祇園祭に出かけた俺は“宵山法度違反”を犯し、屈強な男たちに捕らわれた。
次々と現れる異形の者たちが崇める「宵山様」とは?
「宵山金魚」をはじめ、祇園祭宵山の一日を舞台に、
幻想と現実が入り乱れる全6編を収録する。
祇園祭の宵山を舞台に不思議な世界が広がっていた。
『宵山姉妹』はよくよく考えるとゾッとするし、
『宵山劇場』はモリミーワールド。
乙川が友人を騙すためにそれはそれは壮大な仕掛けをする。
まさに阿呆の世界。
風雲偏屈城が出てきて笑ってしまった。
色々な世界を見せてくれて、まさに万華鏡のようだった。
「ついに証明した!俺にはやはり恋人がいた!」。
二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。
果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか(「大日本凡人會」)。
水玉ブリーフの男、モザイク先輩、凹氏、
マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。
そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる―。
森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。
阿呆の世界が実にモリミーらしい。
ホント見渡す限り阿呆ばっかり!!
四畳半という壮大な?空間で色々なことが巻き起こる。
よくぞここまで話が広がるものだ。
阿呆の中にもどこかクスッと笑えるところがクセになる。
深く考えてはいけない。
それがモリミーワールド。
この面白さからはもう抜け出せない。
京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。
無聊を慰めるべく、文通修業と称して
京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。
文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、
本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。
モリミー節全開!!
おまけになかなか斬新な手法。
守田くんの手紙だけで相手からの返事はないが、
それでもどんな返事がきたのか想像できるのが凄い。
しかも笑える。
特にヒサコオオツカとのバトルが面白かった。
久々のモリミーワールド楽しゅうございました。
読み終えた後は手紙が書きたくなった。
■ リーガエスパニョーラ 第6節 ■
ラス・パルマス レアル・マドリード
アウェイ、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアで対戦。
【出場選手】
GK : キコ
DF : セルヒオ・ラモス、バラン、カルバハル、ナチョ
MF : クロース、モドリッチ、アセンシオ(64分、ベンゼマ)
FW : ベイル、モラタ(80分、イスコ)、
クリスティアーノ・ロナウド(72分、バスケス)
【控え選手】
ケイラー・ナバス(GK)、ダニーロ、バスケス、イスコ、
ハメス・ロドリゲス、コバチッチ、ベンゼマ
【結果】
ラス・パルマス 2-2 レアル・マドリード
【得点】
0-1 33分 アセンシオ
1-1 38分 タナス・ドミニゲス
1-2 72分 ベンゼマ
2-2 85分 セルジオ・アラウホ
【順位表】
1 レアル・マドリード 勝ち点 14
2 バルセロナ 勝ち点 13
3 アトレティコ・マドリード 勝ち点 12
4 ビジャレアル 勝ち点 12
5 アスレティック・ビルバオ 勝ち点 12
【次節・第7節】
10/2 エイバル
ホーム、ベルナベウで対戦。
ちょっとイヤな感じね。
負けなかったのは良かったのかもしれないけど・・・
まだ6試合しかしてないんだけど、
2試合連続ドローは後々響いてきそうだ。
三年生になろうとしているある日、伊藤は言った。
「津島、大丈夫か?チェロが、おとなしくなってる」。
津島の懊悩をかえりみることなく、学校は、音楽エリート育成に力を入れ始めた。
津島は、自らの未来に対する不安を胸に、チェロを弾き続ける。
そして、運命の日が訪れた—。
生きることの“歓び”と“ままならなさ”を歌い上げた青春音楽小説の金字塔、堂々完結!
津島と伊藤の二十七年後を描いたスピンオフ短編「再会」を特別収録。
三部作完結。
なんというか・・・全然スッキリしないまま終わったなぁ。
気になっていた金窪先生のその後が読めて良かった。
津島を許すことはできないのは当然だし、許さなくてもいいと思う。
それだけのことを彼はやったのだ。
それでも彼に向けて言った先生の言葉は胸に沁みるものがある。
金窪先生はやっぱりいい先生だ。
3作品通して1番音楽にブレずに純粋に取り組んだのは
伊藤くんなんじゃないかと個人的に思った。
北島先生とともに臨んだホーム・コンサートを期に、距離感を縮めた津島と南。
高校二年生となり、さらに音楽漬けの日々が続く。
新入生たちのレベルの高さに焦燥感を覚えながら、
それぞれが責任のある立場でオーケストラ発表会に向けての練習に取り組む。
だが、平穏な日々は長くは続かなかった—。
青春の“きらめき”と“切なさ”を奏で、
怒涛の展開に読み出したら止まらない青春ストーリー、衝撃の第二巻。
3部作の第2弾。
全体的に重かった・・・
南のことは読みながら予想できてたから、
あ~やっぱりなって程度だった。
が、津島が金窪先生に行った仕打ちは許されることではない。
かなりイライラしながら読んでいてストレスが溜まってしまった。
子供だったからとかそういう問題ではないと思う。
南のことでは可哀想にとか思ったりもしたけど、
金窪先生の件で完全に拒絶反応が出てしまった。
先生の今後の人生が気になって仕方がない。
第8話
『ミルフィーユ風 侠の極旨ハムカツ』
柳刃(生瀬勝久)は、敵対する組織が
大きな麻薬取引を決行するという情報をつかみ、
大打撃を与えようとたくらむ。
そんな折、以前から柳刃と火野(三浦誠己)に
疑いの目を向けていた洋介(戸塚純貴)は、
柳刃が怪しい風体の情報屋・サトウ(上山竜治)の車に乗り込むのを見掛け、
尾行してみようと言い出す。
引き留めようとする良太(柄本時生)だが、
結局は巻き込まれ、共に尾行を開始。
着いた先は漁港だった。
地方あるあるの時間差放送です。
福さま登場の回なので見た。
ブラック企業の社長役(笑)
なんか舞台『ホテル・カルフォリニア』をちょっと思い出した。
あれはヤクザ役だったけどね。
出演時間は短かったけど面白かった。
若きチェリスト・津島サトルは、
芸高受験に失敗し、不本意ながら新生学園大学附属高校音楽科に進む。
そこで、フルート専攻の伊藤慧や
ヴァイオリン専攻の南枝里子と出会った津島は、
夏休みのオーケストラ合宿、初舞台、ピアノの北島先生と南とのトリオ結成、
文化祭、オーケストラ発表会と、慌しい一年を過ごし・・・。
主人公・津島が過去を回想する形で始まるのだが、
正直最初は読みにくさというか、かなり時間がかかりながら読んでいた。
中盤あたりからは段々読み進めることができた。
音楽に対する苦悩などと向き合っていく姿はとてもいい。
まさに青春小説だった。
3部作とのことなので、今後も色々な問題が出てくるんだろうな・・・と。
そう思うと多少気が重いが取り敢えず読むことにする。
■ リーガエスパニョーラ 第5節 ■
レアル・マドリード ビジャレアル
ホーム、ベルナベウで対戦。
【出場選手】
GK : キコ
DF : セルヒオ・ラモス、バラン、ダニーロ、
マルセロ(45分、カルバハル)
MF : クロース、コバチッチ、ハメス・ロドリゲス
FW : ベイル(72分、バスケス)、ベンゼマ(77分、モラタ)、
クリスティアーノ・ロナウド
【控え選手】
ルーベン・ヤネス(GK)、カルバハル、ナチョ、バスケス、
イスコ、アセンシオ、モラタ
【結果】
レアル・マドリード 1-1 ビジャレアル
【得点】
0-1 46分 ブルーノ・サリアーノ
1-1 48分 セルヒオ・ラモス
【順位表】
1 レアル・マドリード 勝ち点 13
2 セビージャ 勝ち点 11
3 バルセロナ 勝ち点 10
4 アトレティコ・マドリード 勝ち点 9
5 ラス・パルマス 勝ち点 9
【次節・第6節】
9/24 ラス・パルマス
アウェイ、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアで対戦。
ドローですか・・・
内容的には勝てた試合だったような・・・?
このドローが後々どんな影響をもたらすか。
負けなかっただけ良かったのかな~。
いや、でも勝っておきたかった。
最終話
『それだけ。』
ダイニングアウトで評価された夏向(山崎賢人)に取材依頼が殺到し、
有名料理評論家も店に食べに来ることに。
一方、ようやく自分の思いを伝えたものの、
夏向から訳も分からず突き放された美咲(桐谷美玲)は落ち込んでいた。
そんな中、美咲は大橋(池端レイナ)から連絡を受け、
ある話を持ち掛けられてその返答に悩む。
店では、夏向が新しいスタッフを迎える準備をしており、
千秋(三浦翔平)はその理由を大橋から知らされる。
うん。ある意味期待を裏切らなかった。
頑張って最後まで見たけど、ぶっちゃけしょ~もないドラマだった。
無駄なエピソード多すぎ。
夏向が美咲を突き放した理由も分からなくはないが、
正直に言って話し合えば済むこと。
自分も頑張るからお前も頑張って来いとシンプルにすれば、
ダラダラとした内容にならずにスッキリしたのに。
逆に演者が可哀想に思えてきちゃったよ・・・
もっと面白いドラマが見たいわ~。
次の月9も微妙そう。
見ないな。きっと。
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