アタシんちの男子 第８話

第８話　『節約で始まる恋！？』





トリックハート城に押しかける集金の人たち。

いつもは毎月決まった日に支払われていた。


「誰が！？」

「井上さ～～～～～ん！！」


井上さんは未だ修行中で帰らず・・・



６兄弟でサウナ。

そのままリビングへ。

母親１０カ条の“食事は家族揃ってリビングで”を実行。

しかし喧嘩をし始める。

翔が猛に飛ばされ千里とくっつく。

「何意識してんだよ！ またチューでもするつもりか？」と猛。



翔に電話がかかって来てリビングを出て行く。

明日までに８００万用意しなければならないらしい。

「ゆかりの園がなくなったら困るし。」と翔。

それを国土が聞いていた。

国土はこの前の千里とのキスのことで文句を言い来た。



「母親１０カ条 其の一、クリア。」

響子が写真を撮る。



国土はネットカフェに戻り、

翔が言っていた“ゆかりの園”を調べる。



ゆかりの園は児童養護施設だった。

国土は真島を連れてゆかりの園へ。

そこへ翔がやって来て、志村に取り敢えずと３０万を渡す。

ここがなくなったら子どもたちの居場所がなくなる・・・

明日の３時までになんとかすると翔。



家では手形を兄弟が押していた。

「母親１０カ条 其のニ、クリア。」

また響子が写真をパチリ。



「母親十カ条 其の三、家長を決めよ！」


猛は母親なんだから千里がやれと、

千里は、家長は男がなるもんだと、

猛が家長になったら全員特攻服に、

翔が家長になったら全員サテンスーツを着なきゃないらしい。

みんな家長の押し付け合い。


「家長になった人には１，０００万差し上げます！」と響子。

みんな立候補し出す。

しかしその１，０００万は城の維持費だった。

維持費は１４７０万円。

家長は４７０万円の節約をしなければならない。



翔がそのお金を貸してくれと頼むも、

みんなに却下されてしまう。



急に城が開かなくなって慌てる。

千里は響子に電話。

誤作動してロックされたんじゃないかと。

暫く待機するよう言われる。



待つ間、家長を決めようとする兄弟たち。

その時、今度は停電が起こる。

誰もブレーカーの位置が分からない。

ブレーカー探しをする兄弟たち。



千里は翔に「８００万の手切れ金って嘘でしょ。」と聞く。

翔は笑って誤魔化すも、８００万必要なのは本当だと。

天窓から満月が見えて見上げる２人。

自分が捨てられていた夜も満月だったと翔。

自分は捨て子で、２５年前、ゆかりの園の志村さんに

拾われて育ててもらったと。

そこの施設のためにお金がいるらしい。

猛も陰で聞いていた。


「そんなしけた面してんじゃねえよ。

襲っちまうぞ！」と千里に近付く翔が、

ハプニングでまたまたくっつく。

「ワザとじゃない。」

「分かってるよ。」

「なんか、あれだな。

お前とはこんなんばっかだな。

なんて言うか・・・ハプニング？」

「・・・ハプニング。」


意識しまくりの２人。



響子に電話する風。

今日はミラクルの重役会議だった。

本当は重役たちに今日は例の手紙をみてもらおうと

思っていたそうらしい。


「もしかして、妨害されちゃった？」



ブレーカーが見つかり、電源を入れると、

あるはずだった１，０００万のケースがない！！

お前が盗ったんだろと兄弟たち。

猛が翔を疑うも千里が、

「翔はあたしとずっと一緒にいた。」と証言。


そこへ「翔はやってねえよ」と、

風が国土を連れてやって来る。

国土は翔のためにやったそうで、

志村が近所の子を１０００円で

孤児のフリをさせていたのを目撃したらしい。

借金がある志村は翔を騙そうとしていると

事実を教えた。


「国土はお前が騙されて、

１，０００万もってかないように盗んだんだよ。」



そう言われても受け入れられない翔。

志村さんを助けたいからお金貸してくれと土下座。

みんな冷たいが、

千里は翔にお金の入ったケースを差し出し、

「持って行きなよ。」と。

みんな文句言っているが、

「うるさい！ 家長はあたし。

文句のあるヤツは出てけ！！」と。

そのお金持って、ちゃんと話して来なと千里。



翔は施設へ。

千里が陰から見ている。

志村が出て来て、子供たちはいないのか？と言う翔に、

まだ朝早いから寝ていると。

志村にお礼を言うしょう。

そしてお金を差し出し、

「このお金で施設守るんですよね？」と。

志村は「ああ。」と言い受け取る。


お金を持って中へ入ろうとする志村。

その時、警察がやって来て志村は逮捕される。


「どうして騙したんですか？

俺は信じてますから。」



トリックハート城に戻る翔と千里。

お金を使われなくて良かったと猛。

「悪かった。」と言い出て行く翔。


「なんであんな言い方するの？」と言う千里。

邪魔者がいなくなったから、

１，０００万の使い道を考えようと言う兄弟。



翔がゆかりの園へ行ってみると、

看板が外されて寂しそうにする翔。

行こうとするが、もう一度振り返ると、

ゆかりの園の新しい看板が。

翔が話しを聞くと、

寄付金が入って、また再開する事になったと。

ここから他へ移った子たちも

また戻って来ると聞いた翔。



翔が城に戻ると兄弟たちはリビングで七並べ。

「おい、施設に寄付って・・・」

寄付を言い出したのは千里だと教えられる。

「千里ちゃんなら外にいるよ。」と風。

それを聞いた翔は外へ飛び出す。



外へ行くと千里が空を見上げてる。

「星を見るのはタダだからさ。」

寄付金はみんなで決めたと。


「みんなが残したかったんだよ。

翔の大切な場所を。

あの志村って人、翔の言う通り、

悪い人じゃないと思う。

きっとしょうがなかったんじゃないかな。

きっといろんなことがかみ合わなくて

しょうがなくあんなことしちゃったんだよ。」


「サンキュ。」


自分の父親もしょうがなく

ギャンブルに手を出したのかな～と千里。


「甘いかな？」

「大甘だよ。」


翔は千里の肩に両手を回す。



サウナにいる兄弟たち。

その時、サウナのTVに時田が映る。


「今日は、みんなにお話したいことがあります。

ミラクル、私が貰っちゃいました～。」


そう言い、高笑いする時田。

唖然とする兄弟たち。



翔に手を回され戸惑う千里。


「これもハプニング？」

「いいや。」

「じゃあ、満月のせいだ。」

「今日は満月じゃねえよ。」


翔は千里を抱き締める。


その時、「おい、ちびっ子！！大変なことになってる。」と猛が。


千里が翔から離れる。

翔は千里にキス。


猛はそれを見ていた。




お～っと～。

とうとう翔までも！？

翔が一気に優と智を追い抜いた(笑)

千里も何気に意識してるしね。

この２人が一番何かありそうな感じ？



時田にはビックリ。

ミラクル貰ったって何？

ミラクルどうなっちゃうの？



響子はこの事態にどうするんだ？

時田とはきっと別行動だよね？



井上さん、まだ修行続けるのかな～。

早く戻って来てくれないと、支払い大変だよ(笑)



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