沖縄 3

2013年03月06日 | 風の旅人日乗
夜明けを待って、座間味島の尼真漁港に行き、



船底の水漏れ個所をチェック。



前日に比べるとだいぶ良くなっているみたいだけど。



このサバニくんを作った船大工さんに、
修理の方法を聞く必要ありかも。

自分たちで埋め木ができる箇所は、
自分たちでコーキングする。



北風が強く、このメンバーで沖に出ると
遭難しそうだったので、



漕ぎのイメージトレーニングを
港の中で。



みごとに、バラッ、バラ。



練習を繰り返すうちに、きっと


全員のタイミングが合うようになって
エークの動きが揃うようになる。



そうなったら、
みんなで力を合わせてサバ二を漕ぐことが



すごく楽しくなり、感動さえ覚えるようになる。
仲間のことを尊敬するようになる。

自分がこのチームにいることに
誇りを覚えるようになる。



それが何年先のことになるか分からないけど、
そうなるまでの過程を楽しみたい。




サバニ練習の休憩がてら、
クジラが見えないか、
みんなで見晴し台まで上ってみる。



この日は外洋は時化ていて、
白波の中の、どれがクジラの潮吹きなのか、
分からず。



古座間味浜まで行って、
サバニレースのスタートの様子を
みんなにイメージしてもらったあと、



高速船で那覇に戻り、
プロのシーカヤックガイドの大城敏さんに案内してもらって、
糸満のうみんちゅ工房へ。



糸満の船大工・大城清さんが造っているサバ二が、
この日は側板の曲げ工程に入る予定。

(続きます)