと感じる力がある。
小学校になることに期待感があったり、なんか全てが楽しみに思える。
こどもって素晴らしい。


変わることを素直に見るのは老いだしてからかな
こども時代の延長で過ごしてきて、知識とか力量とかはどんどん増えて。
で、がん告知。
がらんがらんと老いが始まった。
一気に肉体が老けた。

わたしは老いないとさえ思っていたのだ。

そんなことないのだった。
ちゃんと時間は降っている。


受け入れる力
何でも額面通り受け入れる力を持ってきているな。
がん後そう思う。

明治生まれの祖母に育てられた。
祖母は事態を事態として受け入れるのが出来る人だった。
昭和生まれの母はそれが出来ない人で意見を述べ立てないと気が済まない。

その違いは母は時代だと言っていた。

時代、とかそういうんじゃないよな。
いいとか悪いとかじゃなくて受け入れる力なんじゃないのかな。

そんな気がする。

中途だが、今日の日記の時間内にかきたいから、ここまで。
おやすみなさい。

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今日、キンモクセイの香りが漂い始めた(なんていい香り)

2013-10-03 22:16:10 | 日記
毎年10月にこの香りが
胸がきゅんとなるような香り。
こどもの頃、この香りが好きでキンモクセイの木の下に立っていたことがある。
オレンジ色の小さな花が落ちてきた。
からだにこのにおいがついてほしいと思ってしばらく木の下にいた。
懐かしい記憶だ。


朝、庭に出るとキンモクセイの香り
隣家の庭から漂っている。

隣家はわたしと同じく東京から田舎に来たおじいさま。
奥様と二人、温暖な海辺で過ごそうと家を建てた。
奥様はがんで亡くなり、彼は庭を造り直す。
四季折々、仏壇に花を供えられるように木を植えたりする。

同時にわたしにもお裾分けの花を下さった。

いいね。


今日だけ、海が少し穏やかだった
植物は季節をあやまたず、花を咲かせたりしている。

でも今年の海ったら季節じゃなかった。
8月まで台風もなく、土用波もなかった。
土用波は遠い台風の余波なんです
夏も終わる頃から台風多発。
常に海は波が高い日が続き、たまに静かになるのも一日二日。

今日は夏のような日で、海が穏やかだった。
きらめく海だった。

明日はもう続かない。

秋だから、炊き込みご飯でも食べたいなあ。

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