第7回(最終回) 『ご飯と銀杏』
突然、ギフ(鹿賀丈史)が手紙を残して長い旅に出てしまい、
心配するテツコ(仲里依紗)。
それが富士子(毬谷友子)との温泉旅行だとわかり、
テツコはギフの恋を邪魔しているのではないかと不安になる。
その頃、ギフは岩井さん(溝端淳平)のアパートを訪ねていた。
富士子に騙されて北欧家具を大量に買わされてしまったギフは、
その処理に困り、岩井のもとへ家具と一緒に転がり込んだのだ。
テツコは朝子(片桐はいり)から電話で、
富士子についての悪評を聞かされる。
また、朝子がテツコの上司(マキタスポーツ)と
付き合っていると聞き、驚く。
そんな時、寺山家にギフが岩井を連れて帰ってくる。
テツコはここに至るいきさつを尋ねるが、何となくはぐらかされてしまう。
タカラ(ミムラ)は母・みゆき(筒井真理子)から、
サカイ(福士誠治)が医師に戻るらしいと聞かされる。
サカイに確かめると、総菜屋・パワースポットを
タカラだけに任せるわけにはいかないと言うので、
タカラは自分ひとりで店は頑張るので、
「昔のサカイ君がみたい」と言う。
家具にアパートを占領されていた岩井は、
ギフに頼まれるまましばらく寺山家で暮らすことにした。
ある時、ギダリエ(小野ゆり子)が結婚すると知った岩井は、
嫁入り道具として家具を売りつけることに成功。
一方、ギフは立ち食いソバ屋で偶然、富士子と再会。
逃げようとする富士子を引き留め、ギフは自分から別れを切り出した。
ある晩、酔った岩井は一樹(星野源)そっくりの
路上コトバ師(星野源・二役)と会う。
酔い潰れた岩井を介抱するために来たテツコも、
あまりにコトバ師が一樹に似ているので言葉を失う。
そんなテツコは思わず、
コトバ師に「幸せになって、いいかな」と尋ねてしまう。
するとコトバ師は「誰よりも幸せになって、よし」と答えるのだった。
数日後、寺山家ではテツコとギフと岩井が、夕食を共にしていた。
庭ではイチョウの木が金色に染まっていた。
三人はその木を眩しく見上げながら、
ギフは縁側で銀杏の実を割っていた。
ムムムさんは母親から
サカイ君が医者に戻るらしいと聞かされ動揺。
サカイ君に聞きたいが聞けないでいた。
が、遂に切り出したムムムさん。
「サカイ君?」
「ん?」
「医者に戻らないのかって言われてるんでしょ?」
「ああ、あれねぇ。 俺、断るつもりだから。」
「まだ断ってないってことは迷ってるの?
あたし、ここ、ひとりでやるから、戻れば?」
「無理だろ。 作ってんの俺だよ?」
「休業する。 で、調理師免許を取って、勉強する。」
「出来るのかよ。」
「出来る。
あたしがCAで、サカイ君が後輩だったら、こう言うよ。
フォローするばかりがその人のためになると思ったら大間違い。
最後まで1人でやらせなさい。
それを、遠くから辛抱強く見守るのが、あなたの仕事です。
・・・・・サカイ君?」
「いや・・・だって・・・その言い方、昔のお前じゃん。」
「えっ?」
「なんだよ。 泣かせるなよな。」
「そっか。 サカイ君、昔のあたしが見たかったのか。
あたしも見たい。 昔のサカイ君。」
サカイ君は医者に戻り、
パワースポットはムムムさんの両親もお手伝いして開店中。
感想書くの遅くなっちゃったよ。
まさかサカイ君が医者に戻るとは思わなかったなぁ・・・
最終回は色んなことに決着ついた感じね。
テツコは岩井さんとの結婚を決断したし、
ギフは目狐の詐欺に遭ったけどまぁ、最後は丸く収まった?し。
ってか、テツコと岩井さんはギフの家で暮らす訳じゃない・・・よね?
なんかそこのところが気になっちゃって(‐∀‐;)
全7回、あっという間だったよ。
福さまのサカイ君もそれなりに登場してくれたしね。
もう見れなくなっちゃうのは残念だけど、
次の作品を楽しみに待ちましょう。
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