「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、
爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!
殺し屋シリーズ第3弾。といっていいのかな?
今回は家族のために殺し屋を辞めたい兜が主役。
辞めたいのに辞めさせてもらえない。
おまけに次々と殺し屋が狙ってくるから気が抜けない。
仕事を斡旋する医者が自分は安全なところにいる感じがモヤッとするけど、
最後には兜が仕掛けていた罠にかかってスッキリした。
息子の克己が医者に鍵のこと言った時はヤバイだろ~と思ったけど、
兜の同業者が克己を見守ってくれてたので良かった。
けど兜には生きててほしかったな~というのが本音です。
幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。
優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。
闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。
とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。
疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
小説は、ついにここまでやってきた。
映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、
娯楽小説の到達点!
殺し屋たちが乗り合わせてる新幹線の車内で殺し殺されの応酬。
その中でも異質な存在感のサイコパス中学生・王子が不快極まりない。
殺し屋たちは各々いいキャラしてたが、
運が悪い天道虫・七尾がある意味最強だったのかもしれない。
王子の思い通りに行くのが不愉快だったが、
ラストで木村の両親が成敗してくれたようでスッキリした。
『グラスホッパー』を読んでいない人はそちらから読むことをお勧めします。
いや~、面白かった。
人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。
その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。
勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、
小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。
三つの物語を繋ぐものは何か。
読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。
繋がってるようで繋がってない?
けどやっぱり繋がってる?
読んでいて混乱するし謎も残ったままでちょっとモヤモヤ。
一読では理解し難いので再読の必要ありな本。
その後どうなったのか気になるんだけどな~。
5年前の惨事―播磨崎中学校銃乱射事件。
奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。
謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかしているのか?
追手はすぐそこまで…大きなシステムに覆われた社会で、
幸せを掴むには―問いかけと愉しさの詰まった傑作エンターテイメント。
みんながみんな、巨大なシステムの歯車ということか。
そうかもしれない。
そうかもしれないけど、やはり理不尽な目に遭うのはヤダな。
それより渡辺の妻・佳代子が1番謎だった。
彼女は一体何者?
恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、
ある出会い系サイトの仕様変更だった。
けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。
そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。
彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。
恐妻家のSE渡辺、浮気を疑いヤバイ奴を夫のところへ派遣する妻、
友人は作家の井坂幸太郎。
先輩五反田の失踪に、後輩大石が冤罪、上司の課長は自殺。
『安藤商会』と『播磨崎中学校』の検索の裏に隠されたものとは・・・
設定はぶっ飛んでるし何が何やら分からないままだけど面白い。
いざ下へ!!
【第7節】
レアル・マドリード vs ビジャレアル
■出場選手
GK : クルトワ
DF : エデル・ミリトン、ナチョ(後半35分、セルジオ・サントス)、アラバ
MF : モドリッチ(後半28分、アザール)、ヴァルベルデ、
アセンシオ(後半36分、イスコ)、カゼミロ
FW : ベンゼマ(後半35分、ヨビッチ)、ヴィニシウス、
ロドリゴ(後半1分、カマビンガ)
■控え選手
アンドリー・ルニン、トニ・フイダス(GK)、バジェホ、ミゲル、
イスコ、アントニオ・ブランコ、カマビンガ、ヨビッチ、
ルーカス・バスケス、アザール、マリアーノ
■結果
レアル・マドリード 0-0 ビジャレアル
■次節・第8節
10/3 vs エスパニョール
残念ながらドローでした。
まぁ、全体的に重かった印象。
失点0で良しとするしかないか。
兎田孝則は焦っていた。
新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。
母子は怯えていた。
眼前に銃を突き付けられ、自由を奪われ、さらに家族には秘密があった。
連鎖は止まらない。
ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り、警察は特殊部隊 SIT を突入させる。
軽やかに、鮮やかに。「白兎事件」は加速する。誰も知らない結末に向けて。
驚きとスリルに満ちた、伊坂マジックの最先端!
なんだかよく分からないなと思いながら読んでいたが、
読み進めるうちにあれよあれよと伏線回収しだしていき、
驚きつつもニヤリとさせられる。
まさに伊坂マジック。
好きな黒澤さんが何気にピンチになったりしてドキドキ。
そして綿子ちゃん、助かって良かったなと思った。
被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。
テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。
いじめに遭う高校生は“彼”に助けられ、
幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。
一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。
二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!
伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。
全てが首折り男の話かと思ってたら、
首折り男とその周辺の短編集だった。
けどそれぞれで微妙に繋がりがあるのが伊坂流。
過去作品で好きなキャラだった黒澤さんが出てきて楽しかった。
個人的には『僕の舟』が面白かったかな。
【第6節】
レアル・マドリード vs マジョルカ
■出場選手
GK : クルトワ
DF : エデル・ミリトン、ナチョ(後半35分、セルジオ・サントス)、
アラバ、 ミゲル
MF : アセンシオ(後半27分、イスコ)、ヴァルベルデ、
カマビンガ(後半15分、アントニオ・ブランコ)
FW : ベンゼマ(後半35分、ヨビッチ)、ヴィニシウス、
ロドリゴ(後半27分、ルーカス・バスケス)
■控え選手
アンドリー・ルニン、トニ・フイダス(GK)、セルジオ・サントス、バジェホ、
イスコ、アントニオ・ブランコ、モドリッチ、カゼミロ、ヨビッチ、
ルーカス・バスケス、アザール、マリアーノ
■結果
レアル・マドリード 6-1 マジョルカ
■得点
1-0 前半3分 ベンゼマ
2-0 前半24分 アセンシオ
2-1 前半25分 イ・ガンイン
3-1 前半29分 アセンシオ
4-1 後半10分 アセンシオ
5-1 後半33分 ベンゼマ
6-1 後半39分 イスコ
■次節・第7節
9/25 vs ビジャレアル
アセンシオがハットトリックとは!!
嬉しい驚き。
6得点も驚きだったけど。
ここ数試合は得点力がいい感じ。
いい状態をキープできればいいな~。
助言あります。スーパーの駐車場にて
“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。
人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。
バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。
謎の生物が暴れる野心作「ギア」。
洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。
書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
色んなジャンルの短編集。
不思議な話というか、その後は?と思う話もあったけど、
書下ろしの『後ろの声がうるさい』で回収されているのが凄い。
『if』と『一人では無理がある』と『彗星さんたち』が好みだったかな。
何気に話に出てきたパウエル国務長官が気になる(笑)