2025年03月22日 活断層

2025年03月22日 | 風の旅人日乗
今日の早朝コーヒーはここで



この松には源頼朝が愛でたという伝説があると幾つかのwebサイトで紹介されている

一般的な松の木の寿命は500年ほどらしい

ふーむ

木に詳しくない者には
900年もの年月を生き抜いた古木のようには見えない

ま 伝説だから この松についてはここまでで終わり

石碑と松の間の狭い隙間から
江の島が見えるポイントがあることを今朝発見した


しかし そんなことよりも

活断層の多い三浦半島の中でも一際大きなのが
この岩のすぐ南側を走って三が岡山の山裾へと続いている

怖いです

2025年3月21日 相模湾

2025年03月21日 | 風の旅人日乗

コーヒーを持って森戸神社の浜に出る

朝の富士山が霞むようになってきた


いよいよ春が近づいてきた


今日はシーボニアで終日仕事

作業している船の隣りに
木造艇とは思えないような
素晴らしい艇がやってきた

デザインとセンスの良さに
しばし見惚れてしまう



江の島を遥か遠くに見る磯で
少し遅い弁当を楽しむ

2025年3月18日 古代DNAと墓参り

2025年03月18日 | 風の旅人日乗
朝早く起きて
メールをいくつか送ったあとは
今日は完全休日

東京上野の国立科学博物館と浅草に眠る先輩のお墓参りに行く

国立科学博物館では
日本人のきた道
と題される特別展が開催されている

平日なのに上野の山は人だかり
国立科学博物館の特別展会場も想像していた以上の人 人 人
日本人であることに高い意識と興味を持っている人が多いことに
親近感と不思議な嬉しさを覚える

まずは
太平洋への人類拡散の
最新学説をチェック



かつて
アオテアロア(ニュージーランド)への
ポリネシア人の渡来は
1000年前だと本を読んで覚えていたのだが
最新の説では730年前くらいのことになっているらしい


タヒチからハワイに
のちにハワイ人になる人たちが渡って来たのは
かつては1100年前とされていたけど
今では その100前の
1200年前ということになっているようだ

新たな技術によって
発掘された古代人の骨や歯の中に残されたミトコンドリアDNAのゲノム情報を
非常に精密に解読できるようになり
歴史の年表はどんどん修正されていく

昔覚えたままの知識で次世代たちに尊大な態度で語っていては
その子たちにウソ八百を伝えることになる

自然破壊を伴ってしまった新石垣島空港建設だけど
その工事で 二万年以上前の貴重な旧石器時代の人骨が見つかって

琉球地方への人類の拡散の流れが明らかになっただけでなく
その骨のDNA解読から
その人骨の生前の顔や髪の毛の様子まで分かって
それが3Dプリンターによって再現されていた




上野駅前の
かつて古今亭志ん朝が通っていた蕎麦屋さんで一休みしたあと
そのまま歩いて田原町の大きなお寺の庭にある
ハワイでも日本でもお世話になった斎藤誠ちゃんの墓に行く


オアフ島のホクレアのホームポート近くで拾った溶岩に
ハワイやニュージーランドや沖縄や葉山で拾った貝をくっつけた置物を作り
墓前に置かせていただいている

ビールを一本ずつ飲みながら長い時間おしゃべり
今日も仕事や友人関係の悩みなんかを一方的にいろいろと相談

おかげで少し気が晴れた
明日からまた楽しくセーリング人生に邁進しよう


さっき食べたばかりなのに小腹が空いてきたけど
外国人だらけの今の浅草には行きたくなかったので
再び上野方面に歩いて
下谷神社近くの別の蕎麦屋さんで一休みしたあと
上野駅から葉山に帰る


2025年3月11日 小田原タンメン

2025年03月11日 | 風の旅人日乗
キャンプ場でゆっくりと午前中を過ごして



西湘バイパス入口の
小田原タンメンで
タンメン&餃子の幸せランチを食べて
葉山に帰る

さぁて
明日からまたセーリング仕事再開

2025年3月10日 キャンプ

2025年03月10日 | 風の旅人日乗
午前中セーリング仕事したあと
森の中にキャンプに行く


焚き火の炎を見ながら
考えごとを楽しむ






2025年3月8日 相模湾

2025年03月08日 | 風の旅人日乗
プライベートレッスンの前に
船底磨き






2025年3月7日 ヨットと蕎麦と鴨

2025年03月07日 | 風の旅人日乗
東京江東区の越中島の母校に預けている
ヨットの整備に
現役学生たちと時間を過ごす

そのあと
学生時代から通っている蕎麦屋さんで
美味しい鴨せいろを楽しみ

東西線に乗って
武蔵野の自然が残る恩賜公園まで足を伸ばして

さっき食べたばかりの鴨を見ながら
温かいコーヒーを楽しむ


ジャズでも聞こうと思って
街に戻り店の前まで行ったら


時間が合わなかったので
隣町まで歩いて
お気に入りのお蕎麦屋さんに行って
蕎麦焼酎いっきょうの
お湯割りを一杯いただいたあと
また鴨せいろで締めて
葉山に帰る

2025年3月6日 ダブルハンドセーリング

2025年03月06日 | 風の旅人日乗
ヨット専門誌Kaziの
試乗取材

ジャノー社のサンオデッセイの最新モデル
SunOdyssey350


ものすごくボリュームのある船体

そのおかげで船内は
一昔前のヨットとは比べることができないほど広くて快適だ

古い常識では
こんな形の船の性能は
とんでもなく悲惨なものだと言われていた

本当にそうなのか
輸入代理店の藤本さんとの二人乗りで
16〜18ノットの北風が吹く相模湾に
サンオデッセイ350を連れ出した

クルマの進化にも目を見張るものがあるが、ヨットの進化も負けてない

船体幅の広さは
スピード性能を損なうことがないまま
ヒール角を小さく押さえることに貢献し


船首部のボリュームは
不快な縦揺れを抑えることに貢献し
かつ
それによるボートスピードへの悪影響をも軽減する



常識を疑うことは
セーリングヨットという商品を開発するときにも大切なことなのだなと
学んだ


2025年3月5日 東京

2025年03月05日 | 風の旅人日乗
霧雨の降る葉山町内を
歩いて出発して東京港区に向かう

部活前半に9年生の卒部式

卒部証書を読み上げるのは
いつも苦手だ

このあとも関係は続くのに
お別れを言わされている気分になる

今日は巣立っていく9年生たちと
ゆっくり話すことができた

9年生たちから
うれしいカードも頂いた



彼らには
メールアドレスと携帯番号を伝えた

これからの長い人生を
目一杯充実させて
全力で楽しんでいけるよう願う





2025年3月1日 幸せだなぁ

2025年03月01日 | 風の旅人日乗
佐島マリーナに午前9時半到着

ずっと懸案だった
あるデイセーラーのクリアコーティング部の塗り直し案件

本日やっと迎えた着工日

海が凪ぎるタイミングを見計らって
そのデイセーラーを
木工ペイントの名匠が待つシーボニアマリーナへと海路一人で運ぶ


佐島マリーナからシーボニアマリーナに至るこの海は
かれこれ50年以上も 自分のセーリング修行の海であり続けた

尊敬する先輩方の何人かは
とても屈強な人たちだったのに
とてもあっけなくこの海に命を奪われた

人間が思う人間の屈強さなんて
海という大自然の前には信じ難いほど か弱い

そんな恐ろしい海を
とても高価なヨットを預かって
たった一人で渡る

その行為を仕事として請け負うことができる今の自分の幸せを思う

あの修行は
今の仕事でお客様の信用を頂けることに繋がったのかも知れないなと
尻込みしながら 恐る恐る 思う


シーボニアのクレーンで上架して

コーミングのチークを張り巡らせたパーツを
ことのほか簡単に外すことができて

想定していた時間よりもめちゃめちゃ早く
ペインティング工場へと運び込むことができた



シーボニアの一角では
(株)ファーストマリーンさんがプチ・ボートショーを開催していた

一番手前に浮かぶSun Oddysey350は細部の仕上げが特に秀逸だ

来週木曜日にはヨット専門月刊誌のKaziで
私のステアリング担当で
試乗取材する予定

楽しみだなぁ

幸せだなぁ