第1話
『最高だけど最低の弁護士・・・
愛も法も嘘をつく!?』
バイトで失敗し、上司に罵られクビだと言われた坪倉。
「・・・ぶっ殺してやる。」と呟く。
翌日、その上司が遺体で発見された。
坪倉が取り調べを受ける。
やってないと主張するが、
刑事・白井は坪倉が犯人だと断定し、強引に自供させる。
坪倉の裁判を担当した駆け出し弁護士・黛真知子。
裁判では自供と器の包丁に指紋があったことが決め手になり、
坪倉には実刑が下る。
面会に行った黛。
坪倉は半ば諦めていたが、黛は必ず無実を証明すると言う。
黛は三木事務所へ戻り報告をすると、
この案件から手を引けと三木に言われる。
しかし黛は坪倉を放っておくことが出来ない。
すると三木の秘書・沢地に、
三木に処分される覚悟はあるかと聞かれ、
古美門という弁護士に会いに行くよう言われる。
個人事務所で悠々自適の生活をしているよう。
古美門は顧問弁護士をしている社長から、
かなりの額のお金をもらっているらしい。
早速、黛は古美門のところへ。
そこには先日電車でお年寄りに席を譲らなかった男が。
男の見解に言い返せなかった黛。
その男との最悪な再会だった。
古美門も黛のことを覚えていて追い返そうとする。
それでも黛は古美門に坪倉のことを説明する。
「金さえ払えば私が無罪にしてあげよう。
正義は金で買える。 金を持って来い!!」
古美門は弁護士費用3,000万円を要求。
その法外な値段にムカついた黛。
「誰があなたなんかに頼むもんですか!!」
三木事務所に戻り、沢地に古美門のことを聞く。
最低の人間だが最高の弁護士で、
古美門の無敗記録はまだ破られていないそう。
古美門の態度が目に留まり三木が雇ったようだ。
古美門は金になりそうな案件を引き受け、
やり方は強引で違法スレスレ。
三木の手に余り、3年前に事務所を追い出されたらしい。
仕事を干されても顧問料で
のうのうと生活している古美門が三木は気に入らないよう。
黛は再び古美門のところへ。
なんと3,000万円用意して来た!!
実家の畑を担保に借りたと言う。
黛と一緒に坪倉の接見に行く古美門。
けどそんな話に興味はないよう。
古美門は坪倉の美談を集め、
取り調べをした刑事の悪評を集めるよう黛に命令。
その話をマスコミに流し、世間の注目を集める。
そして事件の日の坪倉のアリバイを証明するため、
坪倉が言っていたコーヒーショップ店員に話を聞き、
証言するよう強引に説得をする。
裁判の日。
古美門の思惑通り順調に進んで行くが、
相手の弁護士・杉浦が新たな証言者を連れて来た。
現れたのは女子美大生で、
事件の日、坪倉が言っていたコーヒーショップでコーヒーを買い、
ずっと公園にいたと言う。
そしてそのことをブログにアップしていたのだった。
そのことで裁判が怪しくなった。
「僕、負けたぁ?」
叫ぶ古美門。
しかし今回のことは古美門の無敗記録を破るため、
裏で三木たちが動いていたよう。
黛も使い捨てに利用されたようだ。
必死に無実を訴える坪倉のお陰で、
法廷は休廷されることになった。
古美門が負けたショックを受けている間、
黛は女子大生ブログを必死に調べる。
そして突破口が見つかったと古美門に電話すると、
古美門も突破口を見つけたと。
再開された法廷で証言台に立つ女子美大生。
黛はブログを全て読ませてもらったと。
その中に、夜中にラーメンを食べたとあるが、
調べるとその日、店は定休日だったと言う。
同じように他の記載された日付けと記事の内容は、
必ずしも一致しないのではないかと。
故に、彼女のブログの日にちに信憑性はない。
古美門も坪倉が尋問を受けていた日、
庁舎の前にあるビルが立て替えのため
解体工事をしていたことを突き止めた。
刑事たちが証言していた
「取調べ中には物音ひとつしなかった」というのは有り得ないと。
証言台に立った白井。
白井の過去の検挙率は素晴らしかったけど、
最近では検挙率が下がっているため、
早く少しでも検挙率を上げておかないと思い、
坪倉を利用したのではないかと。
すると「あんたに何が分かる!!」と逆ギレ。
「俺には長年の経験がある!
最初からピンと来た。
目、見りゃ分かるんだよ!!」
そして、集まっていたマスコミの前に走って行く黛。
躓いて転び、起き上がって掲げた紙は『無罪』が逆さま。
勝った古美門は杉浦に作り笑いを浮かべて、
またゲームをしようと嫌味。
そんな古美門が面白くない三木。
自由の身になり出て来た坪倉は黛に感謝する。
それを睨むように見ていた白井。
白井が帰って行く後姿に、坪倉が呟く。
「次はお前をぶっ殺す。」
それを聞いて不安になる黛。
冗談だと言い帰って行く坪倉。
黛に声をかける古美門。
「怖くなったか?
自分は殺人犯を野に放ってしまったのではないかと。」
「先生は、彼がやったと思ってたんですか?」
「どっちでもいい。
やっていようがやっていまいが、
そんなのは私に関係ないし、なんの興味もない。
検察の証拠は不十分だった。
だから、彼は無罪になった。
それが法だ。
三木の元に帰りなさい。」
「でも・・・だとすると真実は?」
「自惚れるな。 我々は神ではない。
ただの弁護士だ。
真実が何かなんて、分かるはずがない。」
「だったら・・・私たちは何を信じればいいんですか?」
「自分で探せ!!」
黛は三木事務所を辞めた。
そしてお世話になった挨拶のため古美門のところへ。
すると、たった今事務所のスポンサーがいなくなったと
古美門のお世話をしている服部が教えてくれた。
黛はここで働いてやってもいいと言う。
そして3,000万円の借金の返済を、
給料から引く話でまとまった。
明日から出社することに。
黛は席を譲る話を蒸し返す。
例え結果がどうであれ、お年寄りに席を譲るか問うべきだった。
それで断られたとしても、暗黙のルールとされている手順を
踏むことそのものがマナーなんだと。
「反論、ありますか?」
「いや、合格だ。
・・・・・・・・・・あの場で言えていたらなぁ!!」
面白かったよ~ヽ(´▽`)/
堺さんのあのテンションとか変顔(笑)とか、
なかなか見れないものを見れた。
ガッキーも可愛かったし。
無敗記録がどこまで伸びるのか見物だわ。
ずっと負けないで欲しいけど。
しかし犯人誰よ!!
やっぱ坪倉だったのか?
気になってモヤモヤする~。
普段の人の良さ気な雰囲気が
嫌なヤツをお見事に演じてくれて、、
最大の収入源もなくなり
来週は地道な営業?(笑)
楽しみですね~。
それと
殺人者を野に放ったと言ってたから
犯人は坪倉に思いましたが。
ホントお見事でした!!
>来週は地道な営業?(笑)
古美門に出来るのか!?って感じです。
どう考えても出来なそうなんですが(笑)
>殺人者を野に放ったと言ってたから
犯人は坪倉に思いましたが。
なんか曖昧な言い方だったから、
どうなんだろうと思ったんですよね~。