What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

月刊ガンガン8月号 鋼 感想

2006年07月16日 20時50分31秒 | 漫画
祝・連載5周年記念!という事で、全員プレゼントやら何らやのページが多いです(笑)

 さて今回はマスタング大佐に惚れ直す、あるいは惚れさす為のお話でした(笑)

 今までのお話の中でも、悲惨な過去として何度も語られた「侵攻」でしたが、ようやく、その全てが語られました。錬金術師を「兵器」と認識させた戦争は、ある者は復讐を、ある者は再生を誓って終幕しました。

 細かく語れば色々ありますが、スカーのお兄さんが「生きろ」と願って、錬金術を使う場面は、兄の弟への無垢な愛情をすごく感じました。弟からの愛情も、勿論素晴らしいのですが、なんと言うか「年長者の想い」が尊く感じられました。

 エドとアルの兄弟愛もそうですが、荒川さんは普遍の真実をあちこちに散りばめて描くので、架空の物語なのですが、心に訴える強い力があるんだと思います。

 ところで、今秋に増刊「ガンガン・カスタム」で荒川さんの新作が読めますよ!
「蒼天の蝙蝠」と言う題名と、少年(?)の顔のラフ画しか公開されていませんが、楽しみですね~♪
コメント
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