スマイル 第１０話

第１０話　『運命が動き出す！！ ―判決』




花は具合が悪くなり法廷を出る。

また声が出なくなってしまった・・・



林の母親が証言台に立つ。

小さい頃から父親の虐待にあっていたらしい。

「息子を殺さないで欲しかった」と涙を流す。



計画的でないのなら、何故すぐに自首をしなかったのかと。

ビトは約束を果たしたかったと言うが、

自首よりもデートを優先させたのかと言われてしまう。



「これ以上の犠牲者を出さないためにも、

相当法条を適用の上、被告人を死刑に処するのを

相当と思量します。」と北川。



一方、一馬は差別について語り、

今回のことは大切な人を守るろうとして起こった悲劇、

そして偶発的に起こった正当防衛だと。

裁判員たちに寛大な処置をと頼む一馬。



裁判員たちが評議に入る。

全員一致で有罪に。

量刑は分かれた。


「この裁判は過去の事件も含め、

分からないことが多すぎると思います。

そんな段階で死刑を決めることは私には出来ません。

私は死刑には反対です。」

と佳代が強く言う。


しかし他のみんなは死刑で一致。



そして判決が言い渡される。

「主文、被告人を死刑に処す。」



一馬たちは冤罪を晴らそうと走り回る。

しおりは街頭で呼びかけ署名を集める。

一馬は甲斐に証言を頼むが、林の父親と取り引きをしていた。

その林の父親は行方不明。



花はビトが死刑になったのは自分のせいだと。

みどりがそんなことないと花を元気付ける。



花がビトの面会に行く。

おりがみでブタを折ってあげる花。


“この子はあなたの味方。

この子と一緒にいれば、絶対に大丈夫。”


懸命にビトを元気付ける花。



ビトは毎夜、林を殺した夢を見てうなされる。




金太が証言してくれるよう、昔の仲間に頼むが断られる。

「今更、妙な証言したらただじゃすまねーぞ。」

と古瀬に脅されていた。



一馬は古瀬に会いに行く。

古瀬は昔、見逃してやった外国人に娘を襲われたらしい。

そのせいで外国人を恨んでいた。


「早川ビトは偏見に負けた犯罪者だ。」


「あいつは負けてねえ。絶対に負けねえ。

俺が証明してみせるよ。」



ビトは運動場に咲いていた小さい花を見て涙を流す。



一馬と花がビトの面会に来た。


「運動場の花壇にさ、花が咲いたんだ。

小さいけど生きてた。一生懸命生きてた。

控訴、取り下げてもらえますか？

僕は死刑を受け入れる。」




今回もまた重苦しい展開で、

見てて気が重いです・・・



死刑になっちゃったよ。

しかも受け入れちゃった。

タイトルの“スマイル”とは真逆の内容です(-_-;)



林の母親には、

今更そんなこと言うのかって気もしますがね・・・

一緒に住んでいたなら兎も角、

ぶっちゃけ、とっくの昔に捨てた訳でしょ？

電話でも迷惑そうに切ってたじゃんか。

なのにあの台詞ってないよ・・・



古瀬にも事情があった訳だけど、

それはその外国人が悪かっただけで、

今のビトには全く関係ないし！！



どんな理由があるにせよ、

ビトが殺しちゃったのは事実だし、

そこはどうすることも出来ないけど、

死刑は重過ぎると思います。



もう！！

どうなっちゃうの！？

重い話も次回が最終回。

頑張って見てきたな～。



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