悲しい思い出の日。
午後の山ランから帰ってきて、
14時46分、
北の方向を向いて一人で黙祷。
昨日は東京・大崎で、
日本の海文化と、
日本の航海術と、
日本の海を通しての、
次世代の教育事業について、
3人のプロフェッショナルたちと
遅くまで語り合う。
ここのところ、
取って付けたような付け焼き刃で
海の教育を語るような奴らがいて、
そいつらの話は
浅くて、薄くて、覚悟もなくて、
笑止千万だが
昨日の彼らのような本物たちと語り合うのは、
しみじみと、楽しいことだった。
帰りは逗子行きの終電。
本日は、
風がうなり、海が鳴るのを聞きながら、
あちこちに
メールをしたり電話をしたりして、
仕事の仕込みに精を出し、
そして、
この件も同時進行で進める。
©Kazi Magazine
そんな時間の休憩に、
葉室麟の短編集を読む。
戦国時代に生きた武将の妻たちが主人公。
細川ガラシャの辞世の句に、感じ入る。
ちりぬべき
時知りてこそ世の中の
花も花なれ
人も人なれ
散るべき時は自らが決めなければならぬ、
それでこそ、
花であり、人なのだ。
というのが、登場人物に語らせる
小説家のこの句の解釈だが、
ジブンは、それに続けて、
次のことを思った。
散ることができるのは
花を咲かせた後のこと。
咲かない花は
散ることができない。
なので、おいジブン、
お前さん、まだ、散れないなあ。
いい歳して、辛いことだなあ。
ま、
花を咲かせることができるかどうか、
もうちょっと、頑張ってみますか。
午後の山ランから帰ってきて、
14時46分、
北の方向を向いて一人で黙祷。
昨日は東京・大崎で、
日本の海文化と、
日本の航海術と、
日本の海を通しての、
次世代の教育事業について、
3人のプロフェッショナルたちと
遅くまで語り合う。
ここのところ、
取って付けたような付け焼き刃で
海の教育を語るような奴らがいて、
そいつらの話は
浅くて、薄くて、覚悟もなくて、
笑止千万だが
昨日の彼らのような本物たちと語り合うのは、
しみじみと、楽しいことだった。
帰りは逗子行きの終電。
本日は、
風がうなり、海が鳴るのを聞きながら、
あちこちに
メールをしたり電話をしたりして、
仕事の仕込みに精を出し、
そして、
この件も同時進行で進める。
©Kazi Magazine
そんな時間の休憩に、
葉室麟の短編集を読む。
戦国時代に生きた武将の妻たちが主人公。
細川ガラシャの辞世の句に、感じ入る。
ちりぬべき
時知りてこそ世の中の
花も花なれ
人も人なれ
散るべき時は自らが決めなければならぬ、
それでこそ、
花であり、人なのだ。
というのが、登場人物に語らせる
小説家のこの句の解釈だが、
ジブンは、それに続けて、
次のことを思った。
散ることができるのは
花を咲かせた後のこと。
咲かない花は
散ることができない。
なので、おいジブン、
お前さん、まだ、散れないなあ。
いい歳して、辛いことだなあ。
ま、
花を咲かせることができるかどうか、
もうちょっと、頑張ってみますか。