第7回
『夫婦日和』
信三郎の惚気話を聞かされご立腹の逸馬さま(笑)
2人は貧しい人たちに施しをしている
油問屋の清兵衛夫婦を見る。
その夫婦を見張ってる?怪しい男。
清兵衛夫婦が油を届けた帰り道、
急に清兵衛が苦しみ倒れる。
怪しい男が近付き、気付け薬だと言って飲ます。
その夜、清兵衛は亡くなってしまった。
通夜の最中に、兄・喜一郎が帰って来た。
自分が倒れた時には、自分に店を継いで欲しいと
清兵衛が言っていたと言う喜一郎。
だから店を明け渡せと妻・千津に迫る。
信三郎から喜一郎は店を捨てて出て行ったと聞かされる逸馬。
博打で借金300両作って、
その借金を弟の清兵衛に押し付けたのだと。
信三郎は気になって、和泉屋の鑑札を確かめたら、
店の名義は喜一郎のままだった。
千津は全く知らなかったらしい。
このことをなつめが書いたせいで、
清兵衛から施しを受けてた者たちが奉行所へ押しかける。
金さんから吟味を任された逸馬。
油問屋の吟味が始まった。
「喜一郎。
店の身代は全て自分のものだとの言い分、相違ないか。」
「はい。その通りでございます。」
「千津。
そなたはどうだ?
喜一郎の言い分、認めるのか、認めないのか。
喜一郎より、証拠として和泉屋の鑑札が出されている。
名義は正しく和泉屋喜一郎となっている。」
千津は何も聞かされていないと。
喜一郎は借金を押し付けて江戸から逃げた。
借金を返して、油問屋を立て直したのは清兵衛だと言う。
「事情はどうあれ、この鑑札がある限り、
和泉屋は喜一郎のものだ。」
千津は清兵衛がどれだけ苦労したのか、
番頭の亀蔵に聞いて欲しいと頼む。
亀蔵が呼ばれ、喜一郎が借金を残して逃げたことに
間違いはないかと問う逸馬。
すると亀蔵は知らないと。
千津はなんで嘘をつくのかと亀蔵に言う。
清兵衛が亡き後は、兄の喜一郎が和泉屋の主人だと亀蔵。
亀蔵に和泉屋に勤めて何年になるか聞く逸馬。
「33年になります。」
「和泉屋の内情は何も知らぬと申すのか?
沙汰は追って言い渡す。」
あの怪しい男が殺された。
栄吉という博打打ちだったようだ。
最近になって急に金回りが良くなったのだと聞く。
栄吉と現場から逃げた女を見たと言う
源爺に話を聞く逸馬。
「栄吉が殺されたとなると、
清兵衛は毒を盛られたのかもしれねえ。」
「毒殺か。
和泉屋の乗っ取りと、栄吉殺しは、
どこかで繋がってるって訳か。」
和泉屋の身代についての吟味が始まる。
亀蔵に見覚えがないかと帳簿を見せる逸馬。
ここには、亀蔵が組合の組頭に
賄賂を渡し続けていたことが詳しく書かれていた。
シラを切る亀蔵だったが、組頭は認めていると。
清兵衛がこの帳簿を最初に見つけたが、
亀蔵を諭し、店を辞めさせなかったのに、
亀蔵は逆恨みし、店の乗っ取りを企み、主人殺しを企てた。
しかも栄吉に清兵衛を付け狙わせた。
主人を殺しても店は自分のものにはならない。
だから喜一郎に継がせれば、
後は自分の思いのままだと考えたらしい。
そこに人殺しの証人・とみが呼ばれる。
栄吉は博打で負けこんだ時、30両握らされ、
和泉屋の旦那が倒れたら飲ませるようにと、
気付け薬を渡されたと。
栄吉は言われた通りにしたが、
後になってその旦那が死んだと聞かされ、
怖くなって名乗り出ようとしたところ殺された。
「栄吉を殺した男、指を指すがいい。」
とみは亀蔵を指す。
すると喜一郎が「騙したのか?」と。
店を潰したくないから、
力を貸してくれと言われたらしい。
「俺は・・・俺は・・・弟を殺しちまったのか・・・」
「お前が清兵衛に出した最後の手紙を覚えているか?」
逸馬は喜一郎に聞く。
信三郎が呼ばれ、手紙を読み上げる。
「喜一郎、忘れてたのかい?
和泉屋を継がないと、はっきり手紙で言ってるではないか。
亀蔵、もはやこれまでだ。
観念しろ。」
亀蔵と喜一郎は捕らえられた。
和泉屋の身代は千津のものになったと逸馬。
千津は清兵衛のようには出来ないと言う。
「奉行所の前を見たかい。
今日も大勢が詰め掛けてる。
み~んな、清兵衛さんとお千津さんの施しを
ず~っと受けて来た人たちだ。
人の世も満更じゃねえ。
みんな助けてくれるさ。」
その後、施しを続ける千津の姿があった。
今頃7回かよ!!
と思った方、申し訳ない。
見るタイミングを逃してしまって・・・
気づいたら2回分も堪ってました。
しかも今日の放送分まである(‐∀‐;)
ってな訳で、慌てて見た次第であります。
福さまにも謝ります。
申し訳ない・・・m(_ _)m
いやいや今回の逸馬さまは、
金さんのようでしたね~。
凛々しかったですよ。
やっぱ福さまはかっこいい♪
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回