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What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

怖い話

2006年07月28日 19時14分35秒 | 日常
 中学生からの友人、Kちゃんは典型的AB型な女性で、ピアノと電子オルガンの講師をしています。彼女の家は高台にあって、そこへ行くには国道からぐるっと道路を廻らないとなりませんでした。ですが、国道からまっすぐ家の裏庭に続く近道があって、それには何故か急斜面にある小さい公園を通ります。細い石の階段を登るのですが、まったく霊感の無い私でさえ、どうも気分が暗くなるような公園でした。

 さて、彼女が小学生の頃のお話です。
今日のような雨降りで薄暗い夕方、学校の帰りいつものように近道の公園を通った彼女は、一人のおじさんが傘もささず、濡れたまま立っているのに気がつきました。不思議に思った彼女は「おじさん、なにしているの?」と声をかけたそうですが返事がなく、彼女は仕方がないなぁと思いながら、そのまま家に帰ったそうです。

 次の日、両親や警察が、おじさんの話を血相を変えて聞くのを不思議に思った彼女は、あとからそっとお母さんにわけを尋ねたそうです。

 「おじさんは、立っていたのではなくて、紐が体重の重みで伸びて、足が地面に着いていたんですって。つまり、自殺して木にぶら下がっていた人に、声をかけちゃったのよ!」

 お前、普通気がつくだろう!と心の中で絶叫しました(涙)だって私、その公園を2回も通ってしまっていたんですもの・・・。

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 高校の同級のRは、霊感がしっかりある人で「視える人」でした。
アパートの自分の部屋に居ると、なにげなくドアが開いて、亡くなったおばあさんが顔を出すんだそうです。すると「あ、しばらくお墓参りしてなかったけ!」と思うそうです。後日必ずお墓参りしたそうですが、結構たびたびあったらしいです(涙)

 結婚して、二児の母になった後も、薄まりましたが霊感はあるそうです。それよりも、息子に霊感が遺伝(?)したらしく、部屋の片隅の「見えないお友達」に話しかけたりするそうです・・・。

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 地元の遊園地や動物園がある山に「八木山橋」という、自殺の名所があります。
今年に入ってから、久しぶりに自殺された方が居たそうで、ちょっと話題になりました。何故かというと、自殺防止のネットが張り巡らされていて、それを乗り越えるのは、相当大変な作業だからです。

 問題は、その橋に「バス停」があるって事なんです。誰が乗り降りするっていうんでしょうか?(涙)

 確かに観光の目玉の青葉城祉に行くのに、うっかり歩いたりする観光客の方が時々おられて、橋の景観をバックに記念撮影されたりしてますから、そこを利用する方もおいでなんでしょう。でも、夜中にそこに止まるバスの運転手さんのお気持ち、お察し致します・・・・。

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 私が小学校高学年頃でしょうか、掛け軸に描かれた落ち武者の目が、開いたり閉じたりする霊現象がワイドショー中に放映されて、話題になりました。実際に見ましたが、確かに普段は閉じている目が開いていました(絵ですよ、絵!)

 同じように「髪が伸びるお菊人形」という霊現象も話題になっていました。小さい日本人形の髪がだんだん伸びて行くんですが、その日本人形とまったく同じモノが、家にあったんです(号泣)

 どれだけ怖かったか、お察し下さい~。祖母の部屋の箪笥の上にある人形を、なるべく見ないように早足で通り過ぎました。髪が伸びていないか、びくびくしながら横目で確認したものです。たぶん、今でもある筈なんですが・・・。

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 今年の一月に、その祖母が94歳で亡くなりました。
火葬やお葬式にと慌しく過ごしましたが、今時の「死に支度」って、全身をお清めした後に「パック」するんですよ!ひえぇー、と親族一同、おそらく生前一度もパックなどした事が無かった祖母が、ぴちぴちのお肌になるのを黙って見守りました(笑)

 祖母は、10年近く介護される毎日を過ごし最後は老衰で亡くなったので、悲しい気持ちよりも、これでどこへでも行けるし、どこも痛くないし、先に亡くなった祖父にも自由に会えるし、良かったなぁと思う気持ちが強くて、親族一やかな雰囲気で、祖母を見送りました。




 そもそも、まったく霊感が無く、霊現象を体験した事が無い私ですが、友人&知人に霊感の強い人が結構おります。心霊写真の体験者もいるのですが(右腕があるはずなのに、まったく写ってない写真なのです。しかも職場の同僚で、机の並びが左斜め揃いの三人が見事にそろって腕を怪我しましたが、その人は怪我をしませんでした)霊感が無くて、本当に良かったと心から思う小心者&怖がりです。
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私だけでしょうか?シリーズ・1

2006年07月28日 16時34分06秒 | 日常
○フランダースの犬

 「あの最終回を涙なくしては観れない」という方が多いですが、放映当時の私は、まさか主人公が死んで幸せになるとは思わず、きっと何とか生き延びて幸せになるものだと思っていたので、激しく憤りました。
それまでの世界名作劇場シリーズの中で、主人公が報われて終わるお話ばかりを観て来た子どもたちの中で、絶対に私のように感動よりも怒りを感じた人がいるはずです。

○アルプスの少女ハイジ

 「クララが立った」ばかりが、名場面集では放映されますが、それよりもハイジがおじいさんにチーズを作る仕事を、自分でやると言っておきながら、ペーターと遊びに行ってしまい、帰って来た時はすっかりこげた鍋をおじいさんが片付けているのを見て、激しく後悔して泣く場面や、ハイジが山に帰りたい気持ちとクララを想う気持ちに心が引き裂かれて、夢遊病になってしまい、デーデマンさんが嘆く場面とかの方が名場面だと思います。

○一休さん

 最終回の最後、まさか読経が響く中を、日輪を目指して一人旅立つとは思いませんでした。それまでのコミカルなお話や母上様を恋しがる話からは、予想出来なかったです。

○イデオン

 人間がコントロール出来ない、未知の力である”イデ”を廻って様々な人間の欲望が描かれる異色作でしたが、これまた登場人物がこぞって死んで(?)しまう最終回を観て「あァアニメって完全懲悪でなくても、愛と勇気だけが友達でない話でも良いんだ」と、知った一作でした。

○アンパンマン

 映画「勇気の花が開く時」のアンパンマンが、すっごい男気溢れる良い男なのをご存知ですか?私、初めて観た時に泣きました。あまりにも誠意溢れる彼の言葉や態度に、これをオダギリジョーや木村拓也や藤原竜也が演じても、絶対におかしくないと思ったものです。




 これは余談ですが、我が家ではジャムおじさんを「マッド・サイエンティスト・ジャム」と呼んでいます(笑)パン屋なのに、アンパンマン号を作ったり(しかも水陸両用だったり、空を飛ぶんですよ)「生きてるパン」を創ったり、絶対に変でしょう!チーズも改造されていると思うんです~。だって二足歩行は当たり前、アンパンマンの顔をナイスコントロールで投げたり、車の運転をしたりするんですよ~、有り得な~い。

 極めつけは、流れ星が宿って生まれたアンパンマンですが、頭が取り替えられても記憶が消去される事もなく、赤ちゃんから育って今の体になっているんです。そう考えていたら、これって「鋼の錬金術師」じゃん!と思いました。

お父様=ジャムおじさん
ホムルンクス=アンパンマンは大総統、メロンパンナちゃんがラスト

 怖っ!ばっちりですよ!

 そして同人で、二重人格なアンパンマンに翻弄されるバイキンマンのお話や、擬人化(!)してBLなお話、メロンパンナちゃんとロールパンナちゃんの百合なお話などなど、あったりするのをご存知ですか?さすがに同人誌は買いませんでしたが「クレヨンしんちゃん」の高校生バージョンの本は一冊持っています(爆)風間君をひまわりちゃんとしんちゃんが取り合ったり、ぼーちゃんとマサオ君がラブだったり大変面白いお話です。




 あー、だいぶ話がそれましたが(笑)
つらつら思い出す作品はまだまだありますので、シリーズ続くと思います。
コメント (2)
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